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〇 「ファンキー社長」さんが初展示会、2020年9月5日(土)6日(日)浅草で

〇 「ファンキー社長」さんが初展示会、2020年9月5日(土)6日(日)浅草で

【F__kinJay’s First Ever Exhibition On September 5 & 6, 2020 At Kotoku】

展示会。

(本作・本文は約6000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、12分から6分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと20分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇 ファンキーなイラストでおなじみ「ファンキー社長」さんが初展示会、2020年9月5日(土)6日(日)浅草で

【F__kinJay’s First Ever Exhibition On September 5 & 6, 2020 At Taito-ku】

展示会。

ジェームス・ブラウンをはじめとするファンク系アーティストたちのイラストを描いて注目されているイラストレーター、「ファンキー社長」(別名ファッキンジェイ)が初の展示会を2020年9月5日(土)と6日(日)に台東区浅草にある「サウンド・マーケット・ピュアーズ」で行う。入場料無料。これまでに描いてきたイラストのデジタル原画をプリントアウトしたものを約80点ほどを展示する。

ブログ ファンキー社長トップ ディアンジェロ

当日は展示されたマンガと同じものをまとめた手作りのZINE(ジン=小冊子)、イラストのキャンバス、オリジナルのTシャツ、バッグ、キャップのほか、少ないものニューヨーク土産もあるとのこと。なお、オリジナル・グッズは店頭販売ではなく、店頭に並んだサンプル品を見てもらい気に入ったら予約してもらう受注販売の形態になる予定。

ファンキンジェイ個展 チラシ画像 20200824 表

ファンキンジェイ個展 チラシ画像 20200824 ura


ファンキー社長さんは、二日とも会場にいる。また、時間は未定だが、DJもやるという。ジェームス・ブラウンをはじめとするファンク・セットをプレイする。

この会場は元々は「サウンド・バー・ピュアーズ」2014年8月に開店しクラブ営業をし、下町のアングラだったが、このコロナ禍のために業態を変え「サウンド・マーケット・ピュアーズ」として、物販や昼営業にシフトした。

会場のサイト(コロナ禍前)


https://www.tokyo-club.net/sound-bar-pures/

今回のディラ・グルーヴとのコラボだが、ディラ・グルーヴとは、2016年からこの浅草サウンド・バー・ピュアーズで始まったDJメインのクラブ・イヴェント。当初は、Jディラが影響を受けた、あるいは、影響を与えた楽曲を中心に選曲したグルーヴィーかつチルに大人の空間を創造するイヴェントだったが、現在はさらに幅広いものになっているという。出演するDJは下町在住のDJたちが中心で、おちついて楽しめる感じの雰囲気だという。コロナ禍以降は今回のようなポップアップ・ショップとのコラボレーションも始めた。

「ファンキー社長」のツイッター


https://twitter.com/f__kinJay

「ファンキー社長」のウェッブ


https://funky-president.com/

会場のウェッブ


https://pures.thebase.in/

イヴェント概要

タイトル ファンキー社長のファンクマンガExihition ディラ・グルーヴとのコラボ
日時 2020年9月5日(土)、6日(日)13時~21時
会場 サウンド・マーケット・ピュアーズ (Sound Market Pure’s)
東京都台東区西浅草2-10-11 地下1階 (銀座線・浅草線・浅草駅から徒歩10分)
展示/DJ ファンキー社長、ディラ・グルーヴ
入場料 無料

当日は両日とも、ファンキー社長も在廊する。

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ファンキー社長とは? かつてインタヴューしたもの。(2015年)

★◇マンガ『ファンキー社長』~ジェームス・ブラウンを描く(パート1)
2015年05月25日(月)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12029305385.html

マンガ『ファンキー社長』~ジェームス・ブラウンを描く(パート1)

【Cartoon “Funky President”】

ファンキー社長。

いよいよ2015年5月30日(土)ジェームス・ブラウンの自伝映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男』(原題 Get On Up)が日本公開されるが、ひょんなご縁でジェームス・ブラウンのおもしろい作品を紹介された。

新宿のソウルバー「ストーン」などでイヴェントを展開している矢島さんのスタッフ、五十嵐さんから、アベさん(筆名:ファッキン・ジェイ Fuckin’ Jay)と言う方がジェームス・ブラウンのマンガを書いていて面白いので送る、とのこと。まあ、4コマ・マンガといっていいのだと思うのだが、ときによって、コマ数は4コマに限らないので、数コマ・マンガか。(笑)

ジェームス・ブラウンを主人公にする発想がなかなかおもしろいので、ぜひソウル・サーチン・ブログ読者にもご紹介したい。

「ファンキー社長」は、もちろん、ジェームス・ブラウンのヒット「ファンキー・プレジデント」からのもの。これをネットの自身のホームページに定期的にアップしている。第一話は2015年5月6日に公開され、2015年5月24日現在、第12話まで公開されている。

http://funky-president.com/

ミスター・ブラウンの雰囲気をうまくつかんでいて、とてもおもしろい。

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アベさんは1984年(昭和59年)1月生まれ、現在31歳。

元々、こうした黒いものは聞いていなかった。ロックやJポップを聞いていたが、あるとき、ヒップ・ホップからその元ネタであるファンク、ジェームス・ブラウンを知り、その周辺の音楽に興味を持ち、古いレコードを集めたり、本や資料を読むようになったという。

「ファンキー社長」第一話 (2015年5月6日アップ)

http://funky-president.com/manga/001

アベさんはこれをA6サイズ8ページ・カラー印刷の小冊子にした。なんと自費で1万8千円かけて500部刷り、友人などで好きそうな人に無料で配っている、という。

現在、小冊子は次の所などに置いてあり、無料で配布している。他にも設置場所が増えています。

・大久保 Stone(ソウルバー)
・吉祥寺 Rice’n’Ribs(ソウルバー)
・吉祥寺 プラザ(吉祥寺で唯一伝記映画を公開する映画館です)
・吉祥寺 Maintent(絵本の古本屋)
・吉祥寺 ハモター酒場 (立ち飲み店)
・西荻窪 椿(酒場)
・中野 でことらんど(ブロードウェイの雑貨店)
・青森 Record Mann Good(レコード店)
・青森 Chantloose(カレー店)

映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男』とあわせてこのマンガを読むと、おもしろいかもしれない。

最新情報のツイッターはこちら


https://twitter.com/f__kinJay


新しいエピソードがアップされると情報がでます

James Brown – Funky President


https://www.youtube.com/watch?v=7vxMwHZf5jc

(この項続く。明日は、アベさんがブラウンに興味をもったきっかけなど、インタヴューをご紹介します)

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マンガ『ファンキー社長』~ジェームス・ブラウンを描く~作者インタヴュー(パート2)
2015年05月26日(火) 

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12029307790.html

★◇マンガ『ファンキー社長』~ジェームス・ブラウンを描く~作者インタヴュー(パート2)

【Cartoon “Funky President” About The Author】

ファンキー社長。

『ファンキー社長』の生みの親、アベさんに話を聞いた。(インタヴューはメールでのやりとり)

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きっかけ。

---まずはどういうきっかけでジェームス・ブラウンを主人公にした漫画を書き始めたのか教えてください。

アベ 6年ほど前(2009年、25歳)に、初めてジェームス・ブラウン氏を題材にした3ページマンガを描きました。

「男がソウル・フード(ラーメン)を食べるとソウルがみなぎってセックス・マシーンになって夜を愉しむ」というあまりに低俗なネタを寝る前にふと思いつき、その夜のうちに勢いで描き上げて印刷まで進めたものです。

あまりに酷い内容なので今はなかなか人に見せられませんが、その頃はジェームス・ブラウン氏の知識もほとんどなく、「ヴィジュアルのインパクトが強烈だったから」とか「なんとなくファンクに魅力を感じていた」とか、そんな感覚でブラウン氏を題材にしました。

その後6年間で、同じようなマンガを計7種ほど印刷しました。当時は身内に配ったりという程度で、ウェッブは全く使っていませんでした。内容も私の嗜好100%で、読んだ方には散々な評判だったのですが、それで満足していました。

27歳(2011年)頃からどんどんブラウン氏の音楽に惹かれていきました。自伝や雑誌の特集記事なども読み、音楽だけでなくその人間性に惹きこまれました。

このブラウン氏のカッコよさをもっと読みやすいマンガにして、もっと多くの人に知ってもらえるように描いてみようかなと思うようになりました。

アイデアを練っている時に出てきた「ジェームス・ブラウン氏の一座もまさにブラック企業だな~」という少し不謹慎な思いつきを膨らませて、今のファンキー社長の設定に至りました。

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好きな曲。

---ミスター・ブラウンのレコード、作品で個人的に好きな曲はなんですか。 2-3曲あげてください

アベ いざ振り返ると、2~3曲に絞るのはとても大変でしたが、一番好きなのは「パパズ・ガッタ・ア・ブランニュー・バッグ」(1965年)です。1970年以降のファンクよりもこの時期の曲のほうがファンクを感じることができて、好きですね。1960年代の曲の中でもこの曲は特にホーンとギターが最高にカッコイイです。タイトルが『新しいやり方を持ってきた』と意訳されるというのを聞き、そこでもシビれました。

数年前に渋谷で開催された「トーク・イナフ」というジェームス・ブラウン勉強会のイヴェントに行き、そこでオーサカ=モノレールの中田さんがこの曲を用いてブラウンの音楽を解説していたのが印象深かったというのもあります。


https://www.youtube.com/watch?v=SV95pdw3pDw

次にアルバムとしての『セイ・イット・ラウド、アイム・ブラック・アンド・アイム・プラウド』(1969年)です。当時、アメリカ黒人史をサラッとかじっていたのでこのアルバムとしても、楽曲としては強烈にインパクトがありました。その後、サビの子どもの声の中には白人もいると聞いて笑ってしまいましたが。他の曲と比べて音数が少ないのでしょうか、独特のシンプルさのようなものがあって癖になる曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=9bJA6W9CqvE

最後に「ゲタップ・ゲット・イントゥ・イット・アンド・ゲット・インヴォールヴド」(1971年)です。オリジナル盤ではありませんが、確か初めて買ったブラウン氏のレコードです。この曲をサンプリングしたビッグ・ダディ・ケインの「セット・イット・オフ」(1988年)が好きだったのが、買ったキッカケだったと思います。

この曲はすごく尺が長く、ずっと1ループと思いきや中盤でギターやホーンのリフ(?)が入りまた元のループに戻るという極端な展開が天才的で最高にカッコイイです。たぶんクラブなどで酔って聴いたら多幸感で悶絶するだろうなと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=SYrXdkKQTeE

https://www.youtube.com/watch?v=SYrXdkKQTeE

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キングギドラ。

---ジェームス・ブラウンのライヴは見たことがありますか? あれば、いつ?

アベ 残念ながらありません。ジェームス・ブラウン氏をちゃんとマジメに聴いたのは、お亡くなりになったずいぶん後です。私はこんなマンガ描いている割に音楽に疎く、本当に悔やまれました。

余談ですが、『ライヴ・アルバム』は1971年オリンピアのものが一番好きです(ベタですが)。迫力がケタ違いに感じられます。

https://www.youtube.com/watch?v=E2OOmrs8aYo

---初めて聴いた「セックス・マシーン」「ファンキー・ドラマー」は、いつ、どこで、どのような状況で聴いたか覚えていますか? 

アベ 確か18歳くらいのとき(2002年頃)、大好きだったキングギドラの曲でKダブシャイン氏が「もう一度ジェームス・ブラウンから聴け」とラップしておりそのとき私がKダブ氏に傾倒していたので素直に聴いた、というのが初でした。私が中学・高校の頃は日本語ラップ全盛で、私も18歳になる頃にようやく日本語ラップを聴き、当時はジェームス・ブラウン=ファンクの生みの親というようなことすら知りませんでした。

ツタヤでジェームス・ブラウン氏のベスト盤(何だったかは忘れました)のCDを借りて「セックス・マシーン」を聴きましたが、正直当時はまるで理解できませんでした。「盛り上がってきたな、もうすぐサビだな」と思って聴いていたら、同じループに戻ったのでけっこう衝撃を受けたような記憶があります。

https://www.youtube.com/watch?v=1UzZUfFUnxY

「ファンキー・ドラマー」も同じようにツタヤで借りて聴いたと思います。こちらは「セックス・マシーン」よりも好んで聴けましたが、ハマるほどではありませんでした。「ああ、確かにここのブレイクがよくサンプリングされてるんだな。でも何でそんなたくさんのラッパーに使われたのかな」くらいの印象でした。

https://www.youtube.com/watch?v=AoQ4AtsFWVM

そこからディスコ、ダンス・クラシック、Pファンクなどを経てジェームス・ブラウン氏を再び聴き、あまりのカッコよさに衝撃を受け、いわば再発見し、過去の自分を恨みました。(笑) そこから積極的に聴くようになって現在に至ります。

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魅力。

--- アベさんにとって、ミスター・ブラウンの最大の魅力、「俺はブラウンのここに魅かれる」というポイントはどこでしょうか。

アベ 楽曲面では、他のバンドには無い緊張感、タイトさ。ブラウン氏の絶対的な統制力がそうさせているのか、あの独特の息が詰まるようなリズムが最高です。

ただ、私が最も魅力を感じているのは音楽性よりもその生き様や考え方、実行力などです。壮絶な貧困に生まれた南部の黒人という境遇でも決して屈しない。自分の判断に100%頼り切る、それでいて油断しない、前例に従わない、果敢に挑戦する、成功の何倍も失敗や挫折を繰り返している、それでも諦めない。アポロで従業員にタキシードを着せた話とか、前例のなかったライヴ盤を定番化させた話とか。私は会社員なのですが、こうしたビジネスに対するブラウン氏のスタンスは今の自分にとって尊敬すべき鑑ですし、多くのビジネスマンにとってもそうだと考えています。

「ビル・ゲイツやスティーヴ・ジョブズよりジェームス・ブラウンだろ!」とか「ドラッカー読むヒマあったらジェームス・ブラウンの自伝読め!」みたいな感じです。

チャドウィック・ボーズマンを見習い、2017年までにスプリットができる体を目指し、半年前からストレッチを継続しています。

---ありがとうございました。

というわけで、『ファンキー社長』作者のインタヴューでした。ジェームス・ブラウンによって、ちょっと人生を変えられた一人の人物をご紹介しました。

ENT>CARTOON>Funky President
ENT>CARTOON> Fuckin’ Jay


■ファンキー社長・過去関連記事

罰金箱~ファンキー社長の新作登場
2018年06月13日(水)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12383080957.html

ファンキー社長1話から10話、まとめ読み


http://funky-president.com/001-010/

『今日から使えるヒップホップ用語集』に『ファンキー・プレジデント』のイラスト
2017年10月07日(土)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12315757988.html

(上記転載の記事2本↓)

マンガ『ファンキー社長』~ジェームス・ブラウンを描く(パート1)
2015年05月25日(月)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12029305385.html

マンガ『ファンキー社長』~ジェームス・ブラウンを描く~作者インタヴュー(パート2)
2015年05月26日(火)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12029307790.html
ファンキー社長・作者のインタヴューです。


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