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Javascriptの演算子

Javascriptには大きくわけて以下5つの演算子がある。

算術演算子・代入演算子・文字列連結演算子・比較演算子・論理演算子


算術演算子について

まず、算術演算子ってなんやねん  ・・・→   四則演算のこと。

みなさんおなじみ、足し算・引き算・掛け算・割り算です。
Javascriptでは、
足し算は『+』、引き算は『-』掛け算は『*』、割り算は『/』、
そして割り算した時の余り、剰余は『%』で表します。

次に、文字列連結演算子について。

var x = "わーい"var y = "明日は休みや";
.
console.log(x+y);  // わーい明日は休みや と出力される。

ここからが応用編。
片側がオペランドだった場合。

var x =1; //
var y = "明日は休みや";
.
console.log(x+y); // 1明日は休みや と出力される。

式の中に複数の「+」を使用する場合。

var x = 1 + 2 + "3";


console.log(x) // 33 と出力される。

+は 左→右に演算されるので、
1+2 は普通の算術演算子、次に文字連結演算子となる。
33と出力されます。

var x = "1" + 2 + 3

これだと、123と出力されます。


続いて代入演算子。

「自分自身を計算に使って結果を代入する」演算で、
x = x + y があります。

この短縮表記 が、 x += y となります。


var a = 1;

++a;

++と表記すると、1加算されます。
よって、aには2が代入されています。

ちなみに、変数宣言のみだとインクリメントできません。

var a;
++a;   //エラーになるよ


前述するか後述するか

インクリメントとデクリメントの演算子を、前に書くか後に書くかの違い。

var a = 1, b = 1;
.

++a;
b++;

aは2が代入されています。
bも2が代入されています。

次に代入式をまぜた演算です。

var a = 1, b = 1, c ,d; 
.
c = ++a;
d = b++;
.
console.log(a);  // 2が代入される
console.log(b);  // 2が代入される
console.log(c);  // 2が代入される
console.log(d);  // 1が代入される

var a = 1, b = 1, c ,d; は、
aとbに1を代入しています。cとdは変数宣言です。

次に、c = ++a;です。
cには、1が代入されたaに1を加算した2が代入されていますが、
d = b++; の dには1が代入されます。

インクリメントを後に書く場合
【最初に値を代入してからインクリメントする】のです。

ですので、先にbの値をdに代入して、bがインクリメントされます。

よって、a,b,cは2で、dのみ1が代入されます。


おわりー