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Shopify構築日記 #104 新しいサイトに過去の知識を詰め込んでいく

 いつも当サイトにお越しいただき誠に有難うございます。いよいよプロジェクトが始まりましたので過去の構築日記で得た知識を取り扱い商材&ブランドに合わせていくことを、担当者を立てて進めていきます。

 今回は、ブランドホルダーの意向が強く制限が多い中のローンチです。また、時間のない中リソースを確保していただいたパートナーのR6Bさんには感謝しかありません。

 ここでちょっとしたコツを(笑)
何をしたのか?というと、『仮押さえ』です。えっ?って思われるかもしれませんが、実はこれってとても重要でなんです。

 私がこのプロジェクトをパートナーさんに伝えたのは、2月か3月くらい。8月中旬にローンチするサイトがあるので、リソース大丈夫?と。
 誰をアサインするかで、味が変わるのが面白い。そして今回も、初めて構築をお願いしたチームで構成していただき、お互いが一年経ってそれぞれアップデートした状態で取り掛かれるってある意味すごい。

 パートナーさんの言葉や仕組みの説明が手に取るようにわかる。そして言いたいことや要望を的確に伝えられるようになっている。正直これだけで構築の80%は完成したも同然。また、新しく実装したい案件もサクサク解決してくれるのは嬉しい。

 一番信頼出来る部分は、なんでもアプリじゃないんです。むしろで最小限のアプリ構成で出来るだけコーディングで解決しようとしてくれる。これのどこが良いの?皆さんには言わなくてももう分かりますよね?
 アプリを入れることによる、サイトスピード低下・アプリ同士の干渉・デリートした際のコードの残骸・インストールすることによって思いもよらないところが上書きされてしまう、などなどのリスクがかなり軽減されます。

 コアウェブバイタル重視といわれ、またサイトスピードが速いと定評のShopifyが遅いって正直使うメリットの一つを消している。スマホのスクロールの速さについていけないと、顧客体験を下げ離脱に繋がるのは言うまでもありません。
 そういう意味では、モバイルアプリ=Appifyは非常に有効活用できると思います。(DLのハードルはありますが)

 前回のアウトレットにはない機能をもりもりに入れているので、どのように料理してもらえるか楽しみでもあります。同じことをするにしても、沢山のパターンがあります。どれが正解というのは無いです。あるとしたらお客様からみて、その構成や仕組みが使いやすいものになっているのか?だと思います。

 ここで落とし穴。まずは、この仕組みを依頼するのは私たちマーチャントであることをしっかりと理解してください。エンジニアさんは、言われたことに対してしかやりません。優秀なエンジニアさんは、依頼内容に被せてさらに良くなる提案をしてくれます。<イマココ
 出来上がった内容に対して、要望を満たしていればパートナーさんとしては完了です。たとえそれがユーザーにとって使い勝手が悪かったとしても。だから、マーチャントは何をどのようにしたいという意思・決定をしたうえで依頼してほしいです。

 鮨屋のカウンターじゃないので、『お任せで』なんてありえないです。

 改めて言いますが、マーチャントが勉強することで、パートナーの言っている意味が理解できます。パートナーさんに文句を言っていいのは、依頼内容と納品物が違った時だけ。
 パートナーさんの肩を持つわけではないです。あくまでも発注者は自社であり自分である。他人事にしない。パートナーさん選びも同様です。これだけでもかなり完成度の高いサイトが出来上がると思います。

 頑張ろう、同志である担当者にみんな!


廻らない鮨を食べたいなぁ😅