見出し画像

初心者向け実践FX講座2021.8(3)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース:2021年8月20日 緊急事態宣言を7自治体に追加発令

https://corona.go.jp/emergency/

政府は8/20から茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、京都府、兵庫県、福岡県にも緊急事態宣言を発令することを決定しました。
すでに宣言中となっている地域も追加発令の地域の終了に合わせて9/12まで宣言延長となります。

東京の緊急事態宣言は延長前の時点で今年8月までの70.8%が緊急事態宣言下。
https://www.j-cast.com/2021/07/16416399.html
今回の宣言延長でその割合は更に上がることになります。

緊急と言うよりすでに日常になり、宣言の効果も怪しい今議論されているのは、新型コロナウイルスの感染症法の扱いを季節性インフルエンザ並の5類に引き下げるかどうかということ。
メリットとしては指定病院以外の病院でも治療を受けられるようになるため、病床の逼迫が改善が見込めます。
デメリットは隔離効果がうすまることと、治療に自費負担が生じてしまうこと。

しかし、どちらにしてもさらにワクチンの接種が進まなければ引き下げは難しいとの見方が強いです。
ゼロコロナが難しくなった以上、日常を生活を取り戻すためのあらたな目標はwithコロナで5類へ引き下げても大丈夫なくらいワクチンが行き渡ることかもしれません。

FXコラム:ユーロ圏のワクチン事情とユーロ円の動き

ユーロ圏では、6月下旬以降、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加に転じています。
6月末時点で12,428人であった新規感染者数の7日間平均は、7月28日時点では69,274人に増加。
背景に、デルタ株の感染拡大があります。
主要17ヵ国の新規感染者数に占めるデルタ株感染者の割合は、直近では6割弱となっています。

一方、25日時点でのユーロ圏全体の「1回はワクチンの接種を受けた人」の比率の平均は59%に達しています。ワクチン接種の進展を受け、イタリア以外の主要国では、行動制限措置の緩和が続いています。このため、経済の早期回復期待が、ユーロ相場の支援材料となっている構図は今のところ不変であると考えられています。

7月のその他の各国の為替相場の詳しいチャートはこちらの記事を参考にしてみてくださいね
→続くデルタ株の脅威で経済交代の懸念が影響した2021年7月世界各国の為替相場
https://wp.me/paAhJs-SY

FXの基礎知識:トレンド状況・目標値・目標の到達時間が把握可能なペンタゴンチャート

チャート上に正五角形を描画するペンタゴンチャートは、値動きの方向やサポート&レジスタンスの役目をもち、相場分析に大いに役立ちます。
ペンタゴンチャートの正五角形は、対角線を含めた各辺の比率が「1:0.618」の黄金分割比で構成されており、描画されたペンタゴンチャートに導かれ、到達時間と変動価格の予測が可能になります。

ペンタゴンチャートには6つの特徴があります。

①相場が対角線に沿って動き、各点に引き寄せられる。
②各点に到達できないと、それまでと逆の値動きをする。
③各点の位置する時間帯に相場の変化が起こりやすい。
④各辺はサポレジラインとして機能する。
⑤時間の逆行は起きない。
⑥中心点の上(下)を通過すれば、下(上)にはペンタゴンは追加されない

この特徴を元にペンタゴンチャートを描くことになりますが、ペンタゴンチャートの描画は、始点や期間の取り方で形や大きさが変わり、あってはならない時間の逆行が生まれたりと、熟練も必要です。
自分で引くのが難しい場合はFX会社のインジケーターを使うのもおすすめ。
ペンタゴンチャートが装備されているFX会社をチェックしてみましょう。

詳しいチャートでの活かし方は記事内でも実際のチャート図を元に解説していますので参考にしてくださいね。

→正五角形の魔術ペンタゴンチャートで値動きを読み取る
https://wp.me/paAhJs-MP

FX用語解説:順張り(じゅんばり)

相場が上昇している時に買い、下落している時に売る相場のトレンドの流れに沿った取引手法です。
たとえば、 1ドル100円から102円になった時、このトレンドは続くと予測し、ドルを買うことが順張りです。
相場が上昇している時に売り、下落している時に買う「逆張り」とあわせて覚えておきましょう。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね!
→FX用語集
https://apple.co/2JMLHPI

→ウェブ版はこちら
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー:Q.スワップポイントってなに?

FXで取り扱っている各国の通貨にはそれぞれ金利が発生しています。
トレードを行う通貨間の金利差を日毎に割って調整した金額のことを「スワップポイント(金利差調整額)」といいます。
額としては僅かなものですが、ポジションを保有するだけで毎日受け取れるので、高金利通貨を狙ったスワップポイントで利益を得るスワップトレードも人気です。

ただし、スワップポイントはプラスになるだけでなくマイナスになってしまう可能性もあること、プラスであったとしてもスワップの利益よりも通貨自体の損益のマイナスの方が大きくなってしまうこともありますので注意が必要です。

来週の注目経済イベント

8月23日(月) 米 製造業PMI・中古住宅販売件数、欧 製造業・サービス業PMI、英 製造業・サービス業PMI
8月24日(火) 米 新築住宅販売件数
8月26日(木) 米 GDP(改定値)
8月27日(金) 米 個人所得・支出・PCEデフレーター

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です!
→FXニュース速報まとめ
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

お盆休みもあっという間に終わってしまいましたね。
今年もまだ日常の夏休みは送れずもどかしい思いをした人も多いのではないでしょうか。

ワクチンの接種率は日に日に上がり、全体の50%以上になる日も目前になってきました。
ワクチン頼みでしかない現状は辛いところですが、後少し感染対策を万全にして生活していきましょう!

FX白熱教室メルマガでは読者の皆様からの質問も募集しております。
当メルマガで取り上げて欲しいFXの疑問がありましたらぜひ公式LINEアカウント
https://bit.ly/2P83u0U
へメッセージくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?