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初心者向け実践FX講座2022.6(1)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース:2022年6月1日 海外からの新規入国者数や条件緩和

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220601/k10013652011000.html

新型コロナの水際対策として制限しておこなっていた外国人の新規入国の制限が、6月1日に1日あたりの入国者数の上限を2万人に引き上げられました。
上限の引き上げは、3月1日に5000人、14日に7000人、そして4月10日には1万人と、段階的に行われてきましたが、およそ2ヶ月ぶりに倍の人数の入国まで緩和が行われました。
また、合わせて入国時の検疫措置も緩和され、国や地域のリスクに応じて入国時の検査や自宅などでの待機措置も免除されました。
リスクの低い地域からは、添乗員付きのツアー限定で観光客の受け入れも再開されています。
観光客の受け入れはおよそ2年ぶり。
低迷していたインバウンド業界も今後はようやく持ち直しに向けて動き出すことができます。
政府は今後も感染状況を見極めながらさらなる制限緩和も検討しているとのことなので、円安相場が追い風となるうちに観光業界が再び活発になることが期待されています。

FXコラム:日本の経済対策に対する政府の認識は?

開催中の国会での衆議院予算委員会。
物価高騰対策についても質問が上がりました。
政府の取り組みが不十分だと指摘する野党に対して、岸田総理大臣は「欧米諸国では物価の上昇率が7%から8%と言われる中、日本は2%台を維持しており、対策には効果がある」と反論しました。
また、消費税の減税は考えていないということも改めて明言しています。

今回の答弁では現状維持の姿勢が強いものとなりましたが、国会での総理の発言によっては相場にも影響を与えることもあるので、国会、特に予算委員会にも注目しておきましょう。

FXの基礎知識:売買サインの早い「ウィリアムズパーセントレンジ」はダマシに注意!

ウィリアムズパーセントレンジ(Williams' Percent Range:ウィリアムズ%R)とは、アメリカのラリー・ウィリアムズが考案したオシレーター系のインジケータです。

ウィリアムズ%Rの特徴は値動きへの反応が非常に早いことです。
チャートのレートに先行して売買サインが現れるシーンも多いです。
買われ過ぎ・売られ過ぎを表す指標のウィリアムズ%Rとストキャスティクスを比較検証したところ、ウィリアムズ%Rの方が、売買サインの表示が早いことがわかりました。

ただ、早すぎるが故に小さな値動きにも敏感に反応し、ダマシにも遭いやすいので注意しないとなりません。
ダマシへの対処方法の一つがMACDを使い細かなノイズ変動を回避する方法です。

詳しい使い方はこちらの記事を御覧ください。

ストキャスティクスとの検証結果もありますのでぜひ使い方をチェックしてトレードに活用してみてくださいね。
→いち早く値動きへの反応がわかるウィリアムズパーセントレンジの使い方とダマシ回避の方法
https://wp.me/paAhJs-Fb

FX用語解説:ファンダメンタルズ分析  

経済の基礎的条件と言う意味で、為替相場を動かすファクターとなるものをファンダメンタルズと言います。
国の経済状況や物価や金利、雇用情勢などがそれに該当します。
そして、これらの要因をもとに、今後の相場の割安、割高感を予測することをファンダメンタルズ分析と言います。
また、他の分析手法として、テクニカル分析があり、こちらもFXで成功するには欠かせない手法となります。
トレードの際はどちらも重要になってきますので、チェックしておきましょう。  

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね!
→FX用語集 
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら 
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー:Q.FXだけで生計をたてるにはどうしたらいいですか?

FXはハイリスクハイリターンの投資のため、基本的には余剰資金で行うことをおすすめしています。
そのうえで、プロのトレーダーとしてFXだけで生活するにはある程度の資金も必要となってきます。
レバレッジがあると言っても、元手がないと大きな利益を得ることはできません。
まずは失っても生活できるくらいの資金を準備してその資金をできるだけ増やすことを考え、資金が潤沢になってきたら、徐々に副業から専業にシフトしていくと、日常を破綻させずに専業トレーダーを目指すことができます。

来週の注目経済イベント

6月7日(火) 米 貿易収支、独 製造業受注、豪 RBA理事会

6月8日(水) 欧 GDP(確報値)、日 GDP(2次速報)、独 鉱工業生産
6月9日(木) 欧 ECB理事会
6月10日(金) 米 消費者物価指数・ミシガン大消費者信頼感指数

FXや経済に関わるニュースをいち早く知るにはニュースアプリが便利です!
→FXニュース速報まとめ 
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

6月になって気になるのが梅雨入りの時期ですね。
日本気象協会は今年の梅雨入りは、九州~関東では平年より遅く、北陸、東北はほぼ平年並みと予想しています。
また、梅雨入り前から夏日を記録することも多かった今年の気温は、梅雨明け後はさらに高い日が続く予想となっており、猛暑となる見通しです。
ステイホームが続き、夏の暑さを忘れかけている身体には厳しい夏になりそうです。
熱中症対策をしっかりとって、楽しく夏がすごせるといいですね!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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