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ウエデイング エチケット2

Dress 写真はRevelryさんのものです。素敵な Boho Style 

みなさん、こんにちはニューヨークでウエデイングプランナー&デザインをしているEtsukoです。

ニューヨークでプランナー20年、フラワーデザインを18年、アメリカトップ空間デザイナーやプランナーの方々と一緒に働く機会があり、いろんな経験をさせていただいております。そこで得た知識を皆さんに少しずつシェアーしていきたいと思っています。意外ときちんと知られていないエチケットシリーズとしてご紹介していきたいと思っております。ご興味ある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

前回のベストマンとグルームズメンのお話読んでいただいてありがとうございます。知っているようで実は認識が違っていたという事もありますね。

さて、メイドオブオーナー、メイドオブマソロン(結婚している)
メイドオブオーナーも同じく役割が多いです。ベストマンと同じぐらい。
でも、アメリカ人女性の場合は自己主張が強いのでまとめるのは大変!

メイドオブオーナーの役割って?

•花嫁と一緒にブライズメイドのドレスを決める。
•バチョラレッテのパーテイーを企画、催行する。(場所選びから、段取りまで)
•ブライズメイドをまとめる役
•時間どうりに車が来ているかを確認して花嫁、ブライドメイドを教会、会場に連れていく。
•挙式の際ははブライドのお世話もしたり、挙式中はブーケや手袋を持ったり。
•披露宴の時も率先して踊る、ゲストを楽しませる。
•スピーチ
•ベールを直してあげる。(入場)(退場する時)
•マレッジライセンスの証人としてサインをする。
•花嫁さんの感情をサポート(意外と不安な気持ちになっている場合もあります。)お世話がかかり的な感じもあります。

そのため、メイドオブオーナーは立てずに、ブライズメイドのみの場合もあります。もちろん、こちらもお金がかかるので、断る人も中にはいます。
こちらも同じく姉妹だったり、とても頼れる親友という事になります。

アメリカではブライドメイドをお願いされたら、ドレスは自分で購入しないといけません。最近の予算はお一人様1万4千円から2万5千円ぐらい。

花嫁さんのテーストや階級的な事にもよりますが、ニューヨークでの富裕層の結婚式であれば高額のドレスをリクエストされることがあります。ただ、そういう時は半分出してくれる花嫁さんもいらしゃいます。 
中には花嫁さんがブライズメイドの皆さんにお揃いの靴をプレゼントする方も。

靴まで予算が無いという場合、自分たちで用意しますが、その時は必ず、どの靴を履くのかも見せ合った方がいいですね。たまに靴の色がバラバラで写真に写った際まとまりがなく見えてしまう事があります。全員がお金の負担をそこまでできればいいですが、できない場合は色を統一。この2年ぐらいはブライドメイドもロングドレスがトレンドで人気です。(ロングだとそこまで見えないですね。)

ブライズメイドドレスもグラデーションにするとか?色は同じでもスタイルが違うものなど。昔みたいにすごくお揃いというわけでもありません。
ブライドメイドのドレスも3から4ヶ月前には購入いたしますが、中には妊娠しているブライドメイドもいたりすることがあるので、その時は少し伸びる素材でロングドレスがいいですね。あまり目立たないです。

余談ですが、アメリカ人の場合ブライドメイドのドラマ。やはり自分が一番美しいと見せたい。(ちょっとしたジェラシーもつきもの。)あるんですよ。それに花嫁より目立つような態度と雰囲気を出す人。主役は花嫁だからね〜。
せっかく花嫁が頼んだブーケに文句いうブライドメイド。(うわー)という事もあります。その場合は現地でやり直しですね。すっ飛んでいき、調整をします。
そういう事は滅多に無いですけど。

話は変わりますが、ここで一つ注意は花嫁も突然ブライジリア(アメリカでクレージーな花嫁)口うるさくなリ、急に偉そうになってしまって友達をこき使う花嫁。そういう事になった場合は友人関係は崩れて、それ以後は友達で無くなるケース。
日本ではそのようなことはないと思いますが、せっかく手伝ってくれて、お祝いしてくれる友達にも気を使ってあげましょう。それだけは気をつけたいところです。

今回も読んでくださってありがとうございます。

もし、何かご質問がありましたら、お知らせくださいませ。

Etsuko

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