彼女ができない理由

つい先日こんな会話があった。
「理想が高すぎると彼女ができないよ、やっぱ、」
自分を見つめ返してみた。
強がりでは無く現状彼女がほしいとも思ってないし
そんな相手もいない。
ただもし彼女にするなら、と考えてみたところ
ひとつの答えに辿り着いた。

「芯がある人」

漠然としすぎてるな。
ただ漠然としていていいのだ。
本当にひとつ、その人の代名詞になる何かがあればいい。スポーツでもいいし勉強でもいい、なんならトイレ掃除とか意味わかんないのでもいい。
自分が1番に熱中できるもの。
目標を立てて頑張れるものがある人。
そんな人が好きなのだ。
というか応援したくなる。
ずっとそばで見ていたいと思える。
そんな人を探して早18年、もうすぐ19年になる。
なかなかいない。
いるにはいるのだろうが自分の見る目が甘すぎて
見つけ出せない。
明らかに自分が悪いのだが少し言い訳させてもらうと自分の好きなことを自分から話す人が少ない。
最近の子はシャイなのかそんな話仲良くなってからも男同士ですらしない。
好きなことどころか未来の話とか自分がどういう人間であるか隠したままなことが多い。
表面上の付き合いが多いのだ。
悲しいばかりだ。
自分に自信がないのか?言葉に責任を感じすぎるのか?
原因はわからないがもっと開放的に自分を表現していいと思う。隠すところは隠すでメリハリをつければいい。隠しすぎじゃ気付きたくても気づけないんだ。
まぁ、気づけないだけならいいんだ。
最悪なのは本当に何もないこと。
未来への展望もなければ趣味もどこか時代任せ
人生という川を流れるだけ。他人に同調してばかりで自分が正しいと思うことなんてひとつたりともありゃしない。あってもどうせ言わないだろう。
そんな人間。
こういう人は男だろうが女だろうが本当に大嫌いだ。
実際友達付き合いの中でもそういうのを感じる人がいる。何を話しても誰かのことばかりで比べてばっか、自分の価値を下げ続ける。
他人を持ち上げることは自分を下げることになるってことを知らないのか。

今思った。多分この嫌いなものは嫌いすぎるところも自分の良くない点なんだろう。
もっと寛容であるべきなのにな、直します。

「芯がある人」

この条件、書き出してみると意外と自分の中で面倒くさい制約をもってることに気づいた。
漠然としてて漠然としてない。
いつのまにか人と話すときにこんなフィルターが
かかってたんだ。
多分話してる相手には伝わってたのかもな。
ただ、こうやって拒んでばかりだと世界が狭くなること危険性も理解してる。
いつかは自分からさらに踏み込む必要があるようだ。
ただ今は本当に欲しいと思わない。
それは周りへの強がりとかそんなんじゃない。
彼女がいる人への嫉妬とかでもなんでもない。

だって俺には、
アイドルがいるのだから。

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