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shopify 構築日記 #084 こだわりすぎるデザイナー・MDの弊害
いつもこのshopify構築日記をご覧いただき誠に有難うございます。今日は反省も込めたエントリーです。
以前、どこかで2サイト目をこのshopifyで構築していると伝えたと思います。前回のアウトレットは実質私一人とパートナーのR6Bさんとの間であったため、非常にスムースに問題もなく、滞ることなく構築&立ち上げることが出来ました。予定より2か月遅れたのは、基幹システムとWMSの連携とWMSを扱うロジの設定が遅れたためで、R6Bさんはきっちりと私が想定していたタイミングで納品をしてくれました。
今回の2サイト目は、デザイナーとMDが中心となった、世界観を見せていくというもので、構築前にいろいろと決めて打合せしたにもかかわらず途中で変更が何回も出てくる。
デザイナーとMDのチームは見せるサイトと売れるサイトは別という事をあまり理解していない。きれいな世界観を見せられたほうが良いのは分かりますが、それだけで本当に購入まで至るのか?究極ここを詰めていくのがECサイトであって、ブランドサイトではない。
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この部分をECサイト構築担当者は理解したうえで、社内の調整をしていく必要があり、野放しにしてはいけない。行間を数ポイントずらしただけで売れるわけはない。たんなるエゴであって、お客様には全く響くことがない。それで売れれば、ECサイト運営担当者はみんなやっている。
ではなぜ?彼ら彼女らは数字を持っていないからだ。営業やストア担当者に課せられる、売上で結果を出すという責務がないからどうでもよい部分に時間をかける。(どうでもよいは言い過ぎでした、売上にインパクトを与えない部分)
だから、購入しているお客様に伝わるか?を基準にすればよくてフォントや色や行間は飾りで本質な幹ではない。ここのコントロールがうまくできず、パートナーを振り回すのはPMとしては失格である。
スタート時から大きく変わった部分もあって、再見積もりorいったんはそのまま進み第二フェーズにて新たに工数を出して取り掛かるというような二度手間であり、パートナーの気力を削ぐようなことをさせてはいけない。
要は、初めの段階では煮詰まっていないという事になる。全くの変更はないか?と言われればそういうことはない。少々の変更は当然ある。しかし再見積もりが必要なほどの変更は、極力避けるべきだと思っている。ただし当初決めた仕様が出来ない場合の変更は、パートナー側の問題なので代案をもらい、検証し速やかに返事をする事を進める。
よくここで責める人がいますが、そんなことしても何の得にもならない。パートナーとして選んだ以上、納期とやりたいことに全力集中することがお互いのミッションではないでしょうか?
という事で、今回の反省点としては、ビジュアルにこだわりすぎる人をどのようにコントロールするのか?が学んだ件です。企業に属している人はおそらく同様の問題を抱えたPMが多いと思います。ぜひうまくコントロールしてより良いものを納期通りに仕上げて頂きたいと思います。
全国PMを応援しています。
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