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〇マライア・キャリーのベスト+1996年東京ドームライヴ映像3枚組リリース

〇マライア・キャリーのベスト+1996年東京ドームライヴ映像3枚組リリース

【Mariah Carey’s Best Album + Japan’s Exclusive Tokyo Dome Live DVD】

(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇マライア・キャリーのベスト+1996年東京ドームライヴ映像3枚組リリース

【Mariah Carey’s Best Album + Japan’s Exclusive Tokyo Dome Live DVD】

歌姫。

1990年代、日本でもっとも人気を集めた女性シンガーというとマライア・キャリーとホイットニー・ヒューストン、マドンナだ。ホイットニーは1985年デビュー、マライアは1990年デビューでホイットニーから遅れること5年後輩になるが、マライアはなんと19曲の全米ナンバー・ワン・ソングを獲得、時代の寵児となった。全米ナンバー・ワンをもつ女性シンガーとしてはそれまではダイアナ・ロスが18曲(シュープリームスの12曲を含む)だったが、マライアはそれを抜いて名実ともに1位になった。ちなみに、これに次ぐのがマドンナとホイットニー。

マライアは今年デビュー30周年ということで、これを記念してベスト・アルバムと自伝が出た。

その可愛さと「ホイッスル・ヴォイス」と言われる超高音の歌声、それはときに「7オクターブの音域」などと宣伝された、で一気に日本でも人気を集めた。そして、数多くのヒットをベスト・アルバムCD2枚にまとめ、さらに、1996年3月の初来日、東京ドームの公演映像をブルーレイ化したディスク計3枚組を2020年10月2日リリース。なんとこのドーム映像は、日本盤のみの発売だという。

ちなみにCDは、ディスク1が2020年の新曲2曲、ローリン・ヒルとの「セイヴ・ザ・デイ」と「クローズ・マイ・アイズ(アコースティック)」を含む全15曲。主に隠れた名曲を編纂、一方ライヴ盤で大ヒット曲をほぼ網羅する形だ。ディスク2が東京ドーム初来日公演の音源をそのままCD化、そして、ディスク3がブルーレイのライヴ映像。

Mariah Carey - Save The Day (2020 - Official Audio)
2020/08/21


https://www.youtube.com/watch?v=BNgT_WWmS44

収録曲は次の通り。

<収録内容>
CD1
1.ヒア・ウィ・ゴー・アラウンド・アゲイン(1990)
2.キャン・ユー・ヒア・ミー(1991)
3.ドゥ・ユー・シンク・オヴ・ミー(1993)
4.エヴリシング・フェイズ・アウェイ(1993)
5.オール・アイ・リヴフォー(1993)
6.ワン・ナイト(1995)
7.スリッピング・アウェイ(1996)
8.アウト・ヒア・オン・マイ・オウン(2000)
9.ラヴァーボーイ (Firecracker Original Version) (2001)
10.アイ・プレイ(2005)
11.クール・オン・ユー(2007)
12.メズマライズド(2001)
13.バードランドの子守歌(Live)(2014)
14.セイヴ・ザ・デイ with ローリン・ヒル(2020)
15.クローズ・マイ・アイズ(Acoustic) (2020)

CD2 / Blu-ray 1996年東京ドーム初来日公演 (原題「Live At The Tokyo Dome」)

( )=オリジナル・アーティスト

1..デイドリーム・インタールード(Fantasy Sweet Dub Mix) (1995)
2.エモーションズ (1991)
3.オープン・アームズ (ジャーニー)(1995) from album “Daydream”
4.フォーエヴァー (1996)
5.アイ・ドント・ワナ・クライ (1991)
6.ファンタジー (トム・トム・クラブ・サンプリング)(1995)
7.オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー (ライヴ時点で新曲)(1996)
8.ワン・スウィート・デイ (1995) (ボーイズ・トゥ・メンと)
9.アンダーニース・ザ・スターズ (1995) from album “Daydream”
10.ウィズアウト・ユー (バッドフィンガー)(1994)
11.メイク・イット・ハプン(1992)
12.ジャスト・ビー・グッド・トゥ・ミー (SOSバンド)
13.ドリームラヴァー (1993)
14.ヴィジョン・オブ・ラヴ (1990)
15.ヒーロー (1993)
16.エニタイム・ユー・ニード・ア・フレンド (1994)
17.恋人たちのクリスマス (1994)

Piano, B3, Synthesizer: Walter Afanasieff
Keyboards: Andrew Sherman
Guitar: Vernon “Ice” Black
Bass: Randy Jackson
Drums: Gigi Gonaway
Percussion: Martino Brazil
Music Sequencing: Mike McKnight
Background Singers: Mary Ann Tatum, Melonie Daniels, Deborah Cooper, Nicki Richards, Sherry McGhee
+Dancers

ブログ マライアキャリー アー写3 赤、クリスマス

しかし、このライヴ映像がなかなかすごい。当時ハイヴィジョンで収録されNHKで放映されたものだが、そのマスターから映像を新たにきれいにしたという。

このライヴは僕もドームで見てるが、一瞬にして24年前にフラッシュバックした。それにしても、このころマライアは26~27歳で、歌手としてもエンタテイナーとしても絶好調、飛ぶ鳥をも落とす勢いだ。やはり、アーティストにはモーメンタム(勢い)があるときは、本当にオーラが出るもの。そして、そのようなアーティストの初来日は特別なインパクトがある。ボビー・ブラウンの初来日、MCハマーの初来日、ホイットニーの初来日、プリンス、マイケルの初来日など、このマライアの初来日、どれも印象に残り、圧倒される。

24年前のライヴ映像を見ていると、思わず観客に目がいってしまう。その雰囲気、ファッションなどが1996年なのだなあ、誰か知り合いはいないかなあ、などと思う。

それにしても、マライア、レコードかと思わせるほど音をはずさない。

このブルーレイは映像ディスク単体ではでないようで、日本盤だけの特典なので、海外のファンから引き合いがきそうだ。

レアリティーズ【2CD+Blu-Ray】《1996年東京ドーム初来日公演ライヴ映像付3枚組》
マライア・キャリー 形式: CD+Blu-Ray


https://amzn.to/3iK1hHT

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自伝リリース

また、今回のCDのリリースと同時に自伝本も出た。

The Meaning of Mariah Carey (英語) ハードカバー – 2020/9/29
Mariah Carey (著)


https://amzn.to/3iJuCSH
これには、「オーディブル」という音声版があり、その音声版ではマライア本人がナレーションをし、ときにアカペラで歌うシーンもある。ハードカヴァーより安く入手できる。なお、この日本版が出るかどうかの情報はまだ手元にない。

一部がサンプルで無料で聴ける。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08BW3DDVG?ref=tmm_p2d_P_R_audible_available_T1

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