◎グラミーあれこれ

◎グラミーあれこれ
 
【Grammy This & That】
 
（本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」（アナウンサー1分300字）だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください）
 
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◎グラミーあれこれ
 
【Grammy This & That】
 
サプライズ。
 
それにしても、サプライズの連続で、最後の４部門のところは、腰を抜かし、顎がはずれた。
 
印象に残ったのは、やはりヒップホップ50周年、スティーヴィー・ワンダー、モータウンのところ、そして、リゾ、メアリー・Ｊ・ブライジだ。
 
メアリー・Ｊは、本当に貫禄たっぷり。すごく大きくなったなあ、と感慨深かった。デビューしたての頃は、周りの男たちから、けっこう虐げられてきて、それをそこから這い上がって、今日のポジションまで来たわけだから、たいしたもの。
 
あとは、結局、ビヨンセが主要3部門取れなかったことが残念だ。
 
グラミー賞は、これはもうどうしようもないんだが、1票は絶対評価ではなく、その部門の横の候補との比較でどれにするかの相対評価だから、どうしても、一般的な思惑とずれてしまう。それに加え、依然幅を利かせている年齢層の高い業界歴40年とかのヴェテラン勢の投票の色が出やすいので、そちらよりになる。ここ10年ほどでどんどん若い会員をいれて、投票者の平均年齢を下げているようだが、正式なデータを公表していないので、あくまで推測でしかない。
 
昨日も書いたが、最低主要4部門の各10候補の投票数を実数で公表してもらいたい。
 
たとえば、ビヨンセが、２０００票くらいで、リゾが２２００票、あるいは、ハリー・スタイルズが２１００票、ボニー・レイットも２０５０票くらいだったとか。そうすれば、よくわからないモヤモヤも少しは晴れるかもしれない。
 
来年の『モーティヴ‼』で安藤さんに思い切りいじられるのを楽しみにしよう。
 
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