巨大数講座#5 スタインハウス・モーザーの多角形表記

予備知識
巨大数講座1 矢印表記|柄 (note.com)

今回も始まりです。

スタインハウスという人とモーザーという人が作った多角形表記です。
この記事では、便宜的にa角形の中のbという事をm(a,b)という配列で表します。

まず三角形の中の数の場合です。
m(3,b)=b↑b
つまりbの累乗です。

続いて四角形の場合です。
m(4,b)=m(3,m(3,m(…,m(3,b)…)
     ↑b重

a角形はa-1角形がb重に重なった数です。

ここで、5角形の中の2をメガとし、メガ角形の中の2をモーザー数と定義します。

m(3,b)はb↑bです。
m(4,b)はb↑↑bと近似出来ます。
このように、m(a,b)はb↑…↑bと近似出来ます。
           ↑a-2個の↑
これを使って、3↑↑↑↑↑2をメガ(両端を2で挟むと4になってしまう為、左端は3で代用)、3↑…↑2をモーザー数と近似出来ます。
     ↑メガ個の↑

これで終了です。

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