ウェデイング　エチケット1.

こんにちは、ニューヨークでウエデイングプランナー＆デザインをしているEtsukoです。

ニューヨークでプランナーとして２０年、フラワーのデザイナーとして１８年         沢山のアメリカウエデイングの仕事に携わってきました。よく日本の人にアメリカのウエデイングで質問されて、認識にずれがあることを知りました。

そんな私も最初は全然わからないところから始めたので、恥ずかしい思いもする事がありましたけど。

そこで、これってちょっと違うんですよねっていうことや勘違いなところ、意味合いを皆さんにお伝えしたいと思います。すでに知っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが。

まずは、

「メイドオブオーナー とベストマン の認識の違いです。」

アメリカでは必ずしもメイドオブオーナ やベストマンをお願いするというわけでもないです。理由はそれぞれのやる役目が多すぎでプレッシャーに感じる人も多く、やりたがらない。昨今では断るケースも、

ベストマンがやる役目をグールームズメンで分担する事も多いです。
　なのでブライズメイドとグルームズメンだけのケースも多いのです。

私がプランナーになったばかりの時は勘違いしていた。花嫁の左隣は必ずメイドオブオーナーで、新郎の右はベストマンと思っていた事も。でも、それは違ったのです。

メイドオブオーナーがセレモニーの際、花嫁の手袋やブーケを持つ役目
ベストマンはリングを保管して渡す役目ばかりでもないのです。

では、ベストマンの役目って？　　

•バチェラーパーテイーを企画手配。
•グルームズメンの衣装を借りられる場所なども見つけてくる、相談にのる。
•ベンダーのお金の支払いのサポート。
•新郎のギフトを買いに行ったり（グルームズメン同士で 割り勘）
•グルームズメンがちゃんと車に乗って時間通りに会場に来るように面倒見る。
•マレッジライセンスの証人のサイン。
•参列のゲストにも楽しんでもらえるように計らう。
•新郎がタキシードをレンタルしていたらその返却も手伝ってあげる。
•退場の時の車（Getaway CAR)の装飾もしてあげるんですよ。
•結婚指輪を安全な場所に保管して、結婚式の時は牧師に差し出す。
•披露宴の最初のトーストやスピーチの役目も。

ねーやる事多すぎて、その役目知ってたら断るでしょうね。
これでは楽しめないというのもあってそれを受けたくない人が多い。頼むのに気が引ける新郎も多いのです。

ベストマンは兄弟がいればその人だったり、本当に親友でなんでもやってくれる頼もしい人がいればお願いする。

最近は上記の役目を分けてグルームズメンで行う事も多い。なのでベストマンがいないケースも多いです。　

せっかくの結婚式が楽しめない、記憶に残らないそんな話も聞きます。（好きなだけ酒も飲めなかった。笑）

段々変わってきているのですよ。

メイドオブオーナーも同じく。今度はこのメイドオブオーナーの役目も紹介させていただきますね。

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

Etsuko