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百想は一見にしからず?

3月の終わりに久しぶりに
芝の家に行きました。
インターンをしていた時は、
ほぼ毎日通うという週もあって
遊びに来る小学生とは10歳の年の差をも感じない友人になっていたので
久しぶりにみんなに会えるのは楽しみでした。部屋に入れば大声で、名前を呼んで駆け寄ってくれるのがなんだか可愛くて泣けました。
久しぶりぃの会話もすっとんで
ねえ、鬼ごっこしない?って誘って来きました。私、鬼ごっこはお断りしてるんで。といつもの決まり文句でお断り。笑
ふぅーん、と駄々をこねることもなく部屋の角でゲームをする中学生をチラッとみて、「ねぇねぇ、鬼ごっこやる人〜」と男子を誘い始めました。
「あれ遠山だよ」他の子に耳打ちされて、あ、聞いたことある。前言った好きな子か。
なんだよ、そっちが本命。笑

みんなの日常が変わらず流れていることになんだか嬉しかったです。
仲の良かった子達はこの春、中学生に。
部活動にはいれば、放課後も忙しくなってきっとフラッと私がここにきても会えなくなるかもしれないなと少し寂しかったからです。

さて、私が今日訪れたのは
夜からレコードコンサートが開かれるから。町会長さんがレコードコレクターで、テーマに沿ってレコードをかけ、みんなで聴こうというもの。レコードをかけている間は、照明を消してその雰囲気に浸ります。近所のご夫婦がワインを持ち寄って聴いていたり。いつもは芝の家に来ないようなかたもいらっしゃっていました。
昼間に遊んだ小学生も誘って、私はドリンク販売のお手伝い。

お客さんは年配の方が多い中、若い夫婦?カップルが1組いらっしゃりました。缶ビールを2つ買って、地域のコミュニティで開かれている場で2人でレコードを聴く、なんかいいなあ。

将来、働き始めてもどこかで自分の好きなこと音楽でも絵でもなんでもに寄り添って、日々を過ごしたいなとぼんやり想像していた私。目の前の仕事とか自分の日程にめいっぱいになるんじゃなくて、周りの世界で起きていることにも、足を踏み入れられたらなと思っていた私。
その2人はまさしく、私のその想像の実体だったのかもしれません。

そして、みんなの日常をつくり、みんなの日常を色付ける芝の家ってやっぱりステキ。

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