ウエデイング エチケット5 ウエデイングケーキ
みなさん、ニューヨークでウエデイングプランナー&デザインをしているEtsukoです。
コロナ禍で結婚式やイベントが90%激減してしまったニューヨーク。
大人数で集まれるのは最後のフェーズということもあって、プランナーや業者がタイムズスクエアーに声明運動しにいってましたね。失業がまだまだ続く。
今回は「ウエデイングケーキ」について、
アメリカでのウエデイングケーキってすごく甘い、甘いのは2人の今後の生活も甘いものであるようにという意味合いも入っています。
ここで少し、気がついたことがあります。日本でケーキカットを魚や肉に変えて
ケーキカットならぬ、魚カットとかしているのを見かけましたが、アメリカ人は絶対にしないカットだな〜って。20年もアメリカのウエデイングみてきましたが、そういうお客様はいないです。その後の結婚生活を意味するので、そういう伝統は守っているのです。魚や肉ってちょっと血が飛びそう。激しい結婚生活にはならないように。
話はそれますが、魚の頭がついていたりすることに非常に嫌がります。
ケーキカットでファーストバイト、新郎から花嫁にこれからも豊かな生活をされる意味もありますね。サイズが大きければ大きいほどいいなんてもいいますが、でも、大きさではなく、新郎が花嫁に食べさせる仕草でその人の思いやりがわかります。 気遣いなんですよ。(最近ではファーストバイトしないカップルもいます。)
ケーキを顔にぶっつけたりするシーンも見たりしますが、富裕層のウエデイングでは絶対にしなく、それは低レベルと思われているのでしないです。マナーがきちんとしている。
生クリームのケーキ? アメリカのウエデイングケーキは披露宴が始まる前から飾ってゲストが観れるようにしているので、それは無いのですよ。バタークリームやファンダント(砂糖でできた皮)、ネーケッドケーキ(スポンジが見える:これは昨今あまり観なくなりましたね。)。
アメリカのウエデイングケーキ、人数によって大きくなったりしますが、今はカットだけの2段重ねのケーキも多いです。
アメリカのケーキのバタークリームも味は大分美味しくできているところも多いですよ。バタークリーム昔はまずいって思ったこともありましたが、今は違います。
以前日本のお客さま、生クリームでイチゴが一杯乗ったケーキのイメージを持ってケーキ職人に行ったら、「それは私は作りません」とはっきり断られたというのもあります。なぜか?それはBirthday Cakeみたいに感じるからなのです。特にニューヨークのケーキ職人達のプライド、ブランドがあるので、なんでも受けてくれる訳ではないですね。
下記のイメージのケーキはシートケーキと行って、有名デザイナーケーキ職人は作らないのです。 (美味しんですがね。アメリカ人にはバースデイケーキに感じるらしい。)でも、普通にケーキを売っているところであれば購入はできるのですが? 持ち込みについては次回。
参考までに上記のイメージはお借りしました。
まだまだケーキの話は長いので、次に続きます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
Etsuko
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