見出し画像

あなたはソダシという馬を知ってますか?


1.ソダシについて

ソダシはクロフネというお父さんとブチコというお母さんの元で生まれた白い馬です。
競馬では長いこと白い馬は活躍しないと言われてました。
しかし「白毛一族」の祖である「シラユキヒメ」を発端として、近年の競馬は徐々に白馬が力を持つようになってきています。
ソダシは、そんな日本競馬の中で、なおかつ白馬で初めてG1を取り、あらゆる活躍をしました。

そして今年になって彼女は引退をしたのでした。
それは妹のママコチャがG1スプリンターズステークスを勝った日のことだったのです。
オーナーの金子さんによればちょうどいいタイミングだったと。

2.ソダシのママ

さて、ソダシのお母さんはブチコと言いますが変わった名前をしていると思った方もいるでしょう。
それもそのはず、ブチコママは名前の通り白毛に黒い斑点がある珍しい馬で、ママも活躍していた頃人気でした。ただ、ソダシちゃんほど活躍はできてません。
ブチコママはゲートが大嫌いで、逃げ出すことが普通でした。
なんならゲートの下をくぐり抜ける形で逃げたことも!

ちなみにソダシちゃんもあまりゲートが好きではなく、レースになると必ず「私はゲートが嫌いですよ」と言わんばかりに立ち止まりますが、なんだかんだちゃんと収まってくれるのでおそらくお母さんほど酷くはないと思われますwww

そんな色んな意味でとんでもなママですが、今ではソダシちゃんとママコチャ、2匹の立派なG1馬を育てた良きお母さんになりました。

3.クロフネパパ

パパはクロフネです。ウマ娘には出てませんが、ウマ娘では同年代のアグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ジャングルポケットが出てきてます。
クロフネパパは、これまたウマ娘に出てるアグネスデジタル同様、芝もダートも得意でした。
競馬ではなかなかこういうことはなく、どちから片方だけしか適性がない、あるいはどちらか片方の馬場のレースだけしか出さないということが普通です。

また、同じクロフネをパパに持つ子でウマ娘に出てる子なら短距離が得意なカレンチャンがいます。

このためか、ソダシちゃんはダートでも活躍するであろうと期待から、ダートのレースに出てました。しかし良くてもフェブラリーSの3着でした。

ちなみに妹のママコチャはスプリンターズステークスで勝った通り、カレンチャン同様短距離が得意です。

4.作品の意味

これまでnoteで投稿してきた競走馬の絵と同様、ソダシちゃんも好きな馬であり、応援する気持ちをもって描いたものです。

白い馬の女王には赤い薔薇が似合うだろうと思って薔薇の木に囲まれている構図にしました。

ソダシちゃんはレースで走った後体がピンクっぽくなって可愛らしくなりますし、ただ真っ白だと絵的につまらなくなるので、下地に蛍光ピンクと影の下地に紫と青を使いました。

ブチコママの影響か、ソダシちゃんの競走馬としての生活の後半あたりから、ソダシちゃんの首元にぶち模様が現れるようになり、それも再現しました。

5.終わりに

さてソダシちゃんは競走馬としては引退しましたが、繁殖牝馬という次のステージがあります。
立派なママになって欲しいなと願うばかりです。


それでは、またこんど!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?