〇ソングライター殿堂2023~シャーデー、テディー・ライリー、グロリア・エステファンら7人に決定
〇ソングライター殿堂2023~シャーデー、テディー・ライリー、グロリア・エステファンら7人に決定
【Songwriter Hall Of Fame 2023 : Teddy Riley, Sade, Gloria Estefan Among Others】
(本作・本文は約6000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ12分から6分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと20分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇ソングライター殿堂2023~テディー・ライリー、グロリア・エステファンら7人に決定
【Songwriter Hall Of Fame 2023 : Teddy Riley, Sade, Gloria Estefan Among Others】
殿堂。
音楽業界の中で、顕著な活躍を見せてソングライターを表彰する「ソングライター・ホール・オブ・フェイム(ソングライター殿堂)」の2023年分がテディー・ライリー、グロリア・エステファン、シャーデー・アデューら7人に2023年1月18日決まり、発表された。表彰式が2023年6月15日、ニューヨークのマリオット・マーキー・ホテルで行われる。同殿堂入りのノミネート資格は、作品、楽曲などが一般発売から20年以上を経ていること。
「ソングライター殿堂」は1969年、ソングライターのジョニー・マーサーと音楽出版社を経営するエイブ・オールマン、ハウイー・リッチモンドらがふだん陽の目をみないソングライターに脚光を浴びせようと始めた賞。初年度の発表(1970年)時には、一挙に118人を殿堂いりさせ、その後毎年10人前後を認定している。
前回2022年発表分では、マライア・キャリー、アイズレー・ブラザーズ、ユリズミックス、ウィリアム・ミッキー・スティーヴンソン、ネプチューンズ(ファレル、チャド・ヒューゴ)などが選出されている。2020年と2021年はコロナ禍のために発表されなかった。2017年には、ベイビーフェイス、ベリー・ゴーディーらが殿堂入りし、2016年にはナイル・ロジャーズとバーナード・エドワーズ(シック)、マーヴィン・ゲイらが、2015年には、ブルーズのウィリー・ディクソンらが殿堂入りしている。
今年は、ノン・パフォーマー(ソングライター専任、あまり人前で歌を披露しない人)で12組、パフォーマー(自身アーティストとして人前で演奏する人)として12組の候補から(下記参照)、会員の投票によって7組が選ばれた。
選ばれた7人は、次の通り。
グレン・バラード
スヌープ・ドッグ
グロリア・エステファン
ジェフ・リン(個人、エレクトリック・ライト・オーケストラのメンバー)
テディー・ライリー
リズ・ローズ
シャーデー・アデュー(個人、グループ・シャーデーのメンバー)
メインの殿堂のほかに、「ハル・デイヴィッド・スターライト・アワード」、「エイブ・オールマン・パブリシャー・アワード」、「ハウイー・リッチモンド・ヒットメイカー・アワード」、「ジョニー・マーサー・アワード」、楽曲に与える賞などもある。また奨学金も出している。
現在のこの組織のトップはナイル・ロジャーズ。「ソングライターが曲を書かなければ、その曲は生まれず、なにも文化に影響を与えない。ソングライターが作る曲は、すべての原点」といったニュアンスのコメントをしている。
ノミネート全リストはこちら。これら24組(人)から7組が殿堂いりした。ソングライター・チームの場合複数人で殿堂入りすることもある。
【Performing Songwriters 】
Bryan Adams – “(Everything I Do) I Do It for You,” “Heaven,” “All for Love,” “Have You Ever Really Loved a Woman?,” “Summer of ‘69”
Clem Burke / Debbie Harry / Chris Stein (p/k/a Blondie) – “Call Me,” “Heart of Glass,” “Rapture,” “One Way or Another,” “Sunday Girl”
殿堂入り Calvin Broadus Jr. (p/k/a Snoop Dogg) – “Drop It Like It’s Hot,” “Nuthin’ But A “G” Thang,” “Young, Wild & Free,” “Gin & Juice,” “Next Episode”
Tom Johnston / Michael McDonald / Patrick Simmons (p/k/a The Doobie Brothers) – “Listen to the Music,” “Long Train Running,” “What a Fool Believes,” “China Grove,” “Black Water”
殿堂入り Gloria Estefan – “Anything for You,” “Don’t Wanna Lose You,” “Words Get in the Way,” “Rhythm Is Gonna Get You,” “Let’s Get Loud”
Vince Gill – “Go Rest High on That Mountain,” “When I Call Your Name,” “I Still Believe in You,” “Don’t Let Our Love Start Slippin’ Away,” “Whenever You Come Around”
Ann Wilson / Nancy Wilson (p/k/a Heart) – “Barracuda,” “Crazy on You,” “Dog and Butterfly,” “Straight On,” “Even It Up”
殿堂入り Jeff Lynne (ELO – Electric Light Orchestra) – “Mr. Blue Sky,” “Don’t Bring Me Down,” “Evil Woman,” “Livin’ Thing,” “Telephone Line”
Bill Berry / Peter Buck / Mike Mills / Michael Stipe (p/k/a REM) – “Losing My Religion,” “Everybody Hurts,” “It’s the End of the World As We Know It (And I Feel Fine),” “Radio Free Europe,” “The One I Love”
殿堂入り Sade Adu (p/k/a Sade) – “Smooth Operator,” “No Ordinary Love,” “The Sweetest Taboo,” “By Your Side,” “Is It a Crime”
Patti Smith – “Because the Night,” “Redondo Beach,” “Dancing Barefoot,” “Frederick,” “People Have Power”
Steve Winwood – “Higher Love,” “Gimme Some Lovin’,” “I’m A Man,” “Valerie.” “Roll With It”
【Non-Performing Songwriters】
Lynn Ahrens / Stephen Flaherty – “Journey to the Past” (Anastasia), “Once Upon a December” (Anastasia), “At the Beginning,” “Wheels of a Dream” (Ragtime), “Make Them Hear You” (Ragtime)
殿堂入り Glen Ballard – “Man in the Mirror,” “You Oughta Know, “Hold On,” “The Voice Within,” “The Space Between”
Dean Dillon – “Tennessee Whiskey,” “Ocean Front Property,” “Here for a Good Time,” “The Chair,” “I’m Alive”
Franne Golde – “Nightshift,” “Dreaming of You,” “Don’t Look Any Further,” “Don’t You Want Me,” “Stickwitu”
Bobby Hart / Tommy Boyce – “Last Train To Clarksville,” “(I’m Not Your) Steppin’ Stone,” “Come a Little Bit Closer,” “(Theme From) The Monkees,” “I Wonder What She’s Doing Tonight”
Sandy Linzer / Denny Randell – “Working My Way Back to You,” “Let’s Hang On,” “Lover’s Concerto,” “Native New Yorker,” “Opus 17 (Don’t Worry ‘Bout Me)”
Roger Nichols – “We’ve Only Just Begun,” “Rainy Days and Mondays,” “I Won’t Last a Day Without You,” “Out in the Country,” “Times of Your Life”
Dan Penn / Spooner Oldham – “I’m Your Puppet,” “It Tears Me Up,” “Cry Like a Baby,” “Sweet Inspiration,” “A Woman Left Lonely”
Dean Pitchford – “Footloose,” “Fame,” Holding Out for a Hero,” “All The Man That I Need,” “Let’s Hear it for the Boy”
殿堂入り Teddy Riley – “Make It Last Forever,” “I Want Her,” “Just Got Paid,” “I Like,” “My Prerogative”
殿堂入り Liz Rose – “You Belong With Me,” “Crazy Girl,” “Girl Crush,” “All Too Well,” “White Horse”
Tom Snow – “He’s So Shy,” “Let’s Hear It for the Boy,” “Dreaming of You,” “Don’t Know Much,” “After All”
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