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●ロニー・ウィルソン、ギャップ・バンド創始者、73歳で死去~チャーリー一人に


●ロニー・ウィルソン、ギャップ・バンド創始者、73歳で死去~チャーリー一人に

【Ronnie Wilson Dies At 73: 1/3 of Gap Band】

訃報。


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●ロニー・ウィルソン、ギャップ・バンド創始者、73歳で死去~チャーリー一人に

【Ronnie Wilson Dies At 73: 1/3 of Gap Band 】

訃報。

ロニー・ウィルソン Ronnie Wilson ギャップ・バンドのウィルソン3兄弟の長男で、ソロ・シンガーとして活躍するチャーリー・ウィルソンの兄が、2021年11月2日オクラホマ州タルサの自宅で妻に看取られながら死去した。73歳。先週、脳卒中を発症。意識がなく、戻らないまま旅立ったという。ロニーはこれまでにも何度か脳卒中になっていた。

https://bit.ly/3byd8Yo 

3人組のギャップ・バンドは3男のロバートも死去しておりついに2男チャーリーだけになった。

ウィルソン兄弟は、オクラホマ州タルサ生まれ。父親は同地で教会の牧師。3人の子供たちはそこで厳格に育てられ、ゴスペルの洗礼を受けた。そして、この3兄弟によって、1967年ごろ、グループが結成された。当初はウィルソン兄弟、さらに、グリーンウッド・アーチャー・パイン・バンドと名乗って活動を始めた。このグループ名は地元タルサにある3つのストリートの名前を取ったもの。さらにこれではグループ名が長すぎるということで、3つの単語の頭文字を取ってGAPバンドとした。

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1972年、同じタルサ出身の先輩ミュージシャンでもあるリオン・ラッセルが設立したシェルター・レコードからアルバム・デビュー。その後、タトゥー・レコードを経て、1978年、ロスの有力プロデューサー、ロニー・シモンズの力を得てマーキュリーと契約。「シェイク」が1979年3月からヒットし、ブレイク。以後、「バーン・ラバー」、「アーリー・イン・ザ・モーニング」、「ユー・ドロップド・ア・ボム・オン・ミー」、「アウトスタンディング」など多数のファンクヒットを輩出。しかし、彼らをマネージしていたロニー・シモンズと折り合いが悪くなり、1989年、キャピトルに移籍。その後、インディでアルバムをリリースしていた。また、途中、リード・シンガーのチャーリー・ウィルソンが1992年、MCAからソロ・デビュー。現在でも活躍を続けている。

ギャップ・バンドの作品は、ファンク作品として多くのヒップ・ホップ系アーティストからサンプリングされている。「アウトスタンディング」は、アシャンティ、ブラックストリート、Rケリー、ソウル・フォー・リアルなど多数に、「イエーニング・フォー・ラヴ」も、ア・ドライブ・コールド・クエスト、ヘヴィーD、NASなどにサンプリングされている。

ギャップ・バンドは、1988年8月、横浜のディスコ「オクソン・トラップ(Oxum Trap)」に出演のため来日、1990年7月汐留パックスシアター、1994年横浜、1995年5月日比谷野外音楽堂(『レッツ・グルーヴ』)と来日している。このほかに、リード・シンガーのチャーリー・ウィルソンがソロとして、2007年4月コットン・クラブ、2008年8月ビルボードライブに来日している。(ほかに70年代に横浜のディスコ来日説があるが、それがこのオクソン・トラップかもしれない)

1990年代に入り、真ん中のチャーリーがソロ活動、ヒット。

ロニーは数年前から心筋梗塞などを患い、体調を崩しており、実質的には引退していた。

また、彼らをスターにしたが、ウィルソン兄弟とはすでに袂を分かっていたロニー・シモンズ(Lonnie Simmons)も2019年2月に死去している。

3男ロバートの訃報→


https://amba.to/3BGuJYS 

「ソウル・トレイン」映像。赤いジャンプスーツで、一番左でキーボードを弾いているのがロニー。

https://www.youtube.com/watch?

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