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ノババックスワクチンを打って来た

今までコロナワクチンは打ってこなかった。私は子供の頃から高熱が出やすい体質で、人生で原因不明の高熱が続いて入院するという経験を3回している。そのため、高熱が出るかもしれないというチャレンジ(=ワクチン接種)をする勇気はとても持てなかった。

一方、夫はマイナンバーカードを導入時にすぐ作るようなタイプで、すでに3回目の接種を終了している。

ここまでワクチンを打たずに来たのに、なぜ今さらという感じもしなくもないが、ノババックスワクチンを打とうと思った理由はふたつある。

一つ目は今月から1年4か月ぶりに外で仕事をすることになり、感染リスクが増えるのを懸念したこと。二つ目は以前発熱相談センターに電話したときのやり取りを思い出したこと。

実は今年の1月に私は高熱を出してしまった。前日に英検を受けたので、その疲れかな、会場がかなり換気をしていて寒かったから風邪をひいたかなと思っていた。

結局薬を飲まずに半日程度で熱は下がったのだが、念のために発熱相談センターに電話をした。状況を説明すると「ワクチンは打っているんですよね。」と、打っているのが常識と言わんばかりの声。それにめげずに「打ってません。」と答えると、向こうから「え!」という驚いた声が帰って来た。「え!」というたった一文字の言葉に、「ワクチン打ってないの?信じられない!」という心の声が聞こえた。

そうか、もしワクチンを打っていなくてコロナに感染した場合、医療従事者の方からはこういうふうに思われるのか。私は非国民でも反ワクでもない、ただの副反応ビビリなだけなのに。

だから、高熱の副反応が少ないノババックスのワクチンの接種開始、というニュースを見たときは早々に打っておこうと思った。至極まっとうに生きているつもりなのに、ワクチンを打っていないだけで非難されるのは心外だ。

2回の接種は無事終了。副反応はほとんどなく、腕に多少の違和感があった程度。

「あ~、ワクチン2回接種が済んでよかった。」に続くのは、「これでコロナ重症化が防げる。」ではなく、「万が一コロナにかかっても『ワクチン打ってます!』と堂々と言える。」だ。

次の接種は6か月後。コロナが収束してワクチン打たなくてOK、マスクしないでOKになってたらいいのになあ。

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