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● ダニー・ウェブスター(スレイヴ)死去

〇ダニー・ウェブスター(スレイヴ)死去

【Danny Webster Of Slave Dies At 61】

訃報。

ダニー・ウエブスターDanny Webster オハイオ出身のファンク・グループ、スレイヴ Slave のリード・ギター、リード・ヴォーカルの一人。2020年9月11日までに死去。61歳。https://bit.ly/2DWf1B2 1977年「スライド」、79年「ジャスト・ア・タッチ・オブ・ラヴ」など重厚なファンクでヒット


(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇ダニー・ウェブスター(スレイヴ)死去

【Danny Webster Of Slave Dies At 61】

訃報。

ダニー・ウェブスターDanny Webster オハイオ出身のファンク・グループ、スレイヴ Slave のリード・ギター、リード・ヴォーカルの一人。2020年9月11日までに死去。61歳。https://bit.ly/2DWf1B2 1977年「スライド」、79年「ジャスト・ア・タッチ・オブ・ラヴ」など重厚なファンクでヒットを多数出した。

ブログ ダニエル・ウェブスター

1980年「ウォッチング・ユー」などが大ヒット。「スライド」でのギター・バトルは、ダニーとっもう一人のギタリスト、マーク・ヒックス(故)のもの。

Slave - Slide


https://www.youtube.com/watch?v=EhR1JCwQMg4

Slave – I’ll Be Gone


https://www.youtube.com/watch?v=bnWaEeJic0E&feature=youtu.be

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評伝。

スレイヴ(奴隷)と名乗るオハイオ出身のバンドが結成されたのは、1975年から1976年にかけて。スティーヴ・ワシントン(トランペットほか)がフロイド・ミラーとオハイオ州デイトンで仲間を集めてファンク・バンドを結成した。そのときのメンバーはほかに、トム・ロケット・ジュニア(サックス)、カーター・ブラッドリー(キーボード)、マーク・アダムス(ベース)、マーク・ドラック・ヒックス(リードとリズム・ギター)、ダニー・ウェブスター(リズムとリード・ギター、リードとバック・ヴォーカル)、オライオン・ビミー・ウィルフート(サックス)、ティム・タイニー・ドジャー(ドラムス)。1978年にドラマー/パーカッションのスティーヴ・アーリントン、スターリーナ・ヤング、カート・ジョーンズ(いずれもヴォーカル)とキーボードのレイ・ターナーが参加。大所帯バンドとなった。スティーヴ・アーリントンが加入し、フロイド・ミラーが脱退、ダニー・ウェブスターがリード・ヴォーカルを担うようになった。

1977年、コティリオン・レコーズと契約。いきなり重厚なファンク曲「スライド」がソウル・チャートを中心に大ヒット。その後、1979年に「ジャスト・ア・タッチ・オブ・ラヴ」、「ウォッチング・ユー」が1980年にヒットし、大型ファンク・バンドとしての名声を決定づけた。

Slave - watching you (Don Kirshners:1980) Remastered


https://www.youtube.com/watch?v=qnKTxugGKxk
(リード・ヴォーカルは、スティーヴ・アーリントン、向かって右側のギタリストがダニーとみられる)

Steve Arrington / Slave - " Watching You" and "Slide"



https://www.youtube.com/watch?v=eK-nFIBjFCE
(9分過ぎのギター・ソロがダニー・ウェブスターとみられる)

1981年、このメンバーからスティーヴ・ワシントン、カート・ジョーンズ、トム・ロケットがグループを脱退、新たにオーラ(Aurra)を結成。一方、スティーヴ・アーリントンも1982年、ソロに独立した。

Slave – Just Freak


https://www.youtube.com/watch?v=Ux93-PTbd0k

コティリオン、ワーナー/アトランティックでレコードを出していたが、1984年、アトランタを本拠とするジョン・アビーが運営していたインディ・レーベル、イチバン・レコーズに移籍。何枚かアルバム、ヒットを出したが、大ヒットにはいたらなかった。

スレイヴの魅力は、なんといっても重厚なファンク・サウンド。ドラムス、ベース、ギターが醸し出す重いファンクがなんといっても最大の魅力。

スレイヴは、1980年代に赤坂ムゲンに来日している。

ベース奏者、マーク・レズリー・アダムス・ジュニアは2011年3月5日、51歳で死去。ギター奏者のマーク・ドラック・ヒックスも2011年6月14日、52歳で死去した。

主なアルバムは次の通り。

01. Slave (Cotillion 9914) - 1977 Gold
02. The Hardness of the World (Cotillion 5201) - 1977
03. The Concept (Cotillion 5206 ) 1978
04. Just a Touch of Love (Cotillion 5217 ) 1979
05. Stone Jam (Cotillion 5224 ) 1980 gold
06. Show Time (Cotillion 5227 ) 1981
07. Visions of the Lite (Cotillion 90024 ) 1982
08. Bad Enuff (Cotillion 90118) — 1983
09. New Plateau (Cotillion 90238 ) 1984
10. Unchained at Last (Ichiban 1002) - 1985
11. Make Believe (Ichiban 1009 ) 1987
12. Slave 88 (Ichiban 1030 ) 1988
13. Rebirth (Ichiban 1055) —1990
14. The Funk Strikes Back (Ichiban 1144 )- 1992
15. Masters of the Fungk (Ichiban 24862 )1995

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