妊活日記:pcosで子宮内膜炎だった私が体外受精を決意するまで③

夫と一緒に初めてクリニックに行った日。夫の検査もしてもらって診察室へ。

先生から言われたのは「最初から体外受精をおすすめします」との一言。

「今日突然話してるから、もし考える時間が必要だったらそれでも構いません」と。

「体外受精でやってみます」

クリニックに来る前から夫とは治療のことについては話していて、無駄に時間をかけてストレスを溜めるよりは近道になる方法を選びたいねということで一致していた。

気になることを質問すると、先生は真摯に丁寧答えてくれた。採卵のこと、OHSSのリスクのこと、受精がうまく行った場合に2人目以降の卵が保管できること。

「それでは早速だけど、採卵周期の準備に入っていきます。次回、注射とか薬の案内をしますね」

そうして、私たちのチャレンジが始まった。6月だった。まさか自分が「体外受精」という手段を選ぶなんて思ってもみなかった。だけど、ショートカット出来る上に2人目以降の子どもために、若い受精卵を残しておけるという意味ではとても良い方法だと思った。

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