離れていても、相手を感じられれば大丈夫

灼熱の大阪を出て、今から東京に出張。
新幹線の中です。
東京の暑さはどんなもんなのかドキドキします。

基本東京の人と仕事をしていても、大阪でも仕事は回りますが、ここぞ!という大事なところは出向くようにしています。
どれだけメールなどのやりとりで関係性が築けていても、やはり実際会うことで、顔を合わせて話をすることでもう一歩信頼しあえるようになる。
それは四年間東京⇄大阪で離れて仕事をして感じることです。

仕事を一緒にするアーティストとの関係性は、毎日連絡をとり合えばちゃんと築けていくものだけど、最近は依頼をしてくれる関係各社に会うために東京に行くことが多くなりました。
それは、相手のことをもっと細かく知りたいという気持ちもあるけれど、私ももっと相手に知ってほしいから。
メールや電話は便利だけど、人柄が見えると言葉の意味やニュアンスの受け取り方が違うように思うので、それをお互いに知ろうという意図です。
仕事は人と人とでするものだし、できるだけ気持良くやりたい。
だからこそ会うことにもちゃんと意味・価値があると思います。

特に私は、仕事の時は「相手」を感じることを大事にしています。

メールでの言葉遣い
身なり
その人が持つ雰囲気
話し方
言葉の使い方
受け答えの間合いの取り方

こーゆーところを総合的に見て、どんなタイプの人か判断します。
これをすることで、コミュニケーションの間合いを見たり、言葉の選び方を変え、どの辺りが心地よいか、スムーズに事が流れていくための調整ができるから。
何だか噛み合わない時というのは、あともうほんの少し情報や気持ちを伝えきれていないことがほとんど。
だからこそ、それらを引き出しやすいように、PA卓の調整のようにあちこちのツマミを動かしながら調整します。
相手を感じながら仕事をしていると、大体のことはスムーズ。
離れていても大丈夫なのは、ここにポイントがあるんだと思っています。

たまに調整が効かないことや、なかなかハマってないなって思うこともあるけれど、そーゆー時は気持ちを表すのが得意じゃない人がほとんど。
気持ちを言葉にすることや、雰囲気にも出さない。
だからこそ、ハマったかどうかもわかりづらかったりはするけれど、そんな人が二回三回って仕事をくれたりすると、「あ、大丈夫だったんだな」なんて嬉しくなります。

友達の関係では絶対会わなかったような人達に会えるようになったのは、仕事をし始めて一番面白いと思ったこと。
いろんな人に刺激を受けて、考え方も価値観も広がっていくと思うと、東京と大阪を行き来できるのは貴重な経験だなとつくづく思います。

私の仕事はコミュニケーションビジネス。
だからこそ、ここのスキルはまだまだ磨きたいところです。
いっそ霊視が出来たら良いんだけどな(笑)

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