【泊まれる複合施設をつくる⑭】とうとう明日オープン! #ANSHINDO
こんにちは!EFC.incの志水 陽平、絹張蝦夷丸です!
みんなでつくるANSHINDOプロジェクトを始めるに至ったストーリーや現状を、赤裸々に綴っていくこのマガジン。
ANSHINDOプロジェクトとは、北海道上川町の中心市街地にある元薬局(安心堂)の空き店舗を活用して、1階をフロントと貸しテナント、2階をまちやど(宿泊施設)、3階をシェアオフィスへと整備して運営するプロジェクトとのこと。
前回までの記事はこちらです!
ここまでは、このプロジェクトの立ち上げの経緯、関わってくれる方々のご紹介、そしてクラウドファンディングに挑戦することなどについて書いてきました。
少し間が空いてしまいましたが、今回は【とうとう明日オープン!】ということでここまでの振り返りと心境を書いていきます!
みんなでやったらまじでできた
「やめた方がいい」と耳タコで言われたこのプロジェクト、やってみようと力を合わせて、できないことはお願いして、打合せと作業に約1年。
もちろん思った通りにいかなかったことは星の数ほどあるし、計画も変わりまくっています。
でも、でも!
みんなでやってみたら本当に泊まれる複合施設ができました!!泣
さかのぼること約1年前
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ダメ元で出した補助金の採択が決まってからプロジェクトがスタート。
またまたダメ元で、事業計画づくりを散歩者の小野さん、建物の設計をRebuilding center Japanの皆さんに、内装施工をyomogiyaさんにお願いしてみたところ、なんと引き受けていただけることに!
そこから作戦を立てつつ工事がどんどん進んでいきました。
なんというか、どんなことになるんだろうという希望と、戻れないな…という不安を抱えながら。
過程を振り返るだけで感慨深い…!
僕自身、工事中の合言葉の『みんなでつくるANSHINDO』のとおり、なんだか自分がやったぞー!って感じはなくて、たくさんの人と共にだからできた…!と、それぞれの人との時間を思い出して既にじわっときています。
共に身体を動かしてくれた方、知恵を貸してくれた方、応援や注目してくれた方、本当に本当にありがとうございます!
できたのは手段、その過程の中に
身体も頭もフル回転、いっぱい悩んで、支え合ってとうとう、とうとうオープンで、なんだかゴールテープを切るような感覚です。
でも僕たちがやりたいのは、『まちを照らす灯台のような、泊まれる複合施設をつくり、上川町に関わる人を増やす』こと。
泊まれる複合施設づくりは途中のゴールで(より良くし続けていくけど!)、ここからはそこを通して『上川町に関わる人を増やす』こと。そして“ここだからできる”と、その地域で挑戦する人が増えることを目指して運営をしていきます。
そういうと、ここまでが助走のような感じがしますが、ここまでの過程の中に大事なものがたくさん見つかったような気がしています。
建物や経営の仕組みを痛みを伴って知ったり、できなかったことができるようになったり、自分の弱さと向き合ったり、チームで動く難しさと強さを感じたり、応援してくれる人に心から勇気をもらったり、自分たちがやりたいことと暮らしを考えたり。
なんというか、ここまででも一生の思い出になっています。
そんなように、誰かにとって大事な『そこにあったもの』にすること。
理想と経済性を考えながら、この場を、このまちの人を通して思い出をたくさんの人に残していきたいです。
オープン後もうまくいってもそうでなくても、きっと不安は消えることはないだろうけど、負荷も良い糧にしながら積み重ねていきたい!
ひとまず。ここだからできたなあ。
明日6/22のオープニングイベントのお知らせ!
ANSHINDOオープンに伴うイベント『ローカルキャリアサミット』を開催します!
地方で働き暮らすこと、やってみれば楽しいし、やりがいも色んなところにある。
ただ、、、「やりたいこととはっきり言えるのか」「それで食っていけるのか」「いつまでやるのか」ぶっちゃけるといろんな悩みが隣り合わせ。
今回は、そんな共通の悩みをもっている方、自身の考えをもって先を走っている先輩、外から見た目線など。みんなで一緒に地方でのキャリア形成やコミュニティづくり、プロジェクトの起こし方や資金調達などを考え、学べるイベントです!
※今回で言う「キャリア」とは、出世への道という意味ではなく、自身の挑戦や成長と捉えています。
※トークセッション内容はイベントページをご確認ください
現地参加はもちろん、オンラインでの参加も大歓迎!(アーカイブも残ります)
ぜひご注目、ご参加くださいー!
そして、イベント問わず、ANSHINDOへ、上川町へ遊びにきてくださいね!!お待ちしておりますー!!!
Photo by Ryuhei Kinubari, Atsuya Tasaki, Seisyu Watanabe and more
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