【テック】Braveブラウザのしくみ

2020年12月29日 19:52

https://note.com/econovelist_jp/n/n09f1e0dfde88

このnoteの続編です

https://www.wsj.com/articles/brave-raises-4-5-million-to-fuel-growth-of-ad-blocking-browser-1470060544

ブレイブソフトウェアは月曜日、広告ブロック、プライバシー中心のウェブブラウザの成長を支援するために450万ドルを調達したことを発表しました。同社の昨年の総資金調達額は700万ドルに達しました。

昨年発売されたBraveは、広告を剥ぎ取り、トラッキングデバイスをブロックすることでページの読み込み時間を高速化するウェブブラウザだ。

Braveの創設者ブレンダン・アイヒ氏によると、以前はMozillaで最高技術責任者と最高経営責任者を務めていたが、Braveは広告戦争をしているわけでも、オンラインパブリッシャー【WEBコンテンツを作る人】の収益源を意図的に損なっているわけでもないという。むしろ、Braveは、ユーザーがウェブ上を移動する際にユーザーを追跡し、ユーザーの知らないところでユーザーを追跡する企業の海を断ち切りたいと考えている。

アイヒ氏は、業界ではしばしば「サードパーティ」と呼ばれるトラッキング企業の行動が、消費者とオンラインパブリッシャーの両方を傷つけていると考えています。"このサードパーティのエコシステムは手に負えません。寄生しています。"出版社は余分な収益のために[トラッキング]が必要だと思っていますが、実際には収益は減っています。このデータはすべて共有されており、大規模な裁定取引が行われており、裁定者以外には何の利益もありません」と述べています。

このコメントがのっている記事は、2016年のものですが、実際にサードパーティー情報は、制限がかかってきています。

米グーグルは14日、外部の企業が個人ユーザーのネット閲覧履歴などを把握する仕組みを2022年までに制限すると公表した。個人データの乱用への懸念が高まり、各国も規制を強めた。米アップルなどが同様の取り組みで先行したが、ネット検索の最大手もかじを切る。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54437490V10C20A1MM8000

ブレイブによると、デスクトップブラウザの現在のバージョンでは、オンラインでユーザーを追跡する広告やその他のコンテンツを削除することで、ウェブブラウジングを最大60%高速化することができます。また、モバイル版のブラウザでは、ブラウジングを最大300%高速化できると同社は述べています。

読み込みの高速化についても言及しています。