受験から学校選択まで。選択肢が広がる今こそ、一人一人に寄り添っていきたい
Edu.torチューターとしてご活躍中の神戸鉄郎さんに、お話を伺いました。
一人一人の成長を支援したい
チューターになったきっかけは？
Edu.torの代表と、大学時代のサークルの先輩・後輩の関係です。元々、一人一人の成長を支援したいという思いがあり、その思いを国際的な教育について考えていた坪井さんと達成したいと思い、Edu.torに執行役員として参加させていただくことになりました。
チューターは、塾講師・教員としてのキャリアが活かせたらと思い、始めました。
塾講師として子供と接していく中で、特に心がけていたこと、気をつけていたことはありますか？
塾講師は、大学在学中に始めました。7年間で、小学３年生から中学３年生までの、中学と高校の受験を教えました。
心がけていたことは、生徒さんの発達段階によって接し方を変えることです。高校受験を控えた中学生とは、本人と話す機会を多くするように心がけていました。中学受験を控えた小学生については、自分からやりたいと思って受験に挑戦している子は多くありません。親御さん、生徒さんと一緒に頑張るという協力体制を築くために、子どもに寄り添って、親御さんと仲良くなることを心がけていました。
帰国子女入試は、受験校を決め、傾向を把握する
帰国子女入試の受験生をご担当されたことはありますか？
帰国生入試については、渋谷教育学園渋谷、同・幕張（渋渋、渋幕）、広尾学園、国際基督教大学高等学校、などの受験生をみた経験があります。
帰国入試と言っても、学校によって内容は違います。どの学校を受けたいか早めに決めて、過去問題集を見ると良いと思います。例えば、広尾学園は、エッセイが特殊です。帰国入試ということで、ざっくり英語ができれば良いということではなく、各学校の対策をしなくてはなりません。それぞれ行きたい学校が、どのような出題傾向なのか把握して、早めに対策する必要があります。
小学校教員としてのご経験もあります。小学校教員になったきっかけは何ですか？
就職活動の際には人材会社を目指していました。人材紹介をして、人の成長を支援したいという思いからです。でも、成長を支援する機会が少なかったため友人に相談しましたところ、子どもや保護者が好きなのなら、学校の先生が良いのではと提案され、腑に落ちました。
教育において、勉強が全てだとは思っていません。小中高という選択肢の中で、あらゆる面で支援・観察できる小学校を選びました。
他人と比べない、子どもと向き合う時間を増やす
塾と小学校、教える上で心がけていたことや気をつけていたことに違いはありますか？
塾と小学校の違いは明白です。塾は、志望校合格を第一にしています。一方の小学校は、ゴール・目標が見つけにくいという特徴があります。個々人と話す機会を増やして、ふとした瞬間も評価できる先生になるべく、観察・遊びなどを重視しました。また、親への声がけを大切に、小さいことでも連絡帳に書くなど、細かに子どもを見るようにしていました。
特に小学生の教育を考える上で、親として気をつけるべきことはありますか？
まず、他人と比べないことです。小学生は、発達段階により成長の仕方は様々です。例えば、小学３年生では体育の技能が低くても、その後の発達により得意になることもあります。刹那的に評価するのではなくて、長い目で見ることが大切です。
また、子どもと向き合う時間を増やすことも大切です。小学校教員としても、現在子どもが産まれて父親として子育てしながらも、余力を持って接することが一番大事だと思います。忙しくて時間が限られている毎日の中で、子どもにきちんと向き合って接してあげられる時間を作ることが大切です。
教育の悩みは、一人で抱え込まない
子どもの教育、特に受験について悩みがある親は、どのように情報収集するのが良いですか？
一人で抱え込まないことです。塾講師として、わからない・困ったことがあれば、些細なことでも電話をください、話に来てくださいと親御さんに言っていました。情報がありふれていて、正しい情報と判断するのが難しいです。例えば塾の先生のような、第3者的な存在が大切です。
個別相談を、チャンネルを増やすきっかけに
最後に、個別相談検討中の方へメッセージをお願いします
一人で考えすぎないことが大切です。家庭ごとに大切にしたい柱、考え方があると思いますが、それでも選択に悩む時があります。チューターを介して、チャンネルを増やすきっかけになれば良いです。
Edu.torでは、ご相談をお待ちしております。
今回インタビューしたチューターのプロフィールはこちら！
https://edutor-tutor.com/tutors/45
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