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海外大を目指す、帰国子女の挑戦

Edu.torチューターとしてご活躍中のMayukoさんに、お話を伺いました。

チューターになったきっかけは?

私自身、帰国子女が多い高校で、一般生として英語で苦労しました。次世代の娘には、英語が自由に操れるようになってほしいと思っていました。海外在住経験とインターナショナルスクールでの教育など、バイリンガル育児についての経験を多くの方の役に立てたいと思います。

帰国子女の中学受験


帰国子女として中学受験をされたそうですね。

娘が小学校1年の時にシンガポールから帰国しました。中学受験でも、早期帰国者になります。一般生として4科目を受験するよりも、得意な英語で受験した方が本人のためだと思い、かなり前からリサーチをしました。

シンガポールのクリスマス


苦労したことはありますか?

色々な条件があることです。例えば「帰国子女」の定義。国立は帰国後3年以内、私立が学校によりますが、娘は小1での帰国のため受験時には帰国から5年経過しており、帰国子女枠対象外の学校も多くありました。

しかし、私立の中には、早期帰国者の受け入れをしている学校、他にも海外経験がなくても英検準1級以上やそれに相応する英語力を持っていれば受験資格となるなど、様々な受け入れ方があります。その調査を早めにすることが、お子さんの勉強の方向性を決めるのには大切です。

苦労したことは、受け入れ条件の探し方です。学校ウェブサイトには書いていないけれど、学校説明会でお話しされている学校もありました。ネットワークを駆使して、情報を持っている人に頼りました。

海外大学


いまは海外大学への準備はされているそうですね?

はい、よりグローバルな経験をしてほしいと考え、海外大学への進学へ向けて動いています。

具体的には、勉強よりも課外活動での準備がメインです。

英語については、TOEFL、SATはスコアの有効期限があるので、中学3年生の娘にはまだ早いと思います。また、学校では帰国生取り出し英語クラスがあるため、学校以外の勉強は特にしていません。

ただ、中学3年生は英語圏の高校1年生。受験時に課外活動が書けます。娘は、TEDのイベントに登壇したり、海外発IT系の活動に参加したりしています。

TEDでスピーチする娘さん

注意点はありますか?

大学選びの際はランキングや知名度から脱却することです。知名度の高い学校は、年々、合格率も下がっています。知名度が高くても学問の分野や方法論が子どもに合っていなければミスマッチになります。また、ノンネイティブですので、受け入れ態勢が整っているかも重視すると良いと思います。

インターナショナルスクール


インターナショナルスクールでの経験を教えてください。

娘は、4歳から小学1年の夏まで、シンガポールでインターに通いました。小1で帰国後は、これからアカデミックな英語を学ぶ年齢だと思い、帰国後もインターに通わせ、放課後に塾で日本語を強化しました。

日本に住んでいれば、日本語はある程度身につけることができますが、英語圏の学年相応の英語を保つことは難しいです。やらせて良かったと思います。

インターでは日本人のアイデンティティも身につく


最後に、個別相談検討中の方へメッセージをお願いします

親や子どもの状況は千差万別ですが、色々な人の意見を聞くことで突破口が見つかると思います。小さなことでも相談していただきたいです。


Edu.torでは、ご相談をお待ちしております。

今回インタビューしたチューターのプロフィールはこちら!

https://edutor-tutor.com/tutors/16

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