Shopify構築日記 #197 Shopify事業者の実態調査
いつもお読みいただき誠に有難うございます。本日は、Shopify JapanよりリリースされましたPRTIMESから突っ込んでいきたいと思います。
ではそのShopify事業者の実態調査とは何??
2024年10月4日にリリーされた調査結果です。で、調査の内容は以下の通り
約45%のマーチャントが値引きについて関心が高まっている
値引きしなくても売れるブランドは良いのですが、そうでないマーチャントがほとんどだと思います。ここの考えは本当にマーチャント次第と言ったところになりますが、これだけ多くの人の関心を高めているというのは、①売り上げが厳しい ②世の中がモノを買わなくなってきた ③在庫がB/Sを圧迫し始めている などが挙げられると思います。特に在庫は回転してくれないと、新商品の開発や仕入れの資金繰りが厳しくなるので、値引きしてでもお金に変えていきたいという現れでしょうか?
顧客維持とLTV最大化のための最優先事項について72%がオーガニックソーシャルと回答
古い話で申し訳ないですが、その昔はテレビ・新聞・ラジオ・チラシというマスメディアしかありませんでしたが、今はYouTubeをはじめとするSNSよりダイレクトに、また安価に情報発信することが出来るようになったことが大きいですね。マス広告に出稿しても一方通行で顧客の反応を見るなら今はSNSとなります。
D2Cのための優先事項について62%の事業者がソーシャルメディアと回答し次いで39%がインフルエンサーマーケティング
やはり、一番大きいところはコストですね。D2Cであればあるほど、初期にお金が必要となります。集客に投資すればある程度は出来ますが、コストバランスで一定数限界がある。4マスしかなかった時代にD2Cは世に知られる前に淘汰されてしまう可能性もあったがいまのソーシャルによって、広告を掛けながらうまくソーシャルを使うことで大きな成果をあげられる。
新規顧客の獲得について約50%がオーガニックコンテンツと回答
SNSを使ったデジタル広告とはいえ、それなりの費用が掛かるからこそ、D2Cマーチャントはよりオーガニックコンテンツに力を入れているのはわかります。ただし、配分やターゲットをコントロールすることで大きな成果が出る場合もあるので、自社商品に合う出稿パターンを見つけることが売り上げ拡大につながる新規獲得の近道ではないでしょうか?
約40%の事業者がAIを活用している
日本だともう少し少ないような気がしますがどうでしょうか?AIに仕事を取られると思っている人はこのnote読者には居ないと思います。いかにAIを活用してコストと時間を短縮できるか?だと私は思います。
また、ハルシネーション問題は付きまとうため出来上がりをそのままではなく、さらにAIに校正させるように使うなどは効果的です。しかしながら最後は目検をしないとブランド棄損になりかねないので注意は必要です。
あとは、商品説明にShopify Magicや管理画面のSidekickなどは使われましたでしょうか?
今回、Shopifyがアンケートをした結果に対して私なりにコメントを付けてみました。皆さんはこの結果をみてどのように感じられたでしょうか?
廻らない鮨を食べたいなぁ😅