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〇『ディスコの日』~ディスコ・ビートを生み出したアール・ヤングについて


 
〇『ディスコの日』~ディスコ・ビートを生み出したアール・ヤングについて
 
【Disco Day On Line Event Featuring Legendary Drummer Early Young】
 
(本作・本文は約2000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ4分から2分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと7分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
 
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〇『ディスコの日』~ディスコ・ビートを生み出したアール・ヤングについて
 
【Disco Day On Line Event Featuring Legendary Drummer Early Young】
 
ディスコの日。
 
2022年7月22日、「ディスコの日」記念、オンライン・イヴェントが16時から23時前まで有料生配信された。
 
登場したDJは順に次の通り。
 
1600 OPENING
1605 VDJ SHU1 TOKYO
1640 転換 BREAK
1650 DJ AKIRA
1720 転換 BREAK
1730 DJ KOJI NAKAMURA
1800 転換 BREAK
1810 DJ HIYOCO
1840 転換 BREAK
1850 DJ BOSS
1920 転換 BREAK
1930 DJ TSURU本家
2000 転換 BREAK
2010 DJ SAYOKO
2040 転換 BREAK
2050 ショータイム
2105 転換 BREAK
2115 DJ 吉岡正晴
2145 転換 BREAK
2155 DJ OSSHY
2230 END
 
吉岡は21時15分から約30分の出番で、フィラデルフィア・ソウルの名ドラマーにして「ディスコ・ビートの産みの親」と言っても過言ではないアール・ヤングの歴史をかいつまんでお話しました。
 
 


(写真1)
 
 

 
こんな話をしようと思って書いていったメモをご紹介します。
 
Disco Day 2022 – The Disco Searcher’s Segment
2022/7/22
“Studying Earl Young”
 
 
今日のテーマは、ハウス・ミュージックの原点ともなったディスコ・サウンド、そのディスコ・サウンドのリズムを生み出したフィラデルフィアのドラマー、アール・ヤングのキャリアを振り返って、どのようにしてその独特のサウンドができあがったかを解明していきます。
 
++アール・ヤングの誕生 1940年生まれ、孤児の家を転々。
++電話帳や、コーヒーの缶でドラムもどきを作って叩きだす
++元々歌手志望。ドゥワップ・グループをやりたかった
++いわゆる四つ打ち Four On The Floor の誕生、そのルーツ
++オープン・ハイ・ファットの登場
++ディスコ・サウンドの確立
 
 
++プレ・ディスコのアールが叩いていた1曲の例
 
0) ★Delphonics – La La Means I Love You

 
++四つ打ちのルーツは、モータウン。
 
++いわゆるアールは、ハイハットをオープンにした、ペシャペシャいう音を生み出し、これが新しい奏法として、大変注目を集めた。 
 
たとえば、これ
 
1) ★MFSB –TSOP 1974

 
その初めてのオープン・ハイハット作品はどのあたりかとルーツを探ると、1972年のこの曲のイントロに
 
2) ★Trammps – Zing Went The String of My Heart 1972

 
 
オージェイズの「バックスタバーズ」ではまだ確立していない。
 
以後は次々とこのスタイルを発表
 
3) MFSB Love Is The Message 1974

 
そんな中でも最高傑作のひとつ。ベース、ロン・ベイカー、ギター、ノーマン・ハリス、ドラムス、アール・ヤングのベイカー・ハリス・ヤングの、最強トリオ作品
 
++ショー・ドラマーではなく、グルーヴのクリエイター
 
4) ★Harold Melvin & The Blue Notes – Bad Luck 1975

 
++このあたりまでは、ギャンブル&ハフともいい関係で仕事をしていたが、ギャンブル&ハフがあまりいい待遇をしてくれなかったので、サルソウルが始まったときに、そっちの仕事を優先するように
 
5) Double Exposure – 10% 1976

 
 
++サルソウルのカイリー兄弟は、ミュージシャンをよりファミリーとして扱い、車やダイアなど、気前よくプレゼントしてくれ、みなこっちになびくようになった。ギャンブル&ハフのほうは、しだいに彼らの次の世代、若い世代のミュージシャンを使うようになる。
 
これ、ドラマーがアール・ヤングかチャールズ・コリンズか不明
6) Salsoul Orchestra – Runaway featuring Loleatta Holloway 1977

(Earl Young or Charles Collins?)
 
たぶん、チャールズ・コリンズはアール・ヤングの奏法を真似した。
 
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■明日の『レディオ・ディスコ』緊急登板~アール・ヤングの話を
 
ということで、アール・ヤングの話は予想通り、30分の枠では収まり切らなかったので、今日(2022年7月23日)放送の『レディオ・ディスコ』で急遽、リモート出演し、話しきれなかったところを16時半頃から13分で捕捉します。
 
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アール・ヤングについては「アール・ヤング研究」として、もう少し整理してまとめます。
 
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