“いい人”ってなんだよボケ!

日常の中でこんな会話を経験したことはあるだろうか?
「○○って誰?どんな人?」
「○○?いい人だよ」

身に覚えがある人正直に挙手
自分はこの返答に毎度毎度ムカムカするのだ。
(短気すぎるのかもしれない)
質問者からすればその人について詳しく知りたいのだからいいやつの一言で済まされては困る。
物の場所を聞かれて「あっちら辺」って答えられたらわかるはずもないだろう。
さらにムカムカする点がある。
“いい人”とは一体何を基準に判断しているのだろうか。漠然としすぎてて返答に困る。
自分の場合大体「へー、そうなんだ」で終わる。
いい人といっても様々な捉え方がある、
気が使える人、リーダーシップがある人、みんなが言ってるからってだけの人、自分と仲のいい人、優しい人。あげたらキリがない。漠然としてるから。
だから自分の中で”いい人”に対して共通認識を設けることにした。
“いい人”=その人にとって都合のいい人
ひねくれすぎだろうか?まぁひねくれすぎだろ。
ただ本当に大切な人を説明するとき”いい人”の一言で済ませることができるだろうか?
おそらく”いい人”に該当する人は返答者にとって
そこまで親しい関係ではないだろう。
なんなら興味もあまりないかもしれない。
会話に出てきた時に「俺も知ってる!」と話が盛り上がる一種の話題、固有名詞だと考えてる。
ただそれは返答者にとっての話で質問してる側からすると迷惑なのである。
こちらからすれば○○について知りたいのだ。
何も情報がなければ不毛すぎる会話に他ならないだろう。
確かに”いい人”と言われれば印象は良い。
ただそれが罠になる時だってある。
以前、同じような流れで”いい人”認識の人と交流する機会があった。
見た目も素敵だし、人望もありそうだ。
客観的に見たら”いい人”に間違いなかった。
ただその罠に引っかかる。
勝手な先入観で人間性を決めていたものだから
話の途中に違和感を感じる点がいくつかあった。
その大まかな原因としては、ノリの違いであった。
言い換えれば話が合わないのである。
これは何も返答者が悪いのではない。
ただ自分と”いい人”との歯車が噛み合わなかっただけだ。完全に自分に原因がある。
しかし、事前に聞いていれば、少しでも特徴がわかっていれば対策は練れたかもしれない。
そう考えるとまんまと”いい人”の罠にかかってしまっていたのだ。
この経験をしてから同じように質問されたときは
極力具体的な部分を答えようとしている。
(うまく答えられてるかは別として)
そうすると同じコミュニティの中の一連のやり取りの中で”いい人”という大雑把な言葉はあまり使われなくなった。(気がするだけかも)
もしよかったらみんなも”いい人”廃絶キャンペーンに参加してみてはいかがかな、

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