2022/10/22-24 Zsasz3周年 怒涛の週末

タイトルが長くなりすぎる



正確にはこう



10/22 asylum -midnight- @下北沢シャングリラ
10/24 3rd Anniversary LIVE -BAND SET ONEMAN- @Spotify O-WEST 
(個人的に10/23に愛狩ノア生誕@今池3STARを挟んだのはまた別のお話)



Zsaszメンバー、かやぴ、うつぴ、
バンメン、その他運営メンバー
参加したオタク、遠方から魂送ってたオタク
関係各位、本当にお疲れ様でした。
最高の週末をありがとうございました。



・・・謝辞から入るnote、何? 仕事の延長で書いてるんで仕方ないか。余韻に浸りたいし今日休みにしたかったよね、ほんとに。



書きたいことがありすぎて困りますが、とりあえず進めながら考えています。まとまりなかったらすみません。2イベント同時に書くのは初の試みですが、整理していたら1週間かかってしまいそうなので。
包み隠さない表現をする箇所もあるかもしれませんが、今思っていることをそのまま書きます故、その辺りも何卒ご容赦ください。




ちなみに前回の長編noteはこちら。「こんなの年に1回しか書けねえよ」って言ってるんですが、今回は例外です。そりゃ書くだろ。


例の如く、”こんなシーンがあった” とか ”この曲のこういう所が” といったような事実的な部分、所謂「ライブレポート」については他の方にお任せし、感情をメインに書いていきたいと思います。

昔から、本当に良いものを見た時の記憶って却って断片的になってしまいがちで。なるべく色々覚えていたいなと思って見ているんですけども。コツ知ってる人が居たら教えてください。

…と言いたいところなんですが、バンドセットの後の特典会にて「みんな語彙力が小学生になってたよ by ろむぴ」って聞いたので、誰しもそうなのかもしれませんね。



今回もお気持ち要素マシマシでいかせていただきます。




それではそろそろ始めましょう。
decadence編よろしく、前日譚からになります。




バンドセットと22日の深夜イベ発表


バンドセットでの3周年ワンマンが発表されたのは8月頭のこと。7月の末にメンバーが4人ダウンし、2週間の休養を経てのasylum。
(ちなみに前日は浴衣でのオンライン配信だった)


この日はたまたま私用で行けておらず、告知ムービーのツイートで知ることとなった。


行っていたオタクからこっそりLINEで聞いていたのは内緒の話



曲調、ライブのスタイルからしてバンドセットとの親和性は限りなく高く、Zsaszオタク歴の長い短いを問わず、誰しもが待ち望んでいたのではないかと思う。ちなみにこれはdecadence前のアタシ。アホもいいところである。告知なしでやるわけないだろ。





ついにキターーーーー(゚∀゚)ーーーーーーーー!!!!! と思うと同時に覚える一抹の違和感。





2022/10/24(Mon) Spotify O-WEST



2022/10/24(Mon)






(Mon)





平   日   だ




Zsaszに行き始めた頃は既に今の世の中になっており、基本的に土日の現場が中心。最初期を除けば平日は数えるほどしかないはず。

そもそもZsaszの3年間を見ても、ほぼ大部分がコロナ禍での活動であり、2周年然りdecadence然り、節目のライブは基本的に土日開催。
「土日だから来れる」「土日だから遠征しやすい」というオタク層が多いのかなぁという中で、これだけの大舞台を敢えて平日かつO-WESTでの開催でブチ込んでくる辺り、ある種の”覚悟”のようなものを感じた。

いつぞやの特典会でナガセリツさんと話していて、”いろいろ事情はあったけど 頑張ってみよう ってことになった” と言っていた記憶がある。(実際どうだったのか ということについては最後の章でまとめる。)





月日は流れ、9月末
直前で発表された赤羽ReNYでのasylum




発表当時のことは当日に書いたnoteで代えさせて頂く。





要約すると





バ  カ  じ  ゃ  な  い  の  か






いや、すみません、だって本当にこれなんですもの。


レジェンド級のバンドメンバーを連れてきたと思ったら、実質その前日にオールナイトライブ、狂ってるとしか言いようがない。全員死ぬど。(実際オタクも演者も半○しにされていた)(演者を半○しにしたのは8割くらいオタクのせい)

ただ、「今のZsaszさんならできちゃうんだろうな」という謎の信頼感はあったかもしれない。こんなことを言うのも憚られるが、1年前であれば ”大丈夫かなぁ” という感情の割合の方が大きかったのではないかと思う。去年の10月に「3年目のZsaszやべえから!!」とティムか誰か(みんなだったかもしれない)が言っていたが、本当に3年目の成長は著しかった。


更に時は経ち、22日、24日共に整番の発表も済み、いよいよ当日を迎えるのみとなった。

24日分は58番、まあまあいいじゃないか。
リツチャンとその話をしたら「ゴーヤ!」と言われた。
おなかすいてたのかな。

22日分はコントが発生していたのでLINE画像をそのまま貼る。くわちゃんかわいそう。(結局真後ろにいたけど)




10/22-23 ハチャメチャの深夜

怒涛の週末は怒涛の土曜出勤から始まった。基本的に土日は休みなのだが、インフラ機器のリプレース作業が入ってしまい、終了予定は21時。クロージングミーティングは23時まで予定。



最終新幹線は22時08分



カスリーダーぼく「翌日友達の結婚式あるんで22時まででよろしく^^」




運悪く、解決しないと抜けられないレベルのNGが出てしまい、朝までコースを覚悟したものの、土壇場で解決することができ、無事新幹線に飛び乗って下北沢に着いた。この時点で既にテンションはおかしくなっていた気がする。



入場前にレモンサワー、入場後に各方面から投げつけられたクライナー×3を流し込み、ガソリン満タン。
さあ、来い。

開演前とライブ中に飲んだクライナーの空きビン持って遊んでたのをろむぴに見られていたらしい。


せっかく9番を引いたので、下手最前で見ることにした。レアイベントだしな。開幕は鬱PのDJコーナー。機材セットがガチガチ。



うつぴ「今日俺はメンバーより長くステージにいます」
うつぴ「これは一体なんのイベントなのかという感じだけれども」
ぼく「いやこっちが聞きたいが??」
うつぴ「こっちが聞きたいという声が聞こえたけれども 深夜だしまったり聴いてってください!」
ぼく「(アセアセ)」



選曲は懐かしのJポップ・ボカロ・ゲーソンからラウドロックまで、色々な界隈の人が楽しめるような選曲かつ終始縦ノリができるアレンジも効きまくっていて体感5分くらいで過ぎてしまったし、アニクラと深夜DJイベのハイブリッドのような構成でめちゃくちゃ楽しかった。




途中で袖から顔を出すメンバー。スマホで客席と鬱Pを撮影。かわいいね。
こちらも気付いて最前からレスさせて頂きました。(お前は何)

そうこうしていたら満面の笑みで一眼レフを抱えてステージに飛び出してくるナガセリツさん。可愛すぎるだろ。しっかり爆レスをもらっていた。


その後も思い思いに楽しむフロアとメンバー。この時点で、自分が見てきた中でもこれまでとは一味どころではなく違うイベントであることをひしひしと感じ、次のZsaszパートがより一層楽しみになっていた。



そのままZsaszパートに突入。セトリは以下の通り。



こんなもん覚えてるわけないだろ!!!!!!!!!!!




バグってる。ライブ中はあまりに色々起こりすぎて書ききれないので箇条書きレベルで。これ見てても意味わかんないな。行った方は記憶を掘り出して、行かなかった方は想像でお楽しみください。


・ ~ ダークヒーロー
健全

・JIGOKU → JIGOKU
は じ ま っ た な(これはやると思ってた)

・J I G O K U
あの と思わせての看板娘途中から

・MC
グッズ紹介
オタク「ちょうだい!」 愁月「(ウェッ の表情)」

・麺屋ぐろてすく
リツチャンをいじめるな!!!!!

・絵文字フェイク→絶対音楽→絵文字
オタク大歓喜 絶対音楽がわけわからん所から入ったせいで なんだっけ 間違えた の大シャウトをブチかますナガセリツさん。あそこは元々歌詞を間違えやすく、「間違えたって言ってもバレないんじゃね?」って話を平時の特典会でしていたこともあり、本気で笑ったしあれでもシャウトできてしまうのは流石。

・質問コーナー
しょーもない質問するなとキレるティム
ニート扱いされるリツ (”ティムふざけんな~!!” と言いそうになってギリ止まった俺。)
柳原可奈子ばりのアパレルコントする朔姉
ラップ歌わされるろむぴ
ここまでの惨状を頑張って回そうとする愁月

他にも色々ありすぎて覚えてないので誰か教えて。。。

でも「影響を受けたアーティストは?」に対して、リツさんがマジトーンで「鬱Pさんです、人生変えてもらったから」からのダイレクトアタック「このまま新曲やっちゃう?」でサレンダーです。ありがとうございました。

・新曲
これは ”やってる”。めちゃくちゃ好き。
こういう曲ほど全方位に中指立てながらガチの顔して歌ってほしい。(過激派)
リツさん「土曜の昼のセ○○とかで歌いたいわぁ~(ゲラゲラ) あ、でも出禁にされちゃうかな・・・」

・J I G (ry
もうやめたれww からの食事

・MC
流石にヤバそうとのことで急遽のMC。鬱Pやっさしー。
次はおバカ派がくるとお客様派がくるに分かれて勝手に配置につくメンバー。
愁月「ティム、あんたはどこにいんのそれ??」

・おバカフェイクのピーター
これ客席リクエストで選ばせて頂きました。ほんとは絵文字って言いたかった
↑もあってわけわかんないことになってて爆笑

・おバカ
個人的最大のハイライト 後で書きます

・お客様
平和に楽しかった

・お化け
「我、生存中」に突っ込む煽りをバッチバチに決めるナガセリツさん。まあワンコーラスなので叫ばせてもらえないんですけど。
「えっ えぇ~ やだ~ 恥ずかし~!」って言いながらろむぴの肩に顔をうずめるナガセリツさん。。。これ以上は可愛すぎて死んでしまうので思い出すのをやめます(オイ)

・しまメロ
おーれーのリッチャーン!!

・ぬい
オレモーー!! 間奏でポケモンパン打ち始めるティム

・芸名
ここだけはいつものZsasz。
しっかり聞き入ってしまった。

・おたくのうた
ジャージャー!!

・アンコール
完全に想定外だったはず。出てきてトークだけかと思ったら鬱P即興での絵文地獄。ほんとによくやったよ。。。





……ハイライトでこれってどうなってんだ。

いつも真剣なステージが中心のZsaszが真剣にふざけてステージングしたらこうなるのか ということが良く分かったし、これはこれで最高に楽しかった。定期的に歌唱放棄してたしな。また見たいぞ。




個人的最大のハイライトは おバカなポップ
普段こういうこと書くのあんまり・・・なのだが、今日は書こう。




2番サビ前 リツチャンが目の前。

壁取っ払う振りしてからの「考えたことなんてないけど」で僕も考えることをやめて、リツチャンかわいいなぁ(◍´ᯅ `◍) なんて思いながら柵から乗り出して見ていたら




思いっきり顔を斜め下に向け、最高の舌ペロと共に指ハート
その先には はるななくん







ああ、俺今日死ぬんだ・・・








リツチャン然り、Zsaszは基本的に 特定個人に対するレスは必要以上に振り撒かず、フロア全員に向けてライブを届ける が基本スタンスで僕も普段はそれでいい、かくあるべきと思っているし、あまり拘りがある方ではなく、見つけてくれたり目線や笑顔をくれるだけで嬉しいのである。
(当然ながら貰えたらそりゃ嬉しい。くれないから○○!! とか言わないだけで。)




が、流石にこれはそんなこと言っている場合ではない。目線どころかこの世で一番好きなリツチャンのお顔が完全にこっち向いてたぞ。 それに全力のハート。 周囲からも「え、え?? 今、お前、見てたよな??」とド突かれたレベル。
当の本人は↑状態で2番のサビ丸々振りコピを放棄していた。



いや、なんかねぇ、本当にリツチャンと重ねた1年半の”どでかℒℴѵℯ”があの一瞬に全て詰められていたと言っても過言ではない気がするわ。なお、特典会で問いただしたら 「あぁ、あれね~ やったったわ~(˶• ֊ •˶)」 ってケロっとした顔をしていた。こいつぅ。。。(本当にありがとう)




・・・惚気(?)はこの辺にしておこう。


深夜+フリーダムということでティムは光り輝いていた(寝てた)し、朔姉も素のまんまなんだろうなと思う所が随所に出ていて相変わらず不思議。リツチャンはいじわるされたり煽り返してみたりワッチャワチャだったけど歌う所は全部ちゃんと歌っていてそこはリツチャンらしいなと思った。愁月はママだったし 意外とこういう時に一番振り切ってふざけるのがろむぴなのかもしれない。舞台袖からパン持ってきて一人でもちゃもちゃ食ってるし。ニコニコでかわいかった。

ただ、余程のいじわるされた所以外はしれっと立ち位置替えもこなしていたしなんだかんだ普通に歌っていて、その辺りは流石だなぁ。



世間の風向きが変わって色々なスタイルのライブができる日も遠くなさそうだが、こういった方面でのポテンシャルもあることを改めて思い知ったし、ひたすら楽しかっただけでなく、実りのある本当に最高の深夜イベントだった。
というより、如何に普段が真面目スイッチONでやってるのかというのが良く分かった(笑) ただ、ふざけてても基本的にちゃんと歌うし、元々のクオリティが高い分、イベントとしてのクオリティも保たれて、むしろ普段とのギャップで逆に満足感上がるから不思議なもんである。




特典会は流石にみんな疲れていた。

リツチャン「はるちゃんで休憩しよぉ~(◍´ᯅ `◍)」
ぼく「いいよいいよー、はるななくんはリツチャンのおうちなので。」
リツチャン「ねむいや。。。ううぅ~(伸びをしながら)」
ぼく「まじで家じゃん…」


なんてね。そうこう言いつつも色々話せたし楽しかったヨ。あんまり覚えてないや~ って話してたけど、割としっかり覚えてたワ☆(ゝω・)v ゴメンネ



ちなみにフロアの様子には敢えて触れない。
お察しください。

地獄と絵文字しか日本語知らないフロアが演者にとって一番地獄という話。




フロアもメンバーも満身創痍で解散となりました。翌日大丈夫??





10/24 バンドセットワンマン当日


そんなこんなで迎えた当日。

decadenceを配信で見た後にRADで1回連れて行っただけのちくぜんくんが、わざわざ有給をとって上田から来てくれました。嫁さん大丈夫そ??
ってかそれ以前にこのシチュエーションでよく来たね??やっぱ類友って本当。流石大学からの界隈なだけあります。


昼に合流して飯食ったりダーツ投げてコーヒーとケーキを嗜む等、絶対わざわざ普段の渋谷でやらないことをしてエンジンのかけ方が分からなくなったものの、前物販でO-WEST前に行ったら結局いつもの光景だった。


これ以外は。



斜めで失礼



いや、話には聞いてたけどでっかいねぇ。デザインも凝っててすげ~ となるなど。

去年は赤衣装に合わせたスタンドで、あの日に2世代目から3世代目に変わったんだ・・・ ということを思い出した。それも今や4代目、しかもそれなりに時間経っていて早すぎるね。



入場して下手3列目。リツチャンにはずっと「はるちゃんは3列目くらいがいい」と言われているしな。推しに従順。(ちゃんとした理由はあるのだが)

ステージに組まれたバンドセットを見て ”あ、ほんとにやるんだ・・・” とよく分からない実感に包まれていた。

ふと後ろを見るとなかなか後ろの方まで人がいた。平日夜のWESTでこれってマジ?? と思っていたら暗転。いよいよ開始。



ここから先は記憶が薄いのですが、断片的に覚えている所を走り書きします。


まず入場SE。今回も特別仕様だったが、バンドメンバーの入場の流れのままメンバーも登場し、ずっと拍手が止まなかった。この音のデカさだけでも、皆がどれだけこの日、このステージを待ち望んでいたかがよく分かる。メンバーも気合の入った表情。



挨拶代わりのサンチーム。



_人人人人人人人人人_
> 音がバカすぎる <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄




(もちろん褒めている)



なんだろうか、「繊細な轟音」という言葉がパッと浮かんだ。最初の硬さがとれたら、全然ボーカルも負けていない。この2つの音同士の対決の様相を呈した展開は結局最後まで続いた。なんだこれは。


サンチームで跳んでKAWAIIで踊り、ようやく体も慣れてきたところ。


ここで新曲来る?????


まず目につくのは英語詞。珍しい。

流石に新曲については覚えていることも少ないのだが、個別の歌唱パートがどれも”聴かせる”ようになっていた記憶がある。

あとこの曲は全体的に愁月が大変印象に残っている。

英語詞もそうだが、「愁月にしてはキー高くないか?」と思っていたところ、特典会でリツチャンから「あのパートは元々朔姉が歌う予定だった」という話を聞いて腹落ちした。


JIGOKUのバンドサウンド、振り上げ地帯がもうえらいこっちゃで何も記憶がないし、お化けは深夜イベのリベンジシャウトも含めてキマりすぎていた。


バンメン紹介はなんとリツチャン。めちゃくちゃニコニコで嬉しそう。


食事から絵文字までは過去曲中心。バンドサウンドに合うのはパーコンテーションポイントまでの曲の方が多いイメージは確かにある。基本どれも半端ではなかったが、やはりピーターと絵文字はエグい。


特殊SEからの芸名。最近自分の中でじわじわと歌詞が沁みてきていることや、そもそもの鳴っている音からして、正直個人的にバンドセットで一番聞きたかったのは芸名だったかもしれない。
実際、普段の3倍増しくらいで曲の世界観が表現されている感じがして本当に良かったし、「印象変わった」と言っているオタクもTLにたくさんいた。




芸名を歌い上げ、曲の余韻を残したままMC。研ぎ澄まされた心のまま誰が話すのだろうとステージを見つめていた。




中央に残ったのは





ナガセリツ。ナガセリツだ。





少なくとも僕の知る彼女は、人前ではあまり喋りたがらず、深夜イベのMCですら前に出ることも少なかったにも関わらず、この舞台で、ずっと憧れだった人の前で、250-300人近いオタクの前で、最終盤のMCの場に立っている。ゆっくりと、しかし確かに熱い感情を込めて話しだした彼女は、おおよそこんなことを語っていた。細かい所は違うかもしれない。こう言ってたよ というのがあれば教えてほしいとすら思う。




「デビューから3年間、自分の道は正しいのか 間違ってないか迷いながら進んできた。今も 間違ってないかな と思うことがある。こんな世の中でも、それでもZsaszはここライブハウスに立ち続けて、その先には当たり前のようにいつも応援してくれるみんなの笑顔があって、でもそれは決して当たり前じゃなくて、それを見る度に続けてきてよかったと思う。」


正直なところ、所々詰まらせながら話す姿を見て、途中まで 頑張れ・・・!! という思いが強く、瞬きも忘れて見ていた。
ティムとかは全部勢いで喋れる(喋っちゃう)タイプ。ナガセリツさんの場合、そこまでハッキリとは表に出さないまでも、実は持っている熱い心が好きなところの一つなんだけれど、今回こういう場で聞くことができて嬉しい・・・ けど途中でカンペ宣言するのもリツチャンらしくて良いし笑っちゃうなぁ 等 様々な想いが駆け巡っていたものの、比較的穏やかに見ることができていた。

そう、ここまでは。



「みんなが信じてついてきてくれたZsaszの正義をこれからも貫いていくので、どんなことがあってもZsaszがいるということを忘れないでください。Zsaszという君たちの”ヒーロー”がいるということを忘れないでほしい」
「最後の2曲 全力でぶつかって来てください 以上Zsaszでした」



この最後のワンフレーズだけで、フロアで顔を覆って泣いた。

「ああ、そうか、このMC、自分からやりたいって志願したんだ」
ということに気付いたから。(これは本当にそうだった)


直前のこのツイートも、「みんなのヒーローになりたい」って前から言っていたことも、全部ここに繋がっていたんだ ということに気付いたから。

そして次に演奏される曲は ダークヒーロー



僕は特にダークヒーローに関してはナガセリツさんとも色々話したことが多く、思い入れが強いことはdecadence編でも書いた通りである。それがこの場で、この流れで歌われるなんて。1番のサビに入るくらいまで泣きっぱなしで何も覚えていないのが悔しい所だが、本当にあの数分間は感情の堰が崩れ切っていたように思う。


後半からは気を持ち直し、ラスサビ前のリツ→ティム→シャウトが完璧に決まったのを見る。ラスサビ→朔姉のロングトーン→ティム→朔→締め の流れは世界一好き。
バンドサウンドのダークヒーローはあまりにも良すぎた。ごめんなさい、これ以上言葉が出ません。



ラストはおたくのうた。お気持ちオタクに本格的に切り替わっていったタイミングの曲で、これはこれでナガセリツさんとも色々話した思い入れがある。(ちなみにこんなものを書いていたらしい)


ダークヒーローで全て涙となった分、おたくのうたは純粋に楽しんだ気がする。🦊くん発射台ありがとう。

ここでも要所要所でナガセリツさんは確かにこちらを見てくれていたと思う。いや、うん、そうだろう。 ダークヒーローにしてもおたくのうたにしても、ここが好き! って話をしたことを覚えてくれていて、そこで気持ちをくれたりするのよね、リツチャン。ずるいよ。いつもありがとうね。



14曲は信じられないくらいあっという間だった。
アンコールからのティムのMC。カンペ作っていたけれど置いてきたらしい。それでアレである。確実に星熊南巫の系譜だと思う。

演奏されたのは ”ときどきひかる”


僕らの始まりの曲。(実際、僕はこの1か月後なのだが) それがアンコール一発目か・・・ と後ろにいた🦊と呻いていた。

1年半経って見るときどきひかる、本当に良かったな。Zsaszはいつだってひかってるんだけどさ。


本当のラスト、新曲その2


新曲は2つともバンドセットが決まってから作ったとのこと。(リツチャンから聞いた) それもあって滅茶苦茶バンド映えしていたが、こちらは特に凄まじかった。かなり縦ノリしやすい曲で、初見であったにも関わらず、3列目でもフロアが揺れていることが分かったくらいである。


これバンドセット1発目で大丈夫????? ハードル50mくらいあるよ今。ま、大丈夫か。Zsaszなら超えてくれるよね。うん。



ということであまりに濃く、あっという間だった1時間弱が終了した。

特典会はMCの話をしたら思い出して完全に泣いて半分くらい喋っていない。リツチャンは「なんで泣くの~! リツのオタク泣き虫多くて慰めてばっかだよ~」って言ってたけど、心なしか瞳も声も潤んでいた気がする。気のせいかな。新曲の話はなんとかできてよかった。

”ありがとう”と”大好き”をもっと伝えたかったし、伝えてあげたかったなと思う所もあるけれど、あれ以上伝えるには(検閲により削除されました)。



それくらい本当に素晴らしいバンドセットでした。
集めたプロデューサー、短期間で仕込んでくれたバンメン なによりこれだけの舞台を準備して完璧なパフォーマンスをしてくれたメンバー5人、本当にありがとう。君たちが最強だ!



前日譚~当日2日間を見ての雑感

ここからは前日譚から当日2日間まで色々と思っていたことを雑感として書き残していく、完全お気持ち文章になります。



記念ワンマン、平日夜のWESTでやるってさ

前日譚にも書いた通り、平日のWESTということで、今回の3周年ライブは挑戦的な側面もあったのかもしれない。内容についても、”初バンドセット”というのはそうとして、普段と違う歌割りだったり、MCだったり。色々と模索しているのかなというのは感じるところだった。

個人のツイートではたまに見かけていたが、グループとして人の入り等、何かしら明確な目標があったのかどうかは知る由もないし、知る必要もないと思っている。故に、今回のライブに対してどう評価しているかはメンバーや運営にしか分からない部分である。

ただ、業界柄、色々なところが「毎日キャス」やら「雑誌出ます」やら 「脱ぎます」やら、あの手この手で人を集めようとしている中、基本的にTwitterの告知中心で、あれだけの人数を集めたことは間違いなく凄いことだと思う。(ちなみに、あの手この手を否定するつもりは一切ない。ビジネスなので。) 有名バンドのメンバーを集めたことも含め、「ド平日の夜に遠征してでも見たい」「久しぶりでも行きたい」「なんか気になるから行きたい」と思わせるほどのパフォーマンスは簡単なことではないから誇って良いと思うし、それができているからこその24日の光景なのだろう。


逆に、対バンやフェス系のイベントで一切ライブ告知のMCをしないのも、Zsaszの色ということで、”敢えて”なのでは と自分は推察している。

元々難しいアイドル業界の中で、更にコロナ禍という自分達ではコントロールできないことだらけの中、”パフォーマンス” という自分たちでコントロールができることに目を向け、時には周りと比較してしまいつつも、焦らず腐らずそれを3年間かけて磨き上げた結果として為せることで、”ライブを見れば分かるから来い” というなんとも力技な謳い文句に行きつくのだろう。実際、行けば常に確かなものが見れるという信頼は揺らいだことがない。

※ただし、これが本当にそうなのだとしたら、自分達の強み(≒ライブパフォーマンスやキャラ性)で上からブン殴って勝つの、溢れ出る脳筋ヒーロー感で大変面白いと思うのも正直な所である。


その点では、あれだけのバンドの音に負けず、かと言って必死になることもなく、目一杯楽しんでたくさんの感情を届けてくれたステージパフォーマンスは紛れもなく120点だった。それは1オタクとして自身を持って言える。




「みんなで」というワード


今回、MCやツイート、色々なところで「みんなで」というワードが強調されていた。

アイドルはなんとなく3年目が1つの節目(これでも同一メンバーでと考えるとかなり長い方)のような風潮があり、実際プロデューサーもメンバーもその辺りは自分たちでも触れていたし、不安というか どうなるんだろう? という様子だった。

結果無事に4年目を迎えることができた安堵や各方面への感謝が表れた言葉なのだと思う。



前にも少し書いた通り、僕は 2021/4/24 が初めましてでちょうど1年半になるのだが、当時はもうそれなりに人がいた記憶がある。

逆に言うと、更にそれより前から、数人しかいなかった頃から未来を信じて推し続けた人がいなければ僕はZsaszやナガセリツさんに出会えていなかったし、それ以降にも新たに "Zsaszいいな" と思って来る人がいなければ、今回のような次のステップに続く素晴らしいステージを見られることもなかったし、最悪会えることもなくなっているわけで。
何よりどんな状況でも諦めなかったこの5人みんなが揃っての"Zsasz"がいたから、今も居てくれるから、こうしていられることに感謝したいです。

メンバー、メンバーが大切にしてるもの、メンバーが大切にしてるオタク1人1人 みーんな大切だよね。

まあ、それでも僕はナガセリツさんに対しておかしなことになってるのは自他共に認めるところなんですけども……………みんな好きだし大切なんだからね!?!? 信じて!?!?





これからのこと

こんなことを言っておいてあれなのですが、少し今後のことを書かせてほしいなと思います。

 



みんなの夢が叶ってくということは、同時にこちらの夢も叶っていくということです。





バンドセットワンマン って一つの区切りというか、これが見たい! って思ったものの中の大きな一つで。






それを見ることができた後、この一年半走り続けてきて、自分のやりたいこととかを見つめ直す時なのかなって思ったんです。





なので









10/31のハロウィン、よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!めちゃくちゃ気合入ったコスプレお待ちしてますで〜〜〜〜〜☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️ ガハハ




変なこと言ってゴメ〜〜〜〜〜ン(๑꒪▿꒪)

見たかったことの大きな一つってのはほんとよ。
けどこれ、昨日の勢いで言ったけど嘘じゃないよ。1年半続いたならどこまででもいける気がする。


それに、あれが見たいな〜 なんていくらでも出てくるし。大きなステージ云々とかだけじゃなくて、こういう季節のイベントとかもそうだし、来年も誕生日祝いたいなとか祝ってほしいなとか、そういうこともだしさ。ほんと人生だよZsaszは。




元々何か特別成し遂げたいことがあるわけでもなくてさ、才能も大してなければ突き抜けられる程の努力ができるわけでもなくて。おたくのうたの歌詞みたいだね。


でも、ある人から昔、「はるななはちゃんと人を見てるし、それを言葉にして伝えられて、好きなことに真っ直ぐなのはいいところだと思う。それは大切な人やものを守れるよ」って言われたのが凄く心に残っていて、それ以来せめて自分の好きには真っ直ぐでいようと思ったんだよね。そんな中でZsaszに、ナガセリツさんに出会って今があります。




結果が出ることも続けられるのも当たり前じゃない不安定な中でいつも努力し続けているZsaszさん、本当にすごいなと思う。

ならばただの1オタクにできることとして、Zsaszを好きでいるのもナガセリツをずっと好きでいるのも、せめてそのくらいは「もう俺の中では当たり前だよ」って言ってあげたいんだ。実際そうだしね。これからもずっとついていかせてください。



リツチャンのMCで言っていた 正しいか間違ってるか ってこと、みんなで決めてみんなで歩む道がいつだって正しいと思うし、
その選択をZsaszさんやリツチャンが自信持って「正しかったな」って言えるように、正しい道にするために、ずっとずっと些細なことでもいいから力になれたらなって思います。

4年目もよろしくね。


おわり



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