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〇 チック・コリアのグループ内でプレイするミュージシャンのための「安っぽいけど、良きアドヴァイス」16か条

〇 チック・コリアのグループ内でプレイするミュージシャンのための「安っぽいけど、良きアドヴァイス」16か条


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(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇 チック・コリアのグループ内でプレイするミュージシャンのための「安っぽいけど、良きアドヴァイス」16か条

【Chick Corea’s Cheap But Good Advice For Playing Music In A Group】

アドヴァイス。

先日急逝したチック・コーリアが残した「グッド・アドヴァイス」というメモがスペインのドラマー、マーク・アイザのSNSにでていたので、それを僕もツイートしたら、大変な反響がきた。その時点ではちょっと訳すのは大変だなとおもっていたのだが、これをみた方が簡単に訳してツイートしてくれたので、それをリツイート。反応があまりに大きかったので、僕もちゃんと訳すことにした。(笑) マークによれば、これは長く流布されていたもののようで、彼自身も何度かポストしていたという。ひじょうに有益なアドヴァイスなので、今回も投稿したという。


チック・コリア 2

そこで調べてみたら、1985年4月22日チック・コーリアがボストンのバークリー音楽院での約2時間におよぶ特別講義の中で配られたタイプによるメモだという。教室のドアの所にこれが置かれ、自由に持ち帰ることができ、そのうちの一枚がネットに流れたようだ。

このクラスではロックやジャズに傾注するミュージシャンたちに、もっとも重要なことは、自身が好きな音楽(方向性)とそれをどう組み込んでいくかを知ることだと言っている。

バークリーを1959年に卒業したチック・コーリアは、さらに、「テクニック(技術)自体はもっとも重要なことではない。みなさんは(バークリーの生徒だから)すべてそうしたものはご存じだ。その習得したテクニックをうまく使えばいい。もっと重要なことは、どのテクニックをどのタイミングで使うか決断することだ、と教える。

この16か条は、ミュージシャンのみならず、さまざまなクリエイティヴなアーティストに変幻自在に応用できるようだ。

これは、文章を書くとき、絵を描くとき、演技するとき、料理をつくるとき、なにかスポーツやゲームをするとき、クリエイティヴな何かをするとき、全般に応用できると思う。すばらしい。

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チックがタイプしたメモ、そして、その訳、以下に。

「グループ内でプレイするミュージシャンのための安っぽいけど、良きアドヴァイス」16か条

1. Play only what you hear.
2. If you don’t hear anything, don’t play anything.
3. Don’t let your fingers and limbs just wander—place them intentionally.
4. Don’t improvise on endlessly—play something with intention, develop it or not, but then end off, take a break.
5. Leave space—create space—intentionally create places where you don’t play.
6. Make your sound blend. Listen to your sound and adjust it to the rest of the band and the room.
7. If you play more than one instrument at a time—like a drum kit or multiple keyboards—make sure that they are balanced with one another.
8. Don’t make any of your music mechanically or just through patterns of habit. Create each sound, phrase, and piece with choice—deliberately.
9. Guide your choice of what to play by what you like-not by what someone else will think.
10. Use contrast and balance the elements : high/low, fast/slow, loud/soft, tense/relaxed, dense/sparse.
11. Play to make the other musicians sound good. Play things that will make the overall music sound good.
12. Play with a relaxed body. Always release whatever tension you create.
13. Create space—begin, develop, and end phrases with intention.
14. Never neat or pound your instrument—play it easily and gracefully.
15. Create space—then place something in it.
16. Use mimicry sparsely—mostly create phrases that contrast with and develop the phrases of the other players.

(約240ワード)

チックコリア、アドヴァイスペーパーメモ Marc Ayzaから

1. 聴いたものだけをプレイしろ
2.  もし何も聴こえてこなければ、プレイするな
3.  指や手足をぶらつかせるな。常に(指や手足に)意識・目的を持て
4.  きりなく即興をするな。つねに、意識・目的を持って何かをプレイしろ、その即興を発展させるにせよ、しないにせよ、(意識がなければ)終われ、そして休みを取れ
5.  スペース(空間、間)を残しておけ、そのスペースを作り出せ、意識・目的をもってプレイしない場所を作れ
6. 自分の音を、他者と融合せよ、自身の音をよく聴け、そして、バンドの他のメンバーの音とその部屋の音に微調整せよ
7.  同時に複数の楽器をプレイするとき、たとえばドラム・キットや複数のキーボード、それぞれの(楽器のサウンドの)バランスを必ず取れ
8.  自身の音楽を決して(無意識に)機械的に作るな、自身の癖のパターンから作るな。それぞれの音、フレーズ、部分を意図的に慎重に作り出せ
9.  他の者が好きであろうものをプレイせず、自身の好きなものをプレイすることに進め
10.  様々な要素のコントラスト(明暗、強弱)とバランスをうまく取れ。その要素とは、高い音/低い音、(テンポの)速さ/ゆっくりさ、(音の)大きさ/ソフトさ、緊張/リラックス、密度の濃さ/薄さなどだ。
11.  他のミュージシャンをよく見せるようにプレイしろ。全体のサウンドをよく鳴らすようにプレイしろ。
12.  リラックスした体でプレイしろ。緊張の元凶となるものはすべて常に解放しておけ。
13.  曲の導入部分、発展部分(途中)にスペースを作り出せ、そして、意識的にフレーズを作り出して終了せよ。
14.   自身の楽器を決して叩いたりするな。やさしく、優雅にプレイしろ
15.  スペースを作り出せ、そしてそのスペースに何かを埋め込め
16.  真似は最小限に、他のプレイヤーのフレーズを発展させ、コントラストをつけたフレーズをクリエイトしろ


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記事

Chick Corea’s CHEAP BUT GOOD ADVICE FOR PLAYING MUSIC IN A GROUP.
James T. Spartz - MA, PhD
Dec 18, 2019·2 min read


https://jtspartz.medium.com/chick-coreas-cheap-but-good-advice-for-playing-music-in-a-group-b9b52b49a96e

Corea keynote: `Play only what you hear'
April 22, 1985
By Rushworth M. Kidder : Staff writer of The Christian Science Monitor


https://www.csmonitor.com/1985/0422/lchick.html


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Soul Searchin Blog 著編吉岡正晴 Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher 講演家 音楽ジャーナリスト Music Journalist /Radio DJ specialize in Soul, R&B & more