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〇写真家野田雅也さんが311で被災した船大工を中心にした写真展を開催~写真集も発売

〇写真家野田雅也さんが311で被災した船大工を中心にした写真展を開催~写真集も発売
 
【Photographer Masaya Noda Exhibition & Photo Book On 311 Released】
 
写真集。
 
写真家・映像作家の野田雅也さんが、311で被災した船大工を中心に311被災現場を撮影した写真集をクラウド・ファンディングで製作、その出版を記念した写真展を岩手と東京で行う。岩手のものは、すでに終了したが、東京の写真展が2023年4月13日(木)から19日(水)まで、新宿のアイデムフォトギャラリーで行われる。約50点が展示される。入場無料。書籍版には200点以上の写真が掲載されている。
 
写真展概要は次の通り。
 
タイトル 野田雅也 写真展「造船記 Chronicle of a Shipbuilder」

 
○東京展
期日:2023年4月13日(木)~19日(水)入場無料 4月16日(日)は休館
時間:10:00〜18:00(最終日15:00まで)
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F

 
(以下ホームページより)
 
写真展案内
 
ひょうたん島(蓬莱島)のある赤浜の岸辺で、瓦礫から工具を拾い集める船大工に出会った。大槌湾に面した岩手造船所は津波で壊滅し、流された船は陸に打ち上げられたり、海上を漂流したりしていた。船大工は、「あの船さ、おらほの方から流れたべ」と屋根の上に乗った観光船を見上げた。漁師町の復興に、船は欠かせない。「やんねばなんねえ」、船大工たちは声を合わせた。町に暮らしの明かりが灯る日を夢見て、途切れることなく復興の槌音を響かせ続けた。
 
被災地でもっとも早く事業再開した岩手造船所には、三陸各地から被災した船が次々に運び込まれた。漁船の修復を終えると、漁師たちは再び三陸の海へ漕ぎ出す。名産の鮭が魚市場に水揚げされると、周辺には冷凍施設や水産加工所が建ち、大漁と安全を願う伝統の祭りも復活した。
 
今、蓬莱島の灯台は海を照らし、夜空の下に街明かりが輝く。家族や仲間を失い、悲しみや苦しみを乗り越えても、さらに困難は続いた。しかし船大工をはじめ、町の誰もが、誰かの明日を想い、支えあい、新しい町を築き上げた。写真展『造船記』は、東日本大震災から復興までの不屈の歩みをたどる船大工たちのクロニクル。
 
(展示予定枚数 50点)




 
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野田雅也(のだ‧まさや Masaya Noda)
 
1974年福岡県生まれ、写真家‧映画監督。バックパッカーとして 世界を放浪し、写真を始める。ライフワークとしてチベットを撮影、 世界情勢や地球環境を取材して国内外で記事や映像作品を発表する。日本写真家協会(JPS)会員、日本ビジュアル‧ジャーナリスト協会(JVJA)会員、Media Labo ノダグラ代表。映画に『遺 言 原発さえなければ』(2014年)、『サマショール 遺言第六章』 (2018年)、『ふるさと津島』(2020年)。共著に、『災害列島‧日本』(扶桑社)、『3‧11メルトダウン』(凱風社)、写真集『造船記』(集広舎)を2023年2月に刊行。
 
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311の写真。
 
311と書いただけで気分が滅入る。2011年のことだから、はやくも干支が一周した。そのときのニューヨーク・タイムズの写真集(約250点)が圧巻で、ブログでも紹介した。
 
ニューヨーク・タイムズの震災写真~「ソウル」の二重露光
2011年03月26日(土)

 
大きな船がビルの上に乗っていたり、絶望の人々が映し出されたり、写真の持つ力を感じた。
 
今回のは船大工という人たちにフォーカスを当てた点がひじょうにユニークだ。
 
いちど写真を見に行ってみようかと思う。
 
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野田雅也ホームページ

 
クラウド・ファンディングでできた本がアマゾンでも販売されている。
 
造船記 単行本(ソフトカバー) – 2023/3/6
野田雅也 (著)
5つ星のうち5.0 3個の評価
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 240ページ
寸法 ‏ : ‎ 25.7 x 18.2 x 2 cm (B-5 size)
¥3,850

 
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ENT>PHOTO>Masaya, Noda
ENT>PHOTO>Chronicle Of A Shipbuilder
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