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プロティアンへの葛藤

第26号(2021年10月27日)不動産×キャリコンの井上さんからバトンを受け取った堀川英介です。

ここ2年程、組織内キャリアに対する漠然とした不安と葛藤を抱えていましたが、書籍プロティアンを入口に戦略塾・研究会での対話を通じて、徐々に今やるべき答えが見つかった気がします。

今、僕は製薬会社で営業をしています。入社時は、大手飲料メーカーの製薬部門だったのが、分社・合併を経て、今の会社となりました。大手って、書くのは意味があります。私は、子供の頃から、両親に大きい会社入ったら安心だから、男だから家族を養わないといけない!という教育を受けていました。入社理由は、それを半ば叶える意味、いざとなったら辞めればいいかと思いもありながら決めました。大手であれば、安心!それはまさに組織内キャリアによるものでした。良くも悪くも親の考えって、子供に大きな影響を与えると思っています。私自身も親となり、注意をしないといけない点です!

安心と思っていた大手。しかし・・・2002年。父が早期退職制度に応募をしたとき、「こんなに会社につくしてきたのに・・・」 的な言葉を漏らしているのを聞きました。これまで言われてきた事との引っ掛かりもありましたが、時は流れ仕事を続けていました。しかし、2年前に同業の友人が早期退職をしたとき、涙を浮かべながら「頑張ってきたのに・・・」とまた同じ言葉が・・・何かやばいぞ~という警報が心に響き渡りました。
*父はその後、経験を活かし転職。72歳の今でも現役で仕事をしています。最近、もらった言葉は「仕事を愛すれば、見えてくるのものがある。」実は、一番近いプロティアン的な人かなと思っています。

僕のキャリアは、製薬会社16年目、営業のみ!転職経験なし!今は任せてくれることも多く、やりがいを感じることができるので満足。あと・・・住宅ローンも抱えているので、簡単に飛び出すこともできない。家族を養いたい(今の生活を維持する)というのは、変わらない僕の大事な柱。何か資格として活かせるものがあるかと調べた結果、いきついたキャリコン。そこからプロティアンに出逢い、今に至っています。でも上記のキャリア故に、僕はプロティアンなのか?プロティアンを語る資格はあるのか?と悶々としていました。

その解となったのが、展職という言葉。管理人をしているプロピの広場でインタビューをした時に教えてもらいました。
なんか凄く楽になりました。大袈裟かもしれないけど、社会関係資本がもたらしてくれた産物です。そういえば、転職をすることがプロティアンじゃない!とタナケン先生にも言われました。転職は手段の1つ。その先で何をするかが重要と理解をしています。

今は中間管理職。プロティアンだけにプロティアン・マネジメントを意識し、ビジネス資本蓄積。興味のあることを見つけ、戦略的に勉強し、しなやかに対応する事が私なりのプロティアン。

興味のあること(将来やりたいこと)・・・製薬会社勤務、妻も医療関係ということもあり、医療・介護系のキャリア支援に関わることができるといいなと思いつつ、これを書いていると、教育が子供に与える影響の大きさから、子供へのキャリア教育にも興味が湧いています。欲張りです・・・

800字程度と言われていたのに、気づけば1500字。ホーリーさんごめんなさい!プロティアンな皆様、引き続き宜しくお願いします。この1年の出会いに驚きと共に、感謝をしています。

次号は優しい笑顔が素敵な五十嵐智美さんにバトンを渡します。五十嵐さん、宜しくお願いします。


#プロティアン #プロティアン研究会

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