見出し画像

UNITY アバター改変のすすめ テストの方法

 ツールのインポートがVCC経由になってから、ますますアバター改変が便利になってきたと感じるもーちです。

"Manage Packages" 

今回は、アバター改変力を簡単に上げる「テスト実行環境」についてのお話です。


前提 応答の速い環境

 まず、アバター改変力を上げるには、さまざまな知識を身につける前に、高速なPCを買うという荒技があります。演算にかける時間を減らすことで、もっと作業を増やしたり、考えたことがすぐ実行できるようになるため、それだけで作業効率がアップします
 この「時間の削減による改変力アップ」、物理的なマシンを替えられない場合、時間削減の便利ツールを入れるという方法によっても実現可能な場合があります。
 その最たるものが、アバターのテストするときにVRC本体を起動しなくてよくなる「エミュ」と呼ばれる機能です。

VCCのエミュレーター

 世の中には、おそらく、アバターを更新したときアップロード→VRCで確認というプロセスをとっている方がまだ多いと思われます。もちろん最終的にはそうするべき(一番確かな確認方法)ですが、アップロードしなくてもアバターの挙動を確認できる方法としてGestureManagerとAV3EmulatorがVCC経由で追加できます。これらはエミュです。エミュレーターという言葉に良くないイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、エミュというのは挙動を模倣して動作するものという意味の普通の言葉です(某ネット文化では以てなりきりのことをエミュといったりします)。

2つのツールはCuratedなので+ボタンから入れることができます(CommunityであるModularAvatar等はまず自分でVCCに登録する必要がある)。ただしGestureManagerとAV3Emulatorは同時に入れる意味がないです。無用なエラーを避けるためにもどちらかにしてください。機能的にはAV3Emulatorが高級版です。一応、意味はあり。

 なお最近おま環境でないことがわかったのですが、ModularAvatarとAV3Emulatorを同時に入れるとアップデートできない(アップロードされるかわりにプレハブが増える)エラーが発生する場合があるようです。

念のためバックアップを取ってください!

Assets\Example.cs(4,2): error CS0246: The type or namespace name 'InitializeOnLoadAttribute' could not be found (are you missing a using directive or an assembly reference?)

エラーメッセージの例

 もしこのようなエラーが出た場合、AV3Emulatorをアンインストールしてください。

AV3EmulatorはToolsタブからシーンごとにEnable(有効化)してください

これで実行中にするとAV3Emulatorが有効になります(使ってる画面を貼りたかった……)。

VCCのQuick Launcher


より実機に近い挙動をみたいときはQuick Launcherが利用できます

VCCのここから起動して


公式サイトより
https://vcc.docs.vrchat.com/tools/vrc-quick-launcher/

このコンソールウィンドウを開いてください。
詳しい説明はできませんがこういった開発用ツールが(VCCにはじめから!)用意されていることだけでも知っておいてください。アバター改変に役に立ちます。あまりにも陳腐すぎて言いたくないんですが「デキるひとはみんなつかってる」ある意味そういうものではないでしょうか。
 では、きょうは時間がないので簡単な紹介になりますがここで終わりです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?