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第37回ロック殿堂入り決定~クラス・オブ・2022



【37th Annual Rock & Roll Hall Of Fame Inductees Announced】
 
(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
 
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〇ロックンロール殿堂、クラス・オブ・2022殿堂入り発表
 
【Rock ‘N Roll Hall Of Fame : Class Of 2022 Inductees Announced】
 
決定。
 
第37回ロックンロール殿堂入りアーティストが決まった。メインのカテゴリー、7組と副カテゴリー3つでやはり7組が決定した。
 
2022年11月5日、ロスアンジェルスのマイクロソフト・シアターで授与式が行われる。
 
今年は、デュラン・デュラン、エミネム、ユリズミックス、ライオネル・リッチー、カーリー・サイモンら5人(組)が初エントリーで殿堂入りを果たした。
 
殿堂入りは次の通り。
 
〇Performer Category (歌、演奏などのパフォーマー)
 
Pat Benatar & Neil Giraldo
 
Duran Duran
 
Eminem
 
Eurythmics
 
Dolly Parton
 
Lionel Richie
 
Carly Simon
 
〇Musical Excellence Award (音楽業界人、プロデューサーなど比較的裏方)
 
Judas Priest
 
Jimmy Jam & Terry Lewis
 
〇Early Influence Award (ロック音楽の歴史の中で初期のロック時代に影響を与えたアーティスト、人物)
 
Harry Belafonte
 
Elizabeth Cotten
 
〇Ahmet Ertegun Award (音楽業界人、レコード会社、音楽出版社、マネージャーなど。パフォーマー以外)
 
Allen Grubman
 
Jimmy Iovine
 
Sylvia Robinson
 
詳細はこちら



 
ロック殿堂は、初レコードから25年以上経ったアーティストが有資格者となる。今年だと1997年以前のデビュー・アーティストということになる。今年初ノミネートされたのは、ベック、デュラン・デュラン、エミネム、ライオネル・リッチー、ア・トライヴ・コールド・クエスト、カーリー・サイモンの7人(組)。約30人の候補選別委員会が候補を決め、この中から、ロック殿堂の会員(約1200名)の投票で決まる。
 
ロック殿堂は、1983年、アーメット・アーティガンの発案でローリング・ストーン誌発行人、レコード会社のエグゼクティヴなどが賛同し企画が進んだ。1986年から殿堂入りアーティストを発表するようになり、現在まで続く。ロック殿堂はオハイオ州クリーヴランドに博物館を持ち、ロックの歴史を彩るものなどを展示している。
 
25年以上の歴史のあるアーティストは、今では多数にのぼっており、ノミネートされないでしかも歴史的なアーティストも多数いる。
 
ただし会員が1200人と少なく、また白人メンバーが多いことから、黒人アーティストへの評価は常に低く、全体的に保守的な色彩を持つ。
 
今年で37回目。
 
■今年の候補と殿堂入り ( )候補回数。(2)は2回目の候補。(4)は4回目の候補。
 
Beck (1)
殿堂入り Pat Benatar (2)
Kate Bush (3)
Devo (3)
殿堂入り Duran Duran (1)
殿堂入り Dolly Parton (1)
殿堂入り Eminem (1)
殿堂入り Eurythmics (2)
Fela Kuti (2)
MC5 (6)
New York Dolls (3)
殿堂入り Lionel Richie (1)
A Tribe Called Quest (1)
Rage Against the Machine (4)
殿堂入り Carly Simon (1)
Dionne Warwick (2)
 
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■クラス・オブ・2021決定
 
ロックンロール殿堂、クラス・オブ・2021決定~ティナ・ターナー、キャロル・キング、ジェイZ、ゴーゴーズ、フー・ファイターズ、トッド・ラングレンら
2021年5月14日
https://note.com/ebs/n/n6b6df4101c2a
 
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昨年の候補と受賞(殿堂入り)アーティストは次の通り。
 
Performer Category:
 
[ ]内に候補回数。無印は初候補。
 
Mary J. Blige
Kate Bush [2]
Devo [2]
殿堂入り Foo Fighters
殿堂入り The Go-Go’s
Iron Maiden
殿堂入り JAY-Z
Chaka Khan [3]
殿堂入り Carole King [2]
Fela Kuti
LL Cool J [6]
New York Dolls [2]
Rage Against the Machine [3]
殿堂入り Todd Rundgren [3]
殿堂入り Tina Turner
Dionne Warwick
 
 
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詳細は、こちら。
https://www.rockhall.com/class-2021-inductees
 
オフィシャルページ
https://www.rockhall.com/
 
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■ソウル・サーチン過去関連記事
 
ロック殿堂「クラス・オブ・2020」授賞式HBOで放映
2020/11/09
https://note.com/ebs/n/na0911dda9a73
 
ロック殿堂「クラス・オブ・2020」ノミネート発表~5月2日に授賞式
2019年10月27日(日)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12537327846.html
 
ロック殿堂2019、7組が殿堂入り
2018年12月15日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12425783276.html
前回殿堂入りの記事。ここに過去記事一覧。
 
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■Future Rock Legends Web
https://futurerocklegends.com/
 
この「ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」の組織とは別の、サイト。長年この殿堂をウォッチしている詳細サイト。
 
ロック殿堂は、投票会員数が1200人で、グラミーなどの1万人と比べると圧倒的に少ないために、そのメンバーの偏向具合が如実に反映する。
 
1955年のロック誕生から67年。多くの殿堂入りすべきアーティストがいるが、その一部しかまだ殿堂入りを認定できていない。
 
上記サイトで指摘される「長年無視されてきたアーティスト一覧」を見ると、毎年何十人と殿堂入りさせても、なかなか追いつかない。
 
この課題はずっと続く。
 
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