10年経っても、片思いしているかのように。
夫とは、もう出会って10年。結婚して9年。
愛は7年で冷めるとか言われるらしいけど
ますます好きだと思う。
「なんか最近、片思いしている気分なんだよね〜」と言ったら
なにひとりで惚気てんの?って言われたけど
でもそうなんだな。
それにはひとつ理由があって
わたしのなかで
嫌いになったり、
いやなところっていうところがなくなったというか減ったからだ。
パートナーに見るいやなところは、親との間とかこれまで生きてきた中でできあがったフィルターというかねじ曲がった見方みたいなもので
それがあると、相手の言動に「反応」して、むかっ腹が立ったり
寂しくなったり、悲しくなったりする。
でもそのフィルターができた根っこをあれやこれやとさぐっていくと
自分がフィルターをかけてみるようになった、ということが理解されるという感じ。
そのフィルターをいったん外したところから見てみたときに
ほんとうに感じていたことや
ほんとうに求めていたことがわかってくる。
まあ、ごちゃごちゃした話はどうでもいいんだけど
夫という結婚制度のなかで選んで一緒にいる唯一無二の相手が
一番好きな人っていうのは
うれしくってしあわせなことで
それはいつからでも始められる。
わたしの人生半分以上相当ひどかったけど
それでもあきらめなくってよかったっていま思うよ。
本当に。
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