Midjourneyで抽象画＆現代アートを創造する：秘訣とテクニック

こんにちは！　アンジンです！

Midjourneyの進化は目覚ましく（今は6.1）特に人物描写の美しさは目を見張るものがあります。しかし、その能力は人物画だけにとどまりません。今回は、Midjourneyの高度な画像生成能力を活かして、抽象画の世界を探求してみましょう。

この記事では、私が実際に使っている抽象画作成のプロンプト作成方法を紹介します。もちろん、これはあくまで一例です。もし、他にも素晴らしいプロンプト作成方法があれば、ぜひ教えてください！

美しい人物画を生み出すMidjourneyの技術を、抽象画という新たなキャンバスに展開することで、一体どんな世界が生まれるのでしょうか？プリント・オン・デマンドで外貨獲得を目指す方も、そうでない方も、ぜひ一緒にこの創造の旅に出かけましょう。

この記事では、オリジナリティ溢れる抽象画を作成するためのステップバイステップガイドと、ChatGPTを活用した高度なテクニックをご紹介します。

1. インスピレーションの源泉：現代アーティストを探求する

まず、インスピレーションの源泉を見つけるために、ChatGPTを使って現代アーティストや作家をリサーチしましょう。特定の作家や彼らの作品スタイルについて掘り下げることであなたの創造性を刺激し、独自の表現を見つけるための道しるべとなります。

なお、Ideogramではこの方法は使えません。推定理由はありますがここでは省きます。

プロンプトのコツは

2. 独自性を追求するプロンプトのコツ２つ：「好きなワード + 作家名 style」 / 「in the style inspired by 作家名」

現代作家さんのスタイルを少しだけお借りします。

最初ん現代作家さんをChatGPTに答えてもらいます。
注意点は、プロンプトを作成する際にオリジナリティを確保するために（パクリにならないように！）
「好きなワード + 作家名 style」という形式を試してみましょう。
例えば、「自然 + 作家名 style」のようにすることで、インスピレーションを得た作品をベースにしながらも、あなた自身の創造性が加味された作品が生まれます。

• 好きなキーワード（色とかモノとか感情、思想）, 作家名 style

まずこれだけで出力してみるだけでも面白いと思います。

適宜「地平線」とか「夜空」などのワードも相性が良いです。

ただ、あまりに似てしまうのも著作権問題に関わりますので、おすすめのプロンプトは

1. In the style inspired by 作家名

2. –stylize 0~500　をプロンプトの後につける

1は、作家のテイストを取り入れることを意味します。
2は、–stylize というMidjourneyのパラメーターでプロンプト忠実度合いを示します。
0~1000が範囲で 1000が最も忠実。0~300とかで面白いのができてくる感じですが、個人的には --stylize 50　とか良く使います。色々試してみてください。

現代作家の例

1. 草間彌生 (Yayoi Kusama):

   • 特徴的なドットパターンと大胆な色使いが有名。

   • ポップアートやインスタレーション作品が多く、視覚的にインパクトがあります。

2. 杉浦康平 (Kohei Sugiura):

   • グラフィックデザインとタイポグラフィの融合が特徴。

   • 幾何学的なデザインとカラフルなパターンが目立ちます。

3. 村上隆 (Takashi Murakami):

   • 「スーパーフラット」スタイルで知られるポップアーティスト

   • カラフルでフラットなキャラクターやパターンが多い。

4. 奈良美智 (Yoshitomo Nara):

   • シンプルでかわいらしいキャラクターが特徴。

   • 少しシュールでエモーショナルな要素を持つイラストレーション。

5. エッシャー (M.C. Escher):

   • 錯視や数学的なパターン、無限のループなどの要素が特徴。

   • 幾何学的で複雑なデザインが視覚的に魅力的。

6. ローレル・バーチ（(Laurel Burch）

   • アメリカの著名なアーティスト、デザイナー、ビジネスウーマンでした。

   • 鮮やかでカラフルなアート作品で知られ、特にファンタジーの動物や神話的な存在を描いたデザインが特徴的です。

   • 作品は希望や明るさ、善意を伝えることを目指しています。

1. yellow,white,blue, kusama yayoi style --no text

2.yellow,white,blue, kohei sugiura style --no tex

3.yellow,white,blue, takashi murakami style --no text

4.yellow,white,blue, yoshitomo nara style --no text

5.yellow,white,blue, M.C. Escher style --no text

6.yellow,white,blue, Laurel Burch style --no text

7.yellow,white,blue, Jean-Michel Basquiat style --no text

1-100. バンクシー編

yello, red, gray Banksy style --no text

yellow, red, gray Banksy style --stylize 20 --no text

cat In the style inspired by Banksy --no text

ちょっとバンクシーは癖が強すぎて　似てきちゃってるのもありますのでこの辺は適宜　--stylize 50とかで調整してください！

3. ChatGPTにプロンプト作成を依頼する

プロンプト作成に自信がない場合は、ChatGPTに相談してみましょう。あなたが描きたいイメージやスタイルを伝えることで、最適なプロンプトを提案してくれます。これにより、あなたの抽象的なビジョンを具体的な形にすることができます。

単純にMidjourney用のプロンプトを作ってください。で良いです。

4. 上級編：ChatGPTのGPTを活用する

さらに高度な抽象画を作成したい場合は、ChatGPTのGPTを活用してみましょう。おすすめのMidjourney用のGPTは
ロMidjourneyロ -- MJ Prompt Generator (V6)
https://chatgpt.com/g/g-tc0eHXdgb-romidjourneyro-mj-prompt-generator-v6

5. 上級編：理想の色や画像を言語化する

もう一つの上級テクニックとして、理想とする色味や画像をChatGPTにアップロードし、それを言語化してもらう方法があります。例えば、好きな抽象画の画像をアップロードしその特徴やカラーパレットを言葉で表現してもらいましょう。その言語化された情報を基にMidjourney用のプロンプトを作成することで、あなたのイメージにより近い抽象画を生成することができます。

私はマーブルの大理石のようなネイルの画像をアップして言語化してといって言語化。それをMidjourney用のプロンプトにしてと伝えました。
それで出来たのがこちらの画像。

ときに意味不明な文字が入ります。
--no text 　とやるしかないのですが、どうしても入ってしまいます。

絶対に文字が出ないようにする方法ご存じの方いらっしゃったら教えてください。お願いします。🙏

これをRunwayでプロンプト無しで動画にするとこんな感じです。

Midjourneyの得意なところとRunwayの得意をあわせた感じはこんな感じ。アファメーションコンテンツは素敵なものができる感じ。RunwayはプロンプトなしでOKDEATH！ pic.twitter.com/s7f6r34X0J

— アンジン@生成AI + EC （Flatsome) (@ecsamuraigold) August 18, 2024

これらのコツとテクニックを活用してMidjourneyであなただけの抽象芸術の世界を創造しましょう！

あなたの内なるアーティストが目覚めるかも！

私は絶望的にアートセンスの無いので、皆さんならもっと素敵なものが出来ます！是非ツイッター（エックス）から教えてください！

あと今月の28日になにか発表できるようにしようと思っています。本当にまだ何も決めていないのですが予告です。

最後までお読みいただき有難うございました！