「月刊ニュータイプ」11月号
「ニュータイプ」最新号を読みました。巻頭特集は「ファイブスター物語」。同時発売の第16巻収録エピソードのあらすじや見どころが紹介されています。20代女性編集者のかたによる「推し」語りも掲載されていたり、近年の「ニュータイプ」の「ファイブスター物語」の特集や付録には、作品への入り口を広げよう、そのおもしろさを若いひとをはじめ多くのひとへ伝えたい、という意識をつよく感じます。
読み始めた10代のころから数えて30年以上、もはやごく自然にそこにあるものとして、頭の中にはこの作品のための知識の貯蔵庫や思考のサーキットが組まれている感覚さえあって。その蓄積をもとに読んでいるので、セリフの中にしれっと入ってくる謎めかしにも、あぁこれは5年前に設定集で匂わせていたあの件ね、みたいにサクッと対処することもできるのですが、ひとつの状況を説明するにも、編集者やライターのかたがたが、けっこうな文字数のキャプションをつけているのをみるにつけ、やはり読み進めてゆくのが大変な作品なのだなと気づかされます。そしてその第16巻、それからここ数ヶ月の物語の各場面の解説には、ものすごく力が入っていて。その見事な交通整理ぶりに「ファイブスター物語」第16巻をこれまでとちがう観点から見つめ直すこともできました。その感想はまた別の話であらためて。
よく当たる占いでは、「愛情運」に巨乳キャラが吉、と書いてあります。えぇと、「かげきしょうじょ!!」の運動会でのさらささんのごとく、その役になりきってみよということなのでしょうか。そうですね…あぁん今日も肩が凝ってしまうわね、うっふん。だめです、うまくいきません。そうやって自分では想像できないような生きかたをしているひとの思いに寄り添うことで、より深い愛を育てよということなのですね、エル・レイメドゥーサ先生。先生のおっしゃることはやっぱりすごいです。今月は巨乳キャラとしての役作りを頑張ってゆきたいと思いま…って、アレっ「ウィーク・ポイント」には「だまされやすいこと。少しは疑うことを覚える方が吉。」とあるけれど、一体なんのことなのでしょう、、、
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