“銀座の不動産王”に判決 10億円脱税 無罪主張

“銀座の不動産王”に判決 10億円脱税 無罪主張

#名古屋探偵の独り言
このおじさんが4年の実刑判決ならば
もし、ゴーンが脱税していたら一体何年打たれるのだろうか。
少なくとも10年は下らないだろう!

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10億円を超える巨額脱税の罪に問われている「銀座の不動産王」。
初公判から5年、実刑判決が言い渡された。
「丸源ビル」オーナー・川本源司郎被告(86)は、「(やっと判決になったが?)やっとじゃなくて、弁護士さんがダラダラしてた」と話した。
「銀座の不動産王」と呼ばれた人物に、ついにその時が。
川本源司郎被告は、「(今まで無罪を主張していたが今は?)うん、一緒です。脱税じゃない」と話した。
逮捕から、およそ5年半。
判決が下された。
実刑判決を言い渡されたのは、丸源ビルオーナー・川本源司郎被告(86)。
2009年からの3年間で、35億4,000万円の所得を隠し、およそ10億6,000万円を脱税した、法人税法違反の罪に問われてきた。
銀座を歩けば、現在も「丸源」のマークの入ったビルが目につき、一時は、総資産が1,300億円を超えるなどして、ついた名前が「銀座の不動産王」。
日本に限らず、海外でも多くの不動産を手がけてきた。
ハワイ・オアフ島の中で、最も高級な住宅街・カハラ地区の20カ所以上に、土地や建物を所有。
2013年当時、フジテレビの取材に対して、川本被告は「(ハワイに来ている理由は?)そんなことはあなたに言うわけない」、「(税務上の...?)そんなこと今は関係ない。(指摘を受けたりしてない?)何を言ってるの、ハハハ」などと、脱税について否定していたが、2013年に逮捕・起訴された。
その後、5億円もの保釈金を支払い、保釈された川本被告。
無実の主張は変わらなかった。
川本被告は2013年3月、「脱税する必要ないでしょ、これだけ持った者が。ずっと言ってるのは、節税はいいけど、脱税はするもんじゃない」と話し、2013年6月、「全部でたらめの作り話です。(税額が...?)税額って、脱税してないんですよ!」、「意気込みはもう、『無罪です』って言うだけです」などと話していた。
しかし、その主張はほとんど認められず、20日に言い渡されたのは、懲役4年と罰金2億4,000万円という、執行猶予もない実刑判決だった。
それにしても、いったいなぜ、判決までおよそ5年半もの時間がかかってしまったのか。
フジテレビ報道局・平松秀敏社会部デスクは「事件化され、起訴されたあと裁判が始まるんですが、裁判が始まったあとも、何度も何度も弁護団を交代してる。弁護団を変える、また1から始まる、また弁護団を変える、1から始まるの繰り返しで、裁判が進まず、5年以上たってしまった」と話した。
判決の中で、東京地裁は、川本被告に対し、「したい放題に売り上げなどを操作して、納税義務をないがしろにした」と、決算書上の利益を不正に減少させたなどと、手口の悪質性を指摘した。
判決前には、余裕の笑みを見せていた川本被告。
今後に向けては、フジテレビ報道局・平松社会部デスクは、「もともと無罪主張ですから、控訴して、今度は裁判の舞台を東京高裁に移して、検察側との戦いが続くという感じになると思う。また高裁に行って、弁護団を入れ替えたりすると、さらに時間がかかる可能性がある」と話した。
判決後、川本被告は、新たに保釈保証金7億5,000万円を払い、保釈が認められた。

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