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僕がそこにいることの価値を考える

この危機的状況をeffy系ギークハウスはどう切り抜けていくか。それだけじゃなく同時にめっちゃ面白い場にどう発展させていくか。

この連休中は、そのことで頭をフル回転していました。思索し続け、Zoomなどで人と議論し、Facebookのあちこちで投稿し、noteを書いていました。まあとにかくいろんな方々が素晴らしいヒントをくれました。本当にみんな優しいなと思います。ありがたいなと思います。その方々への感謝を忘れずに、今度は自分が感謝されるようなことをやっていきたいと思います。

やっぱり人が中心なんだな

結論から言うと、危機的状況を切り抜けるのも、面白い場にしていくのも「effyがそこにいること」が必須条件なんだと思いました。

2011年の頃はシェアハウスも珍しかったし、その上でテーマ特化型のシェアハウスとなると、かなり尖っていました。さらに日本一有名なニートであるphaという人物がやっているシェアハウスというブランドも強かったです。僕も妻子持ちでありながらも住人の一人として一緒に住んで、ご飯を食べて、いろんな実験をしてきて、取材とかあったりして若干ではあったけど注目も浴びていて、勉強会などのイベントを打てばすぐに住人の数を上回る人たちが集まってくれていました。とても楽しかった。

でも最近は、そううまくはいかなくなってきた。実はこれはコロナがどうとか関係ありません。今は状況がまったく違います。シェアハウスは当たり前だし、その競争の中でテーマを特化させることも当たり前。phaもギークハウスは抜けて一人暮らしを始めました。僕も今はギークハウスには住んでいなくて、住人からすれば普通の大家さんのような感じになってしまっている。契約による関係というか、ドライな感じになってきてますね。

2010年代後半は特に、ギークハウスはオープンソース的にどどーっと日本全国や世界に広がっていったのだけど、やっぱり当時のphaの存在は大きくて、本人の注目度はもちろん、書籍やテレビ取材とかでもなんだかんだ絡んでくれてたからギークハウスは大きく成長していたんだと改めて思います。

そんなphaがギークハウスやめたいま、ギークハウス単体ではうまくいかなってきたのか、他のグループとの統合とか、ギークハウスとは違うブランドの立ち上げとか、いろいろ変化が起きているのが最近の実情です。

そんなこともあり、少なくともeffy系ギークハウスではeffyがphaの代わりの立ち位置にいなければならないのだ、と感じています。なんかめっちゃ安く住ませてくれて、しかも水道光熱費やネットや設備まで面倒みてくれる大家さんじゃなくて、家族のように一緒にいて、一緒に楽しい時間を過ごしている人になりたいなと。

effy系ギークハウスの価値を、バーチャルに創る

じゃあ、僕がまたそこに住めば良いのかというと、まぁそれは一応の正解なのだろうけれど、それだとちょっと成長していない感があります。もっと知恵を使って先に進みたいなと。そんなことを考えていたわけです。

effy系ギークハウスの価値とは何か。それは「僕がそこにいること」の価値とは何か、とイコールなのだと思いますが、よく考えてみると、僕の周りに集まってくれる人々や、その結果発生するプロジェクトや、そういった何か新しいことが始まるワクワク感から醸成される雰囲気そのものだったのではないかと。

僕だけでは絶対どこかで行き詰まるはず。その周りにいるたくさんの人たちが、それぞれの個性を出しながら大きな価値を作っていて、それがワクワクする場の雰囲気を作り出していたんだなぁと思うわけです。だったらその価値を、リアルな僕がその場にいなくても作れる仕組みがあればいいはず。そう思って早速、その第一ステップではありますが、二つの企画をしてみました。

とは言っても、詳細はeffy系ギークハウスのグループメンバーのみに開示なので、ここではもやっとしたことしか書けませんが...

一つは、住人を対象とした5月限定のとあるキャンペーン。費用は持ち出しになっちゃうけれども。effy系ギークハウスの価値も、住人一人ひとりの価値も高まるキャンペーンです。6月も何かやるつもり。

もう一つは、もうシェアハウスは当たり前なので「これ、もはやシェアハウスとは言えないよね」ってところに向かっていくための足場を作るため、とあるプロジェクトを動かし始めました。いろいろ忙しくて止まっていたいろんなものを一つにくっつけて、ドバーッと動かすことになります。

こういった企画を通して「僕がそこにいること」の価値が、リアルに僕がそこにいなくてもバーチャルに作り出せないだろうか、という実験を開始しました。

そこに来たら(バーチャルに)effyがいますという状態にすると、また変わるかな。どんどん関わって欲しいです。そして、こういったことをスプリント形式にして、みんなが自分のペースで関わって、僕もそこにメンバーの一人としてコミットして、定期的にZoomなどで集まって議論し合って作り上げていく場、いろんな人がそれぞれの力を出せる場を作っていきますね。

詳細はeffy系ギークハウスのグループでどんどん書いていきます。誰でも入れるので、ぜひ見に来て欲しいし、一緒に議論できると嬉しいです。

【今日のトップ画像】グアムのソレダット砦から撮った夕暮れの海。きっとあの雲の下では物凄い嵐が吹いているのだろうけど、広い目で見ると何とも幻想的な素晴らしい景色が。今は厳しいけれど、もっと広い視野をもって、未来に希望を持って前進していきたいなと。


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