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◎ナイト・サーチン74 セットリスト ~ランス・アレン追悼、ジャロッド・ローソン6年ぶりフルアルバムなど


◎ナイト・サーチン74 セットリスト ~ランス・アレン追悼、ジャロッド・ローソン6年ぶりフルアルバムなど

【Nite Searchin #74  Tonight At 10:30 pm】

ナイト・サーチン。


(本文は値段がついていますが、最後まで無料で読めます。読後サポートしてもよいと思われた場合、購読などでサポートしていただければ幸いです。この本文は約5000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、10分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと17分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴くと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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◎ナイト・サーチン74 今夜22時30分から~ランス・アレン追悼、ジャロッド・ローソン6年ぶりフルアルバムなど

【Nite Searchin #74  Introducing Jarrod Lawson’s New Album】

ナイト・サーチン。

月一回、毎月第一木曜に『ザ・ナイト』内で放送される「ナイト・サーチン」、その最新回74回は2020年11月5日(木)22時30分から生放送された。

今回のトピックスは、先日急死したランス・アレン追悼と、約6年ぶりの新作フル・アルバムをだしたジャロッド・ローソン。

リモート出演は5月以来7回目。ズームでの出演は3度目。

期間限定同録はこちら→

https://soundcloud.com/user-600575587-698459854/the-nite-searchin-74-20201105



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僕の声はズーム越しなので悪くてすいません。

ランス・アレンは僕の手元にアナログしかなかったので、お話だけ。(笑)

ジャロッドのスティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハザウェイ臭、白人のネオ・ソウル=ブルー・アイド・ネオ・ソウルは、いかにも軽い音が好まれる今風ですね。スティーヴィーの世紀の傑作『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ライフ』がリリースされた年に誕生したジャロッドが、そのアルバムをもっとも衝撃を受けたアルバムとして、スティーヴィーの影響を受けた作品を作るというあたりに、歴史の過去・現在・未来が見事につながっている思いがします。

■セットリスト

The Nite Searchin #74 2020.11.05

① Rance Allen Tribute 

② Jarrod Lawson

M01. [1]Be The Change 5:32 - Jarrod Lawson

BGM [2] I'll Be Your Radio 4:26- Jarrod Lawson

M02 [10] Soul Symphony 6:05- Jarrod Lawson

ジャロッド・ローソン・ライヴ・レポ
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11997521564.html

2015年03月08日(日) 

◎ジャロッド・ローソン・ライヴ~『キー・オブ・ライフ』チルドレン・日本デビュー


【Jarrod Lawson First Japan Live】

スティーヴィー。

昨年(2014年)自主制作で出したものがイギリスのドーム・レコードから再発売され、注目を集めたオレゴン州ポートランド出身の現在38歳(1976年9月16日生まれ)の白人シンガー、ジャロッド・ローソンの初来日、初ライヴ。

たまたま林剛さんの隣が一席だけあいていて一緒に見ることに。

ドラムス、ギター、ベース、ピアノ/ヴォーカルがジャロッド、これに2人女性コーラスの計6人編成。完全なブルー・アイド・ソウル。

僕の第一印象はモータウン・カナダから出たブルー・アイド・ソウル・シンガー、レミー・シャンドみたいな感じということ。林さんはほかにルイス・テイラー、ピーター・ベラスコ、ラサーン・パターソンらの名前をあげていた。そのあたりの雰囲気とよく似ている、という感じだ。

次の印象は、いい意味で、すごく育ちのいい「学生バンド」のような感じということ。ちょうどネオ・ソウル、1970年代ソウルなどをよく聴いてきた影響が感じられた。黒いネオ・ソウルをブルー・アイド・ソウル風に白くした「ホワイト・ネオ・ソウル」というニュアンスだ。

次の印象は、ジャズ色強いな、ということ。かなりピアノをフィーチャーしていてジャズ・ソウルっぽい感じ。

最後のアンコールをピアノの弾き語りで聴かせたが、これは完全にダニー・ハザウェイ、スティーヴィー・ワンダーの影響まんまだった。

いろいろ歌った中で、次のアルバムに収録するという新曲「ソウル・シンフォニー」という曲がとても印象に残った。それと、彼はバークリー出身ではないが、そういう音楽学校でジャズの素養を学んでそうした仲間と音楽を作っているという印象もあった。バークリー系ではないが、「準バークリー系」というか。

ライヴ後、ちょっと会いに行き「ダニー・ハザウェイは好きなんですか」と尋ねると、「大好きだ」との答え。なによりお父さんのレコード・コレクションをたくさん聴いてきたのが大きな影響だそう。ただし、正式なヴォイス・トレーニングはしていないという。

これは林さんの指摘だったが、とてもクリスチャン・ミュージックの影響もあるのでは、とのこと。確かに歌詞の面でそういうものもありそう。なんでも、自主制作で出したアルバム・ジャケットは胸の前で手をあわせてお祈りしている風の図柄だそうだ。

なにより、すごくまじめですれていないいい人という印象が強烈だった。

ファースト、セカンド通しで見た人によると、セカンドはよりジャロッドを聴きに来ている人が多かったようで、リアクションがかなり違ったそうだ。アンコールで、ディアンジェロの「ワン・モー・ジン」をやったそうだ。

ちなみに、彼は1976年9月生まれだが、同年同月にリリースされたスティーヴィー・ワンダーの傑作アルバム『キー・オブ・ライフ』を後年聴いて、ミュージシャンになろうと思ったそうだ。スティーヴィー・チルドレン、というか、『キー・オブ・ライフ』チルドレン、というか。すごく聴き心地がいい。

■メンバー

ジャロッド・ローソン / Jarrod Lawson(Vocals, Keyboards)
クリストファー・フリーセン / Christopher Friesen(Bass)
ジョシュア・コリー / Joshua Corry(Drums)
チャンセラー・ヘイデン / Chancellor Hayden(Guitar)
タヒラー・メモリー / Tahirah Memory(Background Vocals)
モリー・フット / Molly Foote(Background Vocals)

■セットリスト Jarrod Lawson, Billboard Live, March 3, 2015

Show started 19:00
01. Together We’ll Stand
02. All That Surrounds
03. Sleepwalkers
04. Here’s There
05. Soul Symphony (New)
06. Think About Why
07. Redemption
08. Music And Its Magical Way
09. Everything Is Clear
10. Not Gonna Let ‘Em (New)
Enc. Everything I Need
Show ended 20:20

(2015年3月3日火曜、ビルボードライブ東京、ジャロッド・ローソン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lawson, Jarrod

■ジャロッド・ローソン

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スティーヴィー・ワンダー『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ライフ』~ジャロッド・ローソンの人生を変えた一枚、これを聴いてミュージシャンになろうと思った

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ブログ ナイトサーチン74 ズーム

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