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【立憲民主党の提案】 withコロナからzeroコロナへ

 国内での感染封じ込めに概ね成功し、経済も順調に回復しているニュージーランドや台湾では、「感染防止と経済の両立」を目指すのではなく、まずは徹底的な感染の封じ込めに取り組みました。市中にウイルスが蔓延する中で経済を回していく「withコロナ」ではなく、市中から感染者をなくしてしまう、いわば「zeroコロナ」を目指し、成果をあげているのです。一時的には強力なロックダウン措置をとった多くの欧米諸国でも、そして日本でも、感染拡大の繰り返しに苦しんでいるのは、十分に感染者を減らさないうちに対応を緩めたからです。
 幸い日本は、両国と同様の島国で、水際対策を取りやすい環境にあります。人口や経済規模には違いがありますが、これらの成功例を参考に、「withコロナ」から、「zeroコロナ」を目指す方向へと転換することを提案します。

 まずは徹底した感染の封じ込めに取り組み、その間は、十分な補償と給付で支える。できるだけ早く感染を封じ込めた後に、いつでも封じ込めができる体制を維持しつつ、旅行でも会食でもイベントでも、制約なく安心して再開する。このことで、結果的に経済を最も早く立ち直らせることにつながります。これこそが、取るべき基本戦略だと思います。
 合わせて、政府は、緊急事態宣言について、ステージ3、新規感染者数500人にまで下がれば解除すると言っていますが、これでは、また感染が拡大に向かい、経済にもより深刻な打撃を与えかねず、見直すべきです。

zeroコロナのための3つのプラン

こうした基本戦略の下、立憲民主党は、具体的な施策の三本柱として、以下を可及的速やかに進めるべきと考えます。

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 第一に、命を守る砦である医療の崩壊、壊滅を、最優先で食い止め、充実させることに最優先で取り組みます。医療機関や従事者に対する支援を万全にし、病床の確保を急ぎます。
 第二に、感染の広がりを防ぎ、封じ込めることを徹底します。無症状の方を含めた感染者の早期把握と確実な隔離を進め、間違っても第四波を招くことがないよう抑え込みます。
 第三に、感染を徹底して封じ込めるまでの間、倒産や廃業を防ぐ補償と、誰一人取り残すことがない生活支援で、暮らしと経済を守ります

具体的な提案は以下の通りです。

1. 医療を守る

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2. 感染拡大を防ぐ

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3. 事業と暮らしを支援する

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