〇『TOKYO M.A.A.D SPIN』（J-Wave）2022年7月28日（木）深夜に60分アール・ヤング作品を選曲
〇『TOKYO M.A.A.D SPIN』2022年7月28日（木）深夜に60分アール・ヤング作品を選曲
【”TOKYO M.A.A.D SPIN” Will Feature Earl Young Groove For 60 Minutes July 28, 2022 Midnight】
（本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」（アナウンサー1分300字）だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください）
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〇『TOKYO M.A.A.D SPIN』2022年7月28日（木）深夜に60分アール・ヤング作品を選曲
【”TOKYO M.A.A.D SPIN” Will Feature Earl Young Groove For 60 Minutes July 28, 2022 Midnight】
グルーヴ。
東京のダンスミュージック・シーンにまつわるカルチャー、アート、ファッション、ニッチなニュースなどを取り上げている東京のFM局Jウェイヴの深夜帯番組「TOKYO M.A.A.D SPIN」（トウキョウ・マッド・スピン）（月曜～土曜深夜27時～29時=火曜～日曜午前3時～5時）の毎月の最終木曜日、2022年7月28日（木）深夜（ナヴィゲート＝近田春夫×小泉今日子）放送回で、約60分の選曲を吉岡正晴が担当する。
今回は、「ディスコ・ビート生みの親」、「ディスコ・グルーヴ生みの親」、ドラマー、アール・ヤングがドラムを叩いている作品を特集する。
当日の放送が聴けるラジコの直アドレス。（関東地区の方は無料。それ以外の方は、ラジコ・プレミアムを契約すれば日本中で聴取可）
番組サイト
ナヴィゲーターは日替わりで登場。
月曜はNAZWA!（Watusi + Naz Chris）、
火曜は高木 完、
水曜はDJ JIN（RHYMESTER）、WREPと連動、
木曜はKO KIMURA、
最終木曜・近田春夫×小泉今日子
金曜はEXILE MAKIDAI&DJ DARUMA from PKCZ® /Tokyo Community Radio」と連動、
土曜はDJ KAORI / ☆Taku Takahashiが主宰する「block.fm」と連動。
■番組概要
番組名 東京マッドスピン
放送局 Jウェイヴ 81.3mhz
方法日 2022年7月28日（木）27時～29時（29日午前3時～5時）
出演 近田春夫・小泉今日子
ラジコ https://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20220729030000
（放送から一週間聴取可）
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■ディスコ・グルーヴの生みの親～アール・ヤング
アール・ヤングは1940年6月2日フィラデルフィア生まれ。両親がおらず、フォスター・ファミリーに育てられた。幼少の頃から音楽に興味を示し、家にある電話帳やコーヒーの空き缶などをドラムキットに見立てて、ドラムの練習をしたり、歌を歌ったりしていた。当初は、ヴォーカル・グループで歌いたいと思っていた。
1960年代に入ってから地元の名門ライヴ劇場、アップタウン・シアター（ニューヨークのアポロ劇場のような存在のブラック・ミュージックの殿堂）に出入りするようになり、そんなとき、有名アーティストのバンドのドラマーが、ライヴに穴をあけるときに急遽ピンチヒッターではいったことを機に、アップタイン・シアターでちょくちょくドラムスを叩くようになる。ちょうどそこではサム・リード・オーケストラというハコバンドがいて、アール・ヤングはそのハコバンドのメンバーに誘われる。
そのうち同地のプロデューサーらからもレコーディングに誘われるようになり、ケニー・ギャンブル、レオン・ハフ、あるいは、トム・ベルらからセッションがあると声がかかるようになった。
初期のスタジオ・セッションで残っているのは、デルフォニックスの「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」、「ディドント・ウィ」などがある。
ギャンブル＆ハフがてがけたウィルソン・ピケット、ジョー・サイモンなどのレコーディングにも参加。またトム・ベルのレコーディングにも参加。
そんな中、彼らはアール・ヤングが友人を誘って作ったヴォーカル・グループ、トランプスがブッダ・レコーズからデビュー。デビュー曲「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オブ・マイ・ハート」のシングルが1972年ヒット。以後、トランプスのメンバーとして、またドラマーとして多数のレコーディングに参加するようになった。
特に1972年以降、バスドラムが4拍打ついわゆる「四つ打ち」ドラムスと、同時にハイファットを開いてパシャパシャ出す音でユニークなサウンドを生み出し、これがディスコ・サウンドの原型とも言えるものとなった。以後、この四つ打ちのドラム奏法はディスコ・サウンドのプロトタイプとなり、大流行。アール・ヤング以外のドラマーを真似することになり、多数のアール・ヤング風ドラム・サウンドが広がった。
特にMFSB（スリー・ディグリーズ）の「TSOP」はハロルド・メルヴィン＆ブルーノーツの「バッド・ラック」。「ザ・ラヴ・アイ・ロスト」などのドラム・サウンドがアール・ヤングのドラム・スタイルを決定付けたものになった。
一方、自身ベース・ヴォーカルも担当したトランプスは1976年12月にリリースされた「ディスコ・インフェルノ」はディスコでもヒットしたが、のちに1977年映画『サタデイ・ナイト・フィーバー』でも使われ、サントラにも収録され、これがグラミー賞を獲得した。
同じく同地のギタリスト、ノーマン・ハリス、ベース奏者のロン・ベイカーと「ベイカー・ハリス・ヤング」のプロデューサー・ユニットを作り、数多くのプロデュースをてがけ、一時期「フィラデルフィア・サウンド」の隆盛の一翼を担った。
トランプスは1980年代に入って実質的に解散したが、アール・ヤングは現在でも現役で「トランプス・フィーチャリング・アール・ヤング」のグループ名で活躍している。
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ざっとアール・ヤングのものを選んだら、だいたい3時間くらいになってしまったので、そこから選んで1時間くらいにする予定。
題して、彼のキャッチ・フレーズでもある「アール・ヤング・ドラム・グルーヴ」。お楽しみに。
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