20210430決算

気になったポイント

https://corporate.exxonmobil.com/-/media/Global/Files/investor-relations/quarterly-earnings/presentation-materials/2021-presentation-materials/earnings-presentation-1q.pdf


Winter storm impacted all businesses; rapid recovery minimized impact

寒波に対して、エクソンは何とか持ちこたえたようですが、少なからずダメージを受けました。


今後の見通し

・上流部門

政府が発表した抑制策は1Q21と同様に実施
ガス需要の季節変動や定期修理の増加により、数量が減少
英領北海の売却は、規制当局および第三者の承認を得た上で、年央近くに完了する見込み

・下流部門

景気回復に伴う継続的な需要の改善

・化学部門

需給バランスの逼迫が続き、業界のメンテナンスが増加

・全体

デレバレッジ(債務圧縮??)の継続的な推進

・これまでの良かった点

- 構造改革により、迅速な対応と大幅な改善の基盤ができた
- 組織のインターフェースが少なくなり、意思決定のスピードと質が向上
- 単一のプロジェクト組織により、ポートフォリオを最適化し、価値を高めながらペースを上げることができた
- 実質的なコスト削減とオペレーショナル・パフォーマンスの向上
- 市場をより明確に見通すことができ、損益計算書の説明責任が強化された
- バランスのとれた支出削減とレバレッジにより、配当の維持とハイリターンの投資を促進
- 技術を進歩させ、大規模な排出削減を可能にする低炭素ソリューションを設立
- 回復を念頭に置いた投資とメンテナンスのペース
- アップサイドを維持しつつ、短期的な削減を達成
- 最適なブレークポイントで効率的にプロジェクトを一時停止した

・市況について

-需要の回復に伴い、原油・天然ガス市場が改善
- 化学製品のマージンは、業界の供給が逼迫していることと、世界的な出荷量の制限により低下
- ダウンストリームのマージンは、北米が牽引し、歴史的な低水準から改善
- 欧州ではジェット機需要の低迷と回復の遅れが続く
- ディーゼルとガソリンの需要は、2021年末までにパンデミック前の水準に戻ると予測




開発力がすごいです。1バレル35ドルになっても、大部分の油田で10%以上のリターンが出る。

そして、2025年に向けて多くのキャッシュフローを生む。



以上です。

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