見出し画像

ルーサー・ヴァンドロスはなぜプライヴェートを明かさなかったか~姪が語る

ルーサー・ヴァンドロスはなぜプライヴェートを明かさなかったか~姪が語る
 
【Luther Vandross Reveals Why He Never Spoke Of Personal Life】
 
プライヴェート。
 
ルーサーの命日(7月1日)とコティリオン時代の2枚のアルバムのデジタル化、CD化発売にともない、さまざまなルーサー関連の情報がでている。そんな中、ルーサーの姪にあたるセヴィダ・ウィリアムスがピープル誌のインタヴューに答え、ルーサーはなぜパーソナルな生活について語らなかったかを明かした。
 
 
Luther Vandross’s Niece Reveals Inspiration Behind His Love Songs — and Why He Never Spoke of Personal Life (Exclusive)
 
The late R&B icon’s niece Seveda Williams opens up about his life and timeless music, including two re-released albums ahead of documentary ‘Never Too Much’
 
By Janine Rubenstein Published on June 30, 2024 05:49PM EDT
 

 
この記事によると、ウィリアムズはルーサーの姪にあたる。現在は、ルーサー・ヴァンドロスのファンクラブ「ファンドロス」の会長をしているという。
 
先ごろ制作されいくつかの映画祭で公開されたルーサーのドキュメンタリー『ネヴァー・トゥ・マッチ』の発売権をCNNが取り、2025年1月公開されることになったという。2025年は、ルーサーが2005年7月1日に亡くなってからちょうど20周年になる。
 
この記事では、そのドキュメンタリーにも触れ、このドキュメンタリーの中で、いかに彼が自身の名声と個人的なパーソナルな人生の間で悩んでいたか、体重の増減、また性的嗜好(セクシュアリティ)などについて思いを寄せていたかなどについて語っているという。
 
また、マドンナがライヴ・ステージで、「ルーサーがエイズで亡くなった旨の写真を掲載したことに抗議し、それを取り下げるよう伝えた」という。
 
ドキュメンタリーの監督ドーン・ポーターは、「私たちがやろうとしたことは、それらのバランスを取ること。ルーサーがそれらの問題にどうかかわってきたかをバランスを取って描くようにした。見る者が感じ取ってくれればいい。知られたくないと思っていたことを、公開しないことは大事だと思う。彼がどう生きてきたかを称えたい」と語っている。
 
~~~
 
■なぜルーサーはコティリオン時代の2枚のアルバムを封印したかったのか
 
なぜルーサーはコティリオン時代の2枚のアルバムを封印したかったのかについて、現在取材を続けています。まとまったら、ここのソウル・サーチン・ブログでご紹介します。ご期待ください。しばしお待ちを。
 
~~~
 
下記でご紹介した一人芝居高山広さんの『ルーサー・ヴァンドロス物語』は、2006年7月1日目黒ブルースアレイで初演されたもの。これは、僕が以前から、いくら文字で原稿を書いてもそのアーティストの魅力を描ききれないので、その人と成りなどを20分程度にまとめて一人芝居という形でやってもらえないか、と頼み込んでやってもらったもの。これは思った以上に大成功で、1万字の原稿より20分のパーフォーマンスが、そのアーティストの人と成りを完璧に伝えることになった。その後2018年9月ブルースアレイで、さらに2019年2月、成城ホールで再演した。3回の公演でこの芝居を見ている人は、せいぜい5―600人程度、来年が没後20周年になるので、来年の再演を現在計画中だ。
 
成城ホールへの道について書いた『ルーサー物語』の経緯
 
高山広~成城ホールへの道
2019年02月05日(火)

 
高山さんはルーサーの後、アリーサ・フランクリン物語、そして、彼のキャリア作品『マイケル・ジャクソン 終わらないDの物語』へ繋がっていく。
 
~~~
 
■ルーサー・ヴァンドロス関連過去記事
 
ルーサーの1976年頃の動画発見
2024年6月3日

 
「ルーサー」コティリオンから出た2枚のアルバム、いよいよCD・デジタル・リリースへ
2024年5月31日

 
~~~
 
『ソウル・サーチン:ザ・セッション~トリビュート・トゥ・ルーサー』
 
毎回一人(一組)のレジェンド・アーティストにスポットをあて、ライヴとトークでそのアーティストの魅力を紹介する『ソウル・サーチン:ザ・セッション』でも、ちょうど一周忌にあたる2006年7月1日に目黒のブルースアレイ・ジャパンで「ルーサー・トリビュート」が行われた。ここでは、ルーサーの盟友でもあるディーヴァ・グレイがゲストで登場、ルーサーとの思い出などを語り、歌った。
 
そのときの様子
 
Luther's Previously Unreleased Songs Would Be Revealed At "Soul Searchin’; The Session Vol.1"
投稿日: 2006-07-01

 
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin': The Session Vol.1"
投稿日: 2006-07-02

 
"Soul Searchin' : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
投稿日: 2006-07-03

 
"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 3): Behind The Back Stage
投稿日: 2006-07-04

 
"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 4): After The Dance…
投稿日: 2006-07-05

 
"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 5): After The Dance…
投稿日: 2006-07-06

 
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
投稿日: 2006-07-07

 
ここで初演された高山広さんの一人芝居『ルーサー物語』が2018年9月再演され、さらにそれが2019年2月、世田谷成城ホールでの公演に繋がった。
 
いよいよ今日~高山広~「アレサ物語」「ルーサー物語」、目黒ブルースアレイで
2018年09月02日(日)

 
前回アレサ物語・ルーサー物語をご覧になった方々の感想。ネタバレになりますのでご注意ください。ただし、どんなものかをお知りになりたいかたはどうぞ。
 
高山広「アレサ物語」「ルーサー物語」ご来場感謝 (パート1)
2018年09月04日(火)

 
高山広一人芝居ライヴ評まとめ(2)
2018年09月05日(水)

 
 
 
ENT>ARTIST>CD>Luther
ENT>LUTHER VANDROSS>Documentary
ENT
 

ここから先は

0字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?