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shopify #058 分析ツールからサイトを見る

 みなさんもご存じの通り、shopifyには標準で分析ツールというか分析できる機能が標準でついています。現在はベーシックプランでの運用なので$29/月で必要最低限の指標しか見れません。が、それでも十分と言えます。

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ストア分析ですが、ダッシュボードだけでも十分ではないか?と思えるほど標準で良い機能が付いています。たくさん見たところで良く分からないという方もいらっしゃいますよね?まずは標準の機能を使い倒してから欲しい指標を見つけ出してください。

 よっぽどバズる商品の取り扱いでない限りいきなりアクセスが集中することはないですし、アウトレットサイトの場合も日々少しづつセッションが増えてきているといった感じなので今は十分です。

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流入数はお見せできませんが、オープンした時にリリースを出したPRタイムズとPRタイムズから記事を転載していただきましたTravel Watchさんからの流入が多いのが分かります。そしてスマートニュースもリリース記事からの流入ですね。(4位は社内イントラネットから)

注目は5番目。7/1から始まったペイペイジャンボECに参加を表明し、PayPay側のキャンペーンサイトにロゴとリンクが設置されてから流入が一気に増えました。認知度の低いサイトは、大型キャンペーンに載って知ってもらう作業が必要です。広告も良いのですが、本サイトとカニバリゼーションが発生する恐れがあるため未出向です。

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 どこの国からアクセスしている??日本は当たり前ですが、次にアメリカと中国。まだまだインデックスされたばかりというのに、日本人の方ですかね??アウトレットストア+エースなら上位表示されているので。。。

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 やはりPRタイムズやトラベルウォッチからの遷移先がトップページなので当たり前ですが、少しずつでコレクションページや自然検索の流入が増えてきたことが数値から見えてきます。

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 こちらも数値は非公開ですが、モバイルからのアクセスが多くこれから作っていく予定のマーチャントさんはしっかりとモバイル=スマートフォンのページに注力していくことはマストです。

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 twitterは分かりますが、なぜGitHubからの流入が????これってソーシャルだっけ?

というように、無料のストア分析ツールでもここまでわかります。健康診断でいうと35歳未満の簡易項目って感じです。必要最低限は見れるし、流入や売り上げが伴っていない間に詳しい分析をしても意味がありません。

 まずは無人島や砂漠の真ん中に出店したということを自覚し、いかにオープンしたサイトの良さを知ってもらう=集客に注力すべきです。人の往来が増えてきたところで、このページに流入多いけど購入に至らない。逆に流入が少ないのになぜか購入が多いページなどが出てきたときに初めて詳細な分析=可視化できればと良いと思います。

 前者は、商品に魅力があるor話題になったなどの理由でよく見られているが購入しない理由は何?なぜ?の仮説から始まります。商品説明・掲載画像・チェックアウトまでの導線・使えるペイメントの案内などをしっかりと行っているか?を確認してください。対応したらその後1~2週間がセオリーですが、ある程度のセッションがあれば短くても良いと思います。

 サイト改善は、もぐらたたきと思ってください。また、販売するプロダクトが良いということが前提となります。商品の説明もスペックだけになっていませんか?その商品の魅力を伝えていますか?または、その商品を使用したら〇〇になるといった提案が出来ていますか?

 リアル店舗では、接客のやり取りの合間に顧客を理解することで、次の一手=提案や代案を用意することが出来ますが、オンラインでは今のところは無理です。もちろんそういった機械学習をする接客ツールを導入するのも一つの手ですが、そもそもオープンしたてで流入が少ないサイトで利用しても意味がないと私は考えております。

最後に

 サイトオープンして、売り上げが数日たたないと焦って何かしなくてはいけないと思い、いろいろと変更したくなると思います。しかし、ちょっと待ってください。売り上げが立たないのは、サイトのせいですか?まずは自信をもって作りこんだサイトの魅力を伝える・魅力が伝わることに注力しましょう。

 私が今現在取り組んでいるのは、サイト内ブログのコンテンツ作成と、グーグルにしっかりとインデックスしてもらい、認知してもらうSEO対策の二軸です。正直面倒くさいです。しかしながら、取り扱い商品を一番知っているはずの担当者が魅力を伝えきれなくてどうしますか?誰もやってくれません。

 俗にいう型番と言われている誰でも取り扱える商品であれば、メーカーの公式サイトに説明がしっかりと書かれています。それらを参考にしてページの充実を図る。またオリジナル商品であればこそ魂を込めて魅力を伝える必要があります。

 私はメーカーなので、物の魅力を伝える側となります。取扱商品数が多くすべての商品に同等の力量を投下するのはやはり無理があります。だからこそ、80%までの完成度を最速で行い、購買者の行動・動きを診断ツールでモニタリングして、良い方向・悪い方向へ振れたところから手を付けていく。皆さんもすでに同様のことを対策されていると思います。が、ほとんどのマーチャントさんはリソースの足りないかをやりくりしていると思いますので、すべてを100%で完璧なものに仕上げる必要はないと考えています。

 話がそれてしまいましたが、管理ツールは毎日見ます。毎日見ればたまに発生する変化に気づくことができます。そこだけを対応していけばよいです。残りの時間は、サイトや商品の魅力をお客様に伝えることに全集中してください。大事なことなのでもう一度言います。

無人島や砂漠のお店には人が来ない。だから魅力を伝えることに注力

分析は、ある程度の流入ボリュームが付いてから

 話題の商品なら苦労はしないんですけどね。。。。。オワリ

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廻らない鮨を食べたいなぁ😅