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ぷかぷか天国(2020)

小川糸さんのエッセイ最新作。
2月に出たばかりホヤホヤ。
「ライオンのおやつ」と「ツバキ文具店」を読んでからマイブームが来てる。
次はツバキ文具店の続編に進むか、エッセイを遡っていくかどっちにしようかなあ。

(ちなみに小川糸さんは通って来たつもりだったけど、「博士の愛した数式」「猫を抱いて象と泳ぐ」いずれも小川洋子さんの作品でした。めっちゃ勘違いしてた(笑))

◎家族について

人となりを全く知らないまま、ふと読み始めたので「ゆりね...?ペンギン...??」と最初戸惑ったけれど、パートナーであるペンギンと溺愛犬ゆりねとの暮らしの様子は、本当に読んでいて癒される。仕事の関係で離れて暮らすことがまあまあ多くても、ペンギンやゆりねはどうしてるかなあと思い出す時間がとっても素敵だな。
冒頭で母親との関係が良くなかったことに触れてたので、そことの対比もあり、全くの他人ながら(幸せそうで良かった...)という気持ち。

◎ 食事について

あと「食べること」全般を大切にされているなあと思った。語学学校の友達と食事を楽しんだり旬の食材を使って季節を感じたり。そういう部分がツバキ文具店で鳩子とお隣さんのマダムが食事を共にするところに出てるのかな。
私も料理スキル切実にあげたい。

◎ 語学学校について

ドイツ語の語学学校で、他生徒が英語で質問をしている様子について、確かに母国語が英語ってそれだけで有利だよねえと思った。大学時代ちょろっとフライブルクに行った時、「ドイツ人にとっても英語は第二外国語だから普通より話しやすい」的なふわっとした事前情報を仕入れてたけど、ドイツ人はバリバリ日常的に外国人(フランスなどの隣国)と会話してるからめっちゃ流暢だったので、力量の差に笑っちゃった( ˙꒳​˙ )

何歳になってからでも学びを大切にする姿勢だいじだよねえ。私も法律の勉強頑張ろう(涙目

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