見出し画像

〇シルク・ソニックのアルバムからは何枚のシングルがカットされるか


〇シルク・ソニックのアルバムからは何枚のシングルがカットされるか

【How Many Singles Will Be Released From Silk Sonic Album】

シングル。

(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

~~~~~

〇シルク・ソニックのアルバムからは何枚のシングルがカットされるか

【How Many Singles Will Be Released From Silk Sonic Album】

シングル。

シルク・ソニックの超話題デビュー作『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』が2021年11月12日(金)に全世界で同時発売された。全9曲、総再生時間は約32分。

ここでは、このアルバムから何枚のシングルがリリースされるか、そして、来年、再来年のグラミーでどのようにノミネートされるかなどにフォーカスしてみよう。

まず、シングル。すでにアルバム発売前に3枚のシングル(ビデオ)がリリースされた。アルバムは、1曲目が最初のシングル「リーヴ・ザ・ドア・オープン」と同時にリリースされた「イントロ」なので、実質8曲。残るは5曲で、4曲カットされれば7枚のシングル・リリースとなる。

1枚のアルバムから7枚のシングル・ヒットとなると、古くはマイケル・ジャクソンの『スリラー』(1982年)、さらにジャネット・ジャクソンの『コントロール』(1986年)などが記憶に新しいが、今回いろいろ調べたところ、ロック分野も含めると、次のようなアルバムがシングル7枚以上を輩出していた。

もっとも多くのシングルを出したアルバムは、シャナイア・トゥエインの1997年のアルバム『カム・オン・オーヴァー』でなんと収録16曲中12曲のシングルを輩出。

これに次ぐのがマイケル・ジャクソンの1987年『バッド』で収録9曲で9曲すべてシングルカットされた。しかも内5枚が全米1位。さらにマイケルの1991年『デンジャラス』は14曲収録からやはり9曲のシングルが出た。

これに次ぐのがジャネットの1993年の『ジャネット』と1989年の『リズム・ネーション1814』が8曲のシングル。8曲のシングルを出したのはほかに、セリーヌ・ディオンの『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』(1997年)、フィル・コリンズの『ハロー・アイ・マスト・ビー・ゴーイング』(1982年)(ヨーロッパでのシングル発売も含む)、シャナイア・トゥエインの1995年の『ザ・ウーマン・イン・ミー』、そして、これに次ぐのが7曲を出した次のようなアルバムだ。

マイケル・ジャクソン『スリラー』(1982年)
ブルース・スプリングスティーン『ボーン・イン・ザ・USA』(1984年)
ジャネット・ジャクソン『コントロール』(1986年)
ケイティ―・ペリー『ティーンエイジ・ドリーム (2010年)
デフ・レパード『ヒステリア』(1987年)
デフ・レパード『ピロマニア』(1983年)
デフ・レパート『アドレナライズ』(1992年)

さて、シルク・ソニック残る5曲がすべてシングル・カットされると8曲のシングルになるのだが、果たしてどこまで行くか。

実は11月16日放送の『ソウル・トゥ・ソウル』ではシルク・ソニックのアルバムを特集したが、シングル・リリースを予想して、その場合どういう順番でシングルが切られるかを考えて曲を並べた。

4枚目のシングルの一押しは「アフター・ラスト・ナイト」で、以後の予想が次の通りだ。5から7の順番はよくわからないが、最後のシングル・カットは、「ブラスト・オフ」になると思う。

Setlist

1. Leave The Door Open
2. Skate
3. Smokey Out The Window

4. After Last Night
5. Put On A Smile
6. Fly As Me
7. 777
8. Blast Off

~~~

■アルバム・オブ・ジ・イヤーは、2023年グラミー候補に

シルク・ソニックの「リーヴ・ザ・ドア・オープン」が第64回グラミー賞(2022年1月31日発表)で次の4部門にノミネートされた。

「レコード・オブ・ジ・イヤー」
「ソング・オブ・ジ・イヤー」
「ベストR&Bパフォーマンス」
「ベストR&Bソング」

一足先に発表された「アメリカン・ミュージック・アワード」では、「フェヴァリット・ソングR&B」を獲得。また、「BETアワード」では、「ベスト・グループ」部門を獲得した。

2枚目のシングル「スケート」と続く「スモーキン・アウト・ザ・ウィンド―」、さらにアルバムは次の年度、第65回グラミー賞(2023年2月発表)の候補になりえる。その場合は、再び「ソング」「レコード」、さらに「アルバム」の候補になる可能性が高い。今回主要4部門のうち「新人賞」でノミネートされなかったので、これはたぶん、次回もノミネートされないのだろう。

今回のグラミー「レコード」「ソング」では、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴとシルク・ソニックが三つ巴の戦いでどれがとってもおかしくない情勢だ。このあたりのグラミー予想は年明けに例年通りまとめる。また、グラミー賞展望は、トーク&DJイヴェント「ソウル・サーチン・ラウンジ」57回(2022年1月20日・木、新宿カブキラウンジ)でグラミーウォッチャー、阿多真人さんとトークする。また、『AOR/ソウル・トゥ・ソウル』の一月のマンスリー特集(1月4日~25日)で、64回グラミー賞を特集する予定。

~~~~

□イヴェント概要

タイトル 「吉岡正晴のソウル・サーチン・ラウンジ #57 第64回グラミー賞予想&展望~阿多真人さんを迎えて」

日時 2022年1月20日(木) 開場18時30分 開演=19時30分~20時30分、第二部21時~22時 
場所 カブキラウンジ
住所 東京都新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC第一大滝ビル5階 (1階は出会いカフェ・キラリ)
電話 03-6205-5125
入場料 2000円(1ドリンク付き)当日、現地でお支払いください。
出演
司会 吉岡正晴 (ソウル・サーチャー)
ゲスト  阿多真人 (グラミー賞研究家)
サポートDJ OSA (ウェッブ検索の魔術師 DJオー・エス・エー)
http://kabukilounge.tokyo/
座席数 約20 (通常より席数を減らして空間を取っております。当日はマスクをご着用ください。換気、消毒など万全を期しております)

■予約方法 下記メールアドレスへ「ソウル・サーチン・ラウンジ57」参加希望と書き、参加人数、お名前、連絡先などを明記してお送りください。24時間以内に折り返し、確認メールを差し上げます。なお、携帯メールなどで受信ドメイン指定をされている方はsoul_searchin_lounge@yahoo.co.jp からのメールを受信できるように設定してください。予約なしでも入れますが、予約をいただけば優先的にお席を確保いたします。

予約メール送り先 
soul_searchin_lounge@yahoo.co.jp

■カブキラウンジの行き方

新宿駅大ガード東の交差点から靖国通りを花園神社方向に向かって進み、二本目左折。「一番街」に入って40メートルほどいった左側の雑居ビルTC第一大瀧ビルの5階。あるいは、JR新宿駅から来た場合は靖国通りの大きな歩道を渡って、「一番街」に入り、まもなくの左側雑居ビルTC第一大瀧ビルの5階です。となりのビルにもガールズバーのようなお店がありますので、一階の入り口で「カブキラウンジ」の看板をご確認ください。

地図
https://www.google.com/maps/place/%E3%82%AB%E3%83%96%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B8/@35.694256,139.701018,20z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xe5d7b87fd7011b83!8m2!3d35.6942558!4d139.701018?hl=ja

ソウル・サーチン・ラウンジ実行委員会

~~~~~

■サポートのお願い


本記事は有料設定ですが、このnoteで最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」(金額は自由に設定可)なども可能です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。

ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。

これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。

ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。また、ブログより長文のものをnoteに掲載しています。

オリジナルはソウル・サーチン・ブログ
ソウル・サーチン・ブログ・トップ
https://ameblo.jp/soulsearchin/

noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。

方法はふたつあります。送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。

1) ペイペイ(PayPay) 使用の方法

ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。なお、PayPayでサポートされた場合、御礼のメッセージが送れないので、ツイッターアカウント名、あるいは、メールアドレスなどお知らせいただければ幸いです。

2)ペイパル (Paypal) 使用の方法

ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、 ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。

3) サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、 ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。(ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります)

コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。

ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴

本記事はnoteでも読めます
Noteトップ
https://note.com/ebs

ANNOUNCEMENT>Support

~~~~


ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?