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〇フレディー・ヒューズ78歳で死去~オークランド・ベースのR&Bシンガー

〇フレディー・ヒューズ死去~オークランド・ベースのR&Bシンガー

【Freddie Hughes Dies At 78】

(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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訃報。

フレディー・ヒューズ Freddie Hughes 2022年1月18日地元オークランドの病院で死去。78歳。コロナに罹患していた。1960年代からオークランド/サンフランシスコをベースに活躍したR&Bシンガー。息子のデリク・ヒューズがSNSで公表した。

https://bit.ly/3Ko979a

ハイトーンの持ち主で1968年「Send My Baby Back」(R&B20位)のヒットを出した。


https://bit.ly/3rwBIR6 

その後も地元を中心に精力的に活動を続けていた。英ケントからのコンピ→https://amzn.to/3IeBl4k 

なお加州コンプトン出身のフレッド・ヒューズと混同されるが別人。

評伝。

フレッド・W・ヒューズ Fred W. Hughes は、1943年(昭和18年)8月20日、カリフォルニア州バークリーに生まれた。その後、ウェスト・オークランドのいわゆるプロジェクト(低所得者用の賃貸住宅)に育った。幼少から姉か妹とともに近くの教会に行き歌っていた。フレッドが歌うと参加者が小銭を投げてくれたという。16歳になる直前、1959年7月、メラトーン・レコーズでマーキーツのリード・シンガーとしてレコード・デビュー。

長く地元オークランドを中心に活動。地元のグループに参加するようになった。そんな中に、カサノヴァ・セカンド、ザ・ソウル・ブラザーズ、ザ・ミュージック・シティー・ソウル・ブラザーズ、ミュージック・シティー・オール・スターズのレコーディングに参加。

1967年末、地元のスタジオで「センド・マイ・ベイビー・バック」を録音。これが地元のインディからリリースされローカル・ヒットとなり、このマスターをメジャーのニューヨークのワンド/セプター・レコーズが権利を買い上げ全米にリリース。見事なヒットとなり、1968年7月、R&Bチャートで20位、ポップ・チャートで94位を記録した。

ただ、ロスアンジェルスを本拠とするR&Bシンガー、フレッド・ヒューズとしばしば混同された。このシンガーは、ヴィー・ジェイやブランズウィックなどに録音している。

「センド・マイ・ベイビー・バック」がシングルでヒットしたので、アルバムも出た。

その後も、フレディー・ヒューズは地元を中心にライヴ活動を続けていた。

しばらく前から、息子のデリック・ヒューズが父が病院に入院していたことをSNSで報告していた。

2日前(1月21日)から葬儀費用をゴー・ファウンドで募っている。


https://www.gofundme.com/f/freddie-hughes-soul-singer?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=p_cp%20share-sheet&fbclid=IwAR21Q4a7U9oAo19jLvdzTdjD4QAvFuL5RuSTVrnda1dZTa24j4xNdCF2Ifk

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僕はたまたまその息子のデリック・ヒューズとは、やはりオークランド出身で長く日本にいたレディー・ソウル、ブレンダ・ヴォーンから紹介されて知り合った。その後彼が2013年ロバータ・フラックのバック・コーラスで来日したときに会った。そのときは父がフレディー・ヒューズだということは知らなかった。デリックも父親譲りの素晴らしいシンガーだ。

そのときのライヴ評。
ロバータ・フラック、3年ぶりの来日~自由度の高いライヴ~ダニーの影を探して
2013年12月14日(土)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11728666858.html

ロバータ・フラック~進化し続ける女神
2010年09月04日(土)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10638005227.html

ロバータ・フラック・ライヴ~マイケル・ジャクソンに捧げる
2009年07月29日(水)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10309511835.html

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