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「東北にリノベーションの選択肢を広めていく」百田 和弘|社員インタビュー #01

こんにちは、ECOLA noteです。
エコラで働くメンバーを紹介する社員インタビュー。1人目は常務取締役の百田和弘です!

百田 和弘 Kazuhiro Momota
株式会社エコラ 常務取締役。一級建築士・一級建築施工管理技士。2007年にエコラへ入社。代表的な事例に仙台銀行本店ビルがある。

-なぜエコラに入社しようと思ったのですか?

大学を卒業後、設計会社やゼネコンで商業店舗の設計や新築の分譲・賃貸マンション、教育施設などの施工管理をしていました。あるとき、この仕事をこのまま続けていくとこうなるだろうな、と将来の自分が見えてきてしまったんですよね。たしかに技術は学べるけれど、自分の想像しているみたいとは少し違うなと思うところがありました。そんなとき社長と話す機会があって、「そんなのを続けていても面白くないから僕と一緒にやろうよ」と誘ってもらったことがきっかけで入社を決めました。エコラが設立して3、4年ほど経ったくらいのタイミングかな。


-エコラではどんなお仕事をされていますか?

建築に関わる一連の流れにすべて関わっています。いただいたお仕事の計画を提案するところから、施工管理をしお客様へ物件を滞りなく引き渡すまでの仕事です。あとは、会社の大きい案件になるべく入って、現場で誰が適任か判断することもあります。理由は、初めに私が軸となり大まかな流れを作った方が社員は進めやすいと思うから。
色々なお話をいただくので、少しでも多くの時間を作れるよう無駄をなくす努力をしています。私たちの業界でよくあるのは、日中現場をまわって、夕方事務所に戻ってからメールを返信したり、見積もりを作成したりするパターン。昼間のうちに確認できることを済ませれば、夕方効率よく事務処理ができます。一つ一つ機転を利かせて時間を短縮させていますね。 


- リノベーション業界に対する想いを教えてください。

東北地方でもっとリノベーションを認知させたいですね。首都圏では中古の不動産を購入してリノベーションというのが住まいづくりの選択肢の一つにあるけれど、仙台といえばまだまだ新築住宅の市場が主流です。新しいものを好む人や、中古に抵抗を持っている人が多いのだと思います。実際、今の段階では新築の方が中古よりも安全という面もあります。でもそのような方には、リノベーションを通じてライフスタイルに合った住空間を作り、暮らしの満足度が高められる感覚を味わっていただきたいです。もちろん、すでに完成しているものに順応して住まう選択肢があってもよいと思います。でも自分でオーダーしたものに住み続けると、より愛着が湧くというリノベーションの良さはぜひ体感してほしいですね。
あとは昨今のコロナ禍の影響により自宅で過ごす時間が増え、趣味やリモートワークのために自分だけの空間が欲しいという思う機会が増えたと思います。そんな時、リノベーションという手法を使えば1つの部屋に別々の空間を作ることができ、今後の社会にもマッチングしてくるのではないかなと考えています。


- 仕事をする上で大切にしていることはありますか?

「信頼」と「プロ意識」の2つを大切にしています。信頼については、お客様はもちろん、業者や会社にも関わることなので常々意識をして仕事しています。プロ意識については、何時もベストを尽くすという意味です。機能性や意匠性を踏まえて計画を作ったり、最善の状態で現場を収めたりすることを考えますね。デザインのアイデアは、お客様から相談を受けたら色々な選択肢を提案できるよう勉強をしています。自分が興味を持っているから、さまざま調べたりできるのだと思います。


- 今後の目標を教えてください。

東北地方で一棟リノベーション事業をもっとやっていくことかな。うちが運営するBlankのような、賃貸マンション・ホテル・事務所・カフェ・イベントスペースが1つの建物内に存在している施設って地方では少ないから、そのビジネスモデルを一棟ビルのオーナー様にお伝えして広めていきたいですね。仙台でいえば、長期保有を考えて建替えを選ぶオーナー様が多い印象なので、SDGsの観点からもリノベーションを提案したいと思います。


- 休日はどう過ごしていますか?

最近は家族と買い物に行ったり食事行ったりすることが多いです。あとはジムに行って筋トレをするかな。春先から秋にかけてはサーフィンもします。朝早く起きて海までの道のりを走るのも楽しいですからね。

取材・撮影 仙台市大町 Blank


エコラでは共に東北のリノベーション業界を盛り上げるメンバーを募集しています!

“リノベーションという手法を通じて、無くしてはならないものを未来へ残し、新しい価値を、新しい暮らしを生み出していく。東北に変化を生み出していく。”
この想いに共感してくださる方とお仕事ができますように。

詳しい採用情報は下記をご確認ください。

(文:土場 愛莉紗 写真:はまだ あつみ)