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4am friend

夜中、重い気持ちで目が覚める。
主だった悩みがなくても、なんだか胸に重くのしかかることがある。
解決策が見つからないことがある。
誰かに相談したい。ただ聞いてほしい。
ーー誰に?

■あなたの友人づくりはどのタイプ?

友達は広く多くのタイプですか?
それとも深く少なくのタイプ?
そのミックスかもしれないし、本当に信頼できる友達がいるのだろうかと悩んいるかもしれない。
いや、いなくてもいいや、という人もいるかも。
でも、やっぱり、ふと人に聞いてほしいことがある。そしてできれば、自分のことをよく分かってくれている人に。

■4am friendはいますか?

明け方4時に急に電話して気持ちを打ち明けられる相手、それを”4am friend”と呼ぶそうだ。
友達が何人いるか、親友が何人いるかを競うより、この4am friendがいることがその人の人生の幸福度や生きていこうと思える力になる。

そんなことを最近ハマっているaudio podcastで聞いて、
「自分はどうだろう?」
とふと考えてみた。

本当にそんな友人関係を自分は気づけてきたのだろうか。

この4am friendは、別にたくさんいる必要はないそうだ。
1人でもいい。
でもそうした関係を築けているかが、あなたの心を支えてくれると。

■友人たちに再び会う

ここ数年仕事や子育てで手も頭も一杯で、友人の誘いを色々断ってきた。
いわゆる”付き合いの悪いやつ”になっていた。
そして、それでも仕方ないと思っていたし、無理をするつもりもなかった。
なぜなら、そこに私でなければ、そして今でなければダメな我が子達がいたから。私もそうして時間を体力を使うことを大事にしていたから。

しかし、今回ふと時間ができたので、ゆっくりと会いたいと思う友達に会ったり、話したりという機会をもってみた。
別に「あなたは私の4am friendですか?」と確認するつもりであったのではない。

でも、少しずつ友人たちに会ううちに、
やっぱり長い関係の中で4am friendsのような人たちが
こまめに会わなくても私を支えてきてくれたことをじわじわと感じた。
あ、私達はどうでもいいことで笑える。
ちょっとした悩みでも本音で話せる。
100%開示する必要はない。
でも嘘も誇張もない。

器用にマメに連絡をとることができていなかった私でも、
彼女たちがいて本当に救われた、と改めて感謝し
ともに過ごす時間が楽しい友人たちがいてくれた。

4am friend。
本当に朝4時に電話することはないかもしれない。
きっと寝てるだろうし、電話に気づかないだろう。
そして、私も4amにかかってきたらもちろん答えてあげたいけど
気づかないかもしれないし、寝ぼけてるかもしれない。
それでも、私達は4am friendsになれるんだと改めて温かい気持ちに気づけた。

これからの教育や子育てはどんどん可能性がひろがっていく!ワクワクする新しい考え方を、フリーエディター&ライターのみどりが日々の取材などからつぶやきます。